akiajisigh
DONEニートカラ一(一奈?)※某有名愛のシンガーソングライター様の曲から書いたものですが、原型は無いです。
タイトルと冒頭2行で何の歌かは分かる方には分かるはず。
こりゃまずいと思ったら回避願います。
※前編は一奈ちゃん視点、一松のキャラと一人称が崩壊してます。
※後編が前編の雰囲気をぶち壊す、カラ松視点の解説編。
※Twitterで前編は投稿済みです。
桜散る時前編:一奈
目蓋のうえに、あお
うすい唇には、あか
色づいて
偽って
着飾った
装った
わたしを
おれを
見つけて
忘れて
*¨*•.。*・゚•*¨*•.。*・゚•*¨*•.。
桜舞い散る中、肩を並べて歩く。
横を見れば、同じ高さの黒い肩、黒い髪、こちらに気づいて、はにかむ顔。
見慣れた風景。
たった一週間で、見慣れてしまった風景。
一週間前。
この橋の上で、欄干にもたれる背中を見て。
待っている。
直感した。
誰を、なんて分からない。
そもそもその背中自体が誰なのかを知らない。
そんなわたしに、関係などあるはずがないのだ。
11628目蓋のうえに、あお
うすい唇には、あか
色づいて
偽って
着飾った
装った
わたしを
おれを
見つけて
忘れて
*¨*•.。*・゚•*¨*•.。*・゚•*¨*•.。
桜舞い散る中、肩を並べて歩く。
横を見れば、同じ高さの黒い肩、黒い髪、こちらに気づいて、はにかむ顔。
見慣れた風景。
たった一週間で、見慣れてしまった風景。
一週間前。
この橋の上で、欄干にもたれる背中を見て。
待っている。
直感した。
誰を、なんて分からない。
そもそもその背中自体が誰なのかを知らない。
そんなわたしに、関係などあるはずがないのだ。
samukawa_mayu_3
DONE一奈ちゃんの新作小説できました!!全年齢です。本当はもっとずっと長い話なので、第一部、完!という感じ。このオチのあとの話も形にできるといいなあ。
女体化したおれに嫉妬しています「こんな拗らせたままアイツの側にいるの嫌だし、もう猫になりたい」
実の兄、カラ松への気持ちを拗らせきって疲れたおれは、そう考えてデカパンの薬に頼ろうとした。でもそれは浅はか過ぎた。今となってはあの時の自分を叱りとばしてやりたい。
……けれど、もう後の祭りだ。
◇ ◇ ◇
「猫になる薬はないダス」
デカパン博士にはアッサリそう言われたけど、
「でも丁度いいところに来たダス!」
と、流れるように新しい美女薬の治験バイトを頼まれた。おれは常に金欠のニートだから、謝礼が出ると聞いてアッサリそれを引き受けてしまった。
名前のとおり、まるで魔法のように老若男女問わずこの薬を飲めば美女になれる。服装もデフォルトの一種類だけだけど、勝手にそれらしい服にチェンジされる。
7856実の兄、カラ松への気持ちを拗らせきって疲れたおれは、そう考えてデカパンの薬に頼ろうとした。でもそれは浅はか過ぎた。今となってはあの時の自分を叱りとばしてやりたい。
……けれど、もう後の祭りだ。
◇ ◇ ◇
「猫になる薬はないダス」
デカパン博士にはアッサリそう言われたけど、
「でも丁度いいところに来たダス!」
と、流れるように新しい美女薬の治験バイトを頼まれた。おれは常に金欠のニートだから、謝礼が出ると聞いてアッサリそれを引き受けてしまった。
名前のとおり、まるで魔法のように老若男女問わずこの薬を飲めば美女になれる。服装もデフォルトの一種類だけだけど、勝手にそれらしい服にチェンジされる。