izayoi601
PAST2021年3月に発行した艾淮学パロ本です。先生と生徒のもどかしい距離感で晋の皆と触れ合いながら過ごす二人の一年間を書いた本でした。完売して大分経ち、8月発行の鴦鍾本もこの設定で繋がっておりますので再録させて頂きます。元々晋からむそを書き始めたこともあり、色々好きカプを匂わせながら書いてました(昭充元とか覇早とか)。当時お手に取ってくださいました皆様ありがとうございました! 22izayoi601
MOURNING二年前に書いた艾淮本の番外編。現パロで定軍山の関係性を書いてみたくて、棋士淮殿の好敵手ならほせかなと試し書きしたものです。いざ書いたら艾淮が少なく、はまったばかりの超法を入れ込み過ぎ誰得なのか解らない話になってしまった…と仕舞っていましたが折角書いていたので此処にあげておきます。書いた私だけが楽しかった話(大体そう)ですがもしご興味ありましたらお暇な時にでも。
忘れ難い好敵手「…おや、大分上手になりましたね…鄧艾殿」
「いえ、当然ですが…やはり、郭淮殿はお強い」
共に過ごせる時、リビングに将棋盤を置いて愉しむのも一興。貴方と向き合うのは、人生を将棋に捧げてきた私にとり大切なものだった。勝敗はどうより、貴方のことが手に取る様に解るから。
「ふふ、けっほ…貴方の盤石に固めた差し方をするところ…とても、好きですよ」
「はは…どうも、無作為に飛び出す勇気は無く…見事に隙を突かれてしまいます」
「将棋は、性格が現れますからね」
盤の上を眺め、相手がどの様な考えかを読み解き降すのが棋士。重厚な守備と揺るぎない実直さを感じ、何時までも差して居たかった。
「今更ですが、郭淮殿は棋士として様々な方と差しておられますよね…何方か、印象深い方はいらっしゃいますか?」
5635「いえ、当然ですが…やはり、郭淮殿はお強い」
共に過ごせる時、リビングに将棋盤を置いて愉しむのも一興。貴方と向き合うのは、人生を将棋に捧げてきた私にとり大切なものだった。勝敗はどうより、貴方のことが手に取る様に解るから。
「ふふ、けっほ…貴方の盤石に固めた差し方をするところ…とても、好きですよ」
「はは…どうも、無作為に飛び出す勇気は無く…見事に隙を突かれてしまいます」
「将棋は、性格が現れますからね」
盤の上を眺め、相手がどの様な考えかを読み解き降すのが棋士。重厚な守備と揺るぎない実直さを感じ、何時までも差して居たかった。
「今更ですが、郭淮殿は棋士として様々な方と差しておられますよね…何方か、印象深い方はいらっしゃいますか?」