kudouhikaru
DOODLE第44話くんのスキアヘッドさんが癖中の癖だった。悲恋歌姫君を守るナイトがキュアウィング(彼)ならば心さえ守れなかった私は何だ
スキアヘッド
涙の上に築かれた城
我が国の城もじゃないか悲しみの城
カイゼリンアンダーグ
111スキアヘッド
涙の上に築かれた城
我が国の城もじゃないか悲しみの城
カイゼリンアンダーグ
kudouhikaru
DONE今日回が良過ぎた結果の紋まし。お題はあなたに贈る花言葉
https://shindanmaker.com/1153920
さんからお借りしました。
静かな愛 着々と、冬の足音が近付いている。それだというのに、キュアプリズムは今日もこの公園に絵を描きに足繁く通っている。
……紋田=バッタモンダーと知って尚、オレのバイト先であるキッチンカーが出店するこの公園に、彼女が顔を出す理由は何だろうか。きっと絵を描くに適した場所なんて、この公園以外にもソラシド市になら山とあるだろうにだ。
っくしゅん、と小さくくしゃみの音がした。ああもう、言わんこっちゃない。絵筆をベンチに置いて、両掌に息を吐く彼女に、オレは無言で店のマグカップを差し出した。不意に現れたカップに、彼女は驚いて顔を上げる。
「店の新作のカモミールティー。休憩がてら、試飲頼んで来いって店長が」
キュアプリズムがキッチンカーの方を見る。視線に気付いた店長が、こちらに向かってひらひらと手を振った。
474……紋田=バッタモンダーと知って尚、オレのバイト先であるキッチンカーが出店するこの公園に、彼女が顔を出す理由は何だろうか。きっと絵を描くに適した場所なんて、この公園以外にもソラシド市になら山とあるだろうにだ。
っくしゅん、と小さくくしゃみの音がした。ああもう、言わんこっちゃない。絵筆をベンチに置いて、両掌に息を吐く彼女に、オレは無言で店のマグカップを差し出した。不意に現れたカップに、彼女は驚いて顔を上げる。
「店の新作のカモミールティー。休憩がてら、試飲頼んで来いって店長が」
キュアプリズムがキッチンカーの方を見る。視線に気付いた店長が、こちらに向かってひらひらと手を振った。