_Mu_00
DONE【総長の恋愛相談編】水樹side
「はい、いちごと生クリームのクレープ」
「あ、ありがと」
要に手渡されたクレープをジッと見つめる
…なんで俺、恋愛相談?なんて言ったんだろう。やっぱやめようかな
なんて今更後悔しながらクレープに口をつけた
「それで?何を相談したいの?」
「え、あ〜…えっと……」
「今更なしはダメだからね」
「うっ…」
さすがに付き合いが長いだけあって考えがバレてるか
まぁ…、要なら信用できるしこの際全部言っちまおっかな
人に相談した方が気持ちが軽くなるって言うし、決心も着くだろ。
「…その…、俺さ…好きな子が居るんだ…」
「うん、知ってる」
「……え?知ってんの?」
「知ってるよ?」
「ナンデ?!?!」
「え、だって水樹くん良く同じクラスの子の話してくれるじゃん」
1706「はい、いちごと生クリームのクレープ」
「あ、ありがと」
要に手渡されたクレープをジッと見つめる
…なんで俺、恋愛相談?なんて言ったんだろう。やっぱやめようかな
なんて今更後悔しながらクレープに口をつけた
「それで?何を相談したいの?」
「え、あ〜…えっと……」
「今更なしはダメだからね」
「うっ…」
さすがに付き合いが長いだけあって考えがバレてるか
まぁ…、要なら信用できるしこの際全部言っちまおっかな
人に相談した方が気持ちが軽くなるって言うし、決心も着くだろ。
「…その…、俺さ…好きな子が居るんだ…」
「うん、知ってる」
「……え?知ってんの?」
「知ってるよ?」
「ナンデ?!?!」
「え、だって水樹くん良く同じクラスの子の話してくれるじゃん」
_Mu_00
DONE【じゃない世界線if】「や、やめてくれ…!死にたくない!」
「…」
「死にたく」
パァンッ
部屋に響く銃声
もう聞き飽きた台詞に嫌気がさす
何十回、何百回も聞いた命乞いの台詞はまるでロボットか何かなのかと疑う程に全員同じだった。
初めて人を殺した時もそうだ
あれはいつの事だっただろう、もう何年も前の話__
「やめろ水樹…、俺達はお前の親だぞ…!」
「そ、そうよ!貴方の大切な家族でしょう?!」
「…大切な、家族?」
「そうだ!!その家族を殺すなんてあってはならない!」
「……黙れよ」
大切な家族、その言葉に吐き気すら覚えるくらいの嫌悪感を抱いた
「やめろ、し、死にたくない!」
「黙れって言ってんだろ」
机に置いてあった果物ナイフで父親の首を掻っ切った。面倒くさくなった俺は怯えた視線を向ける母親の心臓にその果物ナイフを突き刺して殺した。
2282「…」
「死にたく」
パァンッ
部屋に響く銃声
もう聞き飽きた台詞に嫌気がさす
何十回、何百回も聞いた命乞いの台詞はまるでロボットか何かなのかと疑う程に全員同じだった。
初めて人を殺した時もそうだ
あれはいつの事だっただろう、もう何年も前の話__
「やめろ水樹…、俺達はお前の親だぞ…!」
「そ、そうよ!貴方の大切な家族でしょう?!」
「…大切な、家族?」
「そうだ!!その家族を殺すなんてあってはならない!」
「……黙れよ」
大切な家族、その言葉に吐き気すら覚えるくらいの嫌悪感を抱いた
「やめろ、し、死にたくない!」
「黙れって言ってんだろ」
机に置いてあった果物ナイフで父親の首を掻っ切った。面倒くさくなった俺は怯えた視線を向ける母親の心臓にその果物ナイフを突き刺して殺した。
_Mu_00
DONE【総長迷子編】───白蛇集会所
「はぁ?!総長が行方不明?!」
あの馬鹿…と頭を抱える明道。若干胃が痛い気がするが今はそれどころではない、皆は覚えているだろうか…白蛇初代総長が極度の方向音痴で更に無自覚だと言うことを。
ここ最近は集会中大人しくしていた為その方向音痴を発揮することがなく甘く見ていた。目を離すとすぐこれだ。
「総長ならさっき腹減ったな〜って言いながらどっか行ったよ?」
「そこのコンビニに行ってくるって言ってた気が…」
「……まじ?」
あいつは何故俺に言わずに壱番隊の二人に言って行ったのか、馬鹿なのか、あぁ馬鹿だった。気のせいじゃないやっぱ胃が痛い、と今度は頭ではなくお腹を抱え始めた明道を見て彼の肩に手を置く赤石。
1978「はぁ?!総長が行方不明?!」
あの馬鹿…と頭を抱える明道。若干胃が痛い気がするが今はそれどころではない、皆は覚えているだろうか…白蛇初代総長が極度の方向音痴で更に無自覚だと言うことを。
ここ最近は集会中大人しくしていた為その方向音痴を発揮することがなく甘く見ていた。目を離すとすぐこれだ。
「総長ならさっき腹減ったな〜って言いながらどっか行ったよ?」
「そこのコンビニに行ってくるって言ってた気が…」
「……まじ?」
あいつは何故俺に言わずに壱番隊の二人に言って行ったのか、馬鹿なのか、あぁ馬鹿だった。気のせいじゃないやっぱ胃が痛い、と今度は頭ではなくお腹を抱え始めた明道を見て彼の肩に手を置く赤石。