つーさん
DONEオウィちゃんの誕生日ネタ。騒々しい仲間達からのお祝いで疲れたオウィちゃんに、ゆっくり出来る時間をくれるドルフさんの話。
祝福の代わりに、静かな時間を(ドルオウ) オウィちゃんの誕生日だー!と騒ぐミツキを中心とした仲間達に盛大にお祝いをされまくった当人は、そろりと騒ぐ皆の輪から抜け出していた。食堂を貸し切っての大騒ぎは、いつの間にか主賓をそっちのけで盛り上がりを見せている。
皆の好意はありがたかったが、元来騒ぎ立てるのが得意では無いオウィとしては、気疲れを起こしてしまったのだ。祝いの品も、祝いの言葉も、祝いの料理も、もう十分に堪能した。これ以上は腹一杯だった。
さっさと自室に引き上げてしまおうと思ったオウィは、目の前の人影に顔を歪めた。また掴まるのかと言いたげに。
「おいおい、人の顔を見た瞬間に嫌そうな顔をするんじゃねぇよ、軍師殿」
「てっきり貴方は酒を飲んでいると思っていたんですが」
1102皆の好意はありがたかったが、元来騒ぎ立てるのが得意では無いオウィとしては、気疲れを起こしてしまったのだ。祝いの品も、祝いの言葉も、祝いの料理も、もう十分に堪能した。これ以上は腹一杯だった。
さっさと自室に引き上げてしまおうと思ったオウィは、目の前の人影に顔を歪めた。また掴まるのかと言いたげに。
「おいおい、人の顔を見た瞬間に嫌そうな顔をするんじゃねぇよ、軍師殿」
「てっきり貴方は酒を飲んでいると思っていたんですが」
つーさん
DONE黄昏アナザーを経て以心伝心熟年夫婦みたいになってるドルオウと、初めて知った一部面々の衝撃の話。ただ、ドルオウだけど、何か距離感というか連携がバグってるだけで付き合ってない二人です。まだ。
ドルオウ小ネタ1 方舟という異空間の拠点を手に入れているとはいえ、皆それぞれの世界での生活基盤が存在する。ピスキス傭兵団も例外ではなく、ドルフやミツキ、リズは方舟に身を寄せてはいるが、そこでの物資の調達などは黄昏の世界と呼ばれる彼らの故郷で行っている。
ピスキス傭兵団と共にいるのは、かつてレジスンタスと呼ばれた面々だ。フォルカーを頭とする彼らは、何だかんだでピスキスの防衛にも一枚噛んでいるので、今や共闘する仲間である。第一、フォルカーやシャルロッテ、セリカが方舟に縁があるので、今更だった。
今後の対策を考えながら打ち合わせをしている傭兵団とレジスタンスの元へ、オウィが歩いてくる。名目上は傭兵団に協力している軍師という立ち位置である彼は、厳密には傭兵団の一員ではない。逆にその立場だからこそ、領主であるベルノルト側の意見も簡単に手に入れることが出来るので、本人は満足しているらしい。
2015ピスキス傭兵団と共にいるのは、かつてレジスンタスと呼ばれた面々だ。フォルカーを頭とする彼らは、何だかんだでピスキスの防衛にも一枚噛んでいるので、今や共闘する仲間である。第一、フォルカーやシャルロッテ、セリカが方舟に縁があるので、今更だった。
今後の対策を考えながら打ち合わせをしている傭兵団とレジスタンスの元へ、オウィが歩いてくる。名目上は傭兵団に協力している軍師という立ち位置である彼は、厳密には傭兵団の一員ではない。逆にその立場だからこそ、領主であるベルノルト側の意見も簡単に手に入れることが出来るので、本人は満足しているらしい。