Kan_Neko
DONE #毎月2日はO2の日幻覚・妄想・非公式です
今回のマザイの制作期間:13日(素材採取含め)
マイド式ウルス型試作品γ-02「……オツキン?何をしてるんだ?」
長年過ごしてきた相棒である氷虎ですら困惑してしまうような[[rb:約1680万色ゲーミングカラー > 輝き]]がオツキンの机の上で主張激しく煌めいている
「副産物のゲーミングキウイだ」
「俺が聞きたいのは結果ではなく因果関係なのだが」
何がどうしてこうなった
オツキンの行動にこうして頭を抱えたのは何回目だろう
最も、逆も然りであることはここにハッキリと明記しなくても仲間内では知られている暗黙の了解であり、大概氷虎もブッ飛んだことをやらかすのである
「違うんだ、いや違くはないんだが」
怪しく輝くゲーミングキウイを手袋越しに持ち上げる
「果物が輝いているのはまだいい、たまにある。だからと言ってこんな輝き出すキウイは記憶が確かなら過去数回しかなかった筈だろう」
2788長年過ごしてきた相棒である氷虎ですら困惑してしまうような[[rb:約1680万色ゲーミングカラー > 輝き]]がオツキンの机の上で主張激しく煌めいている
「副産物のゲーミングキウイだ」
「俺が聞きたいのは結果ではなく因果関係なのだが」
何がどうしてこうなった
オツキンの行動にこうして頭を抱えたのは何回目だろう
最も、逆も然りであることはここにハッキリと明記しなくても仲間内では知られている暗黙の了解であり、大概氷虎もブッ飛んだことをやらかすのである
「違うんだ、いや違くはないんだが」
怪しく輝くゲーミングキウイを手袋越しに持ち上げる
「果物が輝いているのはまだいい、たまにある。だからと言ってこんな輝き出すキウイは記憶が確かなら過去数回しかなかった筈だろう」
Kan_Neko
DONE #毎月2日はO2の日 参加小説ですこの作品に出てくるマザイは全て脳内より直で煮出している非公式・捏造設定です
改めご了承ください
ギョクト=アクアレギア「オツキン頼むっ、この通り!!!!」
「お前ってそんな頭下げられたんだな」
目の前には手を合わせたエクレアと、綺麗に清掃された器具たち
「いや別に構わないんだけどさ」
勝手知ったる様子で広げられる材料達を横目に一言
「お前、不法侵入の癖いい加減直せよ……」
じっとりとした目線で書き付けていたメモをクリップに挟み、取り合えずエクレアに体を向けた
「いやね? 今度の満月に錬成しなけりゃいけないマザイがどうしても必要なのに外せない用事が入っちゃって」
そんなことを言いつつエクレアが器具のチェックを始める
「満月ってーと、【[[rb:海底撈月 > かいていろうげつ]]】か【[[rb:滿汐 > みちしお]]のせせらぎ】あたりか? 」
2356「お前ってそんな頭下げられたんだな」
目の前には手を合わせたエクレアと、綺麗に清掃された器具たち
「いや別に構わないんだけどさ」
勝手知ったる様子で広げられる材料達を横目に一言
「お前、不法侵入の癖いい加減直せよ……」
じっとりとした目線で書き付けていたメモをクリップに挟み、取り合えずエクレアに体を向けた
「いやね? 今度の満月に錬成しなけりゃいけないマザイがどうしても必要なのに外せない用事が入っちゃって」
そんなことを言いつつエクレアが器具のチェックを始める
「満月ってーと、【[[rb:海底撈月 > かいていろうげつ]]】か【[[rb:滿汐 > みちしお]]のせせらぎ】あたりか? 」
Kan_Neko
DONE #毎月2日はO2の日夜食を食べる🧪の話
温まったからカチ、コチ、カチ、コチ
時計の音が室内に響く
先ほどまでの集中は当に掻き消えて、やけに耳に残る音だけが脳内に留まった
ずり落ちた眼球保護用の眼鏡は重く感じてマザイの染みだらけになった白衣はもう慣れた強烈な匂いを発していた
(……もう、深夜の二時か)
フ、と時計を見上げて心でぼやく
集中力が暫く帰ってきそうにない
声を出そうとした喉は掠れていた
「水、飲みてぇな……」
誰に向けるでもない水気を失った声が室内に落ちる
寝ているであろう氷虎を起こさないよう気遣いながら音を立てないようにそっと部屋のドアをスライドさせる
抜き足、差し足、忍び足
別段悪いことをしているわけでもないのに妙に心が躍った
キッチンへ赴きいつもの食器棚から透明がかった緑をしたグラスを出す
1613時計の音が室内に響く
先ほどまでの集中は当に掻き消えて、やけに耳に残る音だけが脳内に留まった
ずり落ちた眼球保護用の眼鏡は重く感じてマザイの染みだらけになった白衣はもう慣れた強烈な匂いを発していた
(……もう、深夜の二時か)
フ、と時計を見上げて心でぼやく
集中力が暫く帰ってきそうにない
声を出そうとした喉は掠れていた
「水、飲みてぇな……」
誰に向けるでもない水気を失った声が室内に落ちる
寝ているであろう氷虎を起こさないよう気遣いながら音を立てないようにそっと部屋のドアをスライドさせる
抜き足、差し足、忍び足
別段悪いことをしているわけでもないのに妙に心が躍った
キッチンへ赴きいつもの食器棚から透明がかった緑をしたグラスを出す