pagupagu14
DONE穏やかなひととき/龍竜(Fate)竜馬がゆく全巻読了記念!お竜さんに膝枕してもらう龍馬の話
穏やかなひととき 「だれたぜよ〜…」
そう言って龍馬はソファーに身を投げ、身体を沈めた。
「お疲れ様だな、リョーマ」
「うぅん…」
今にも眠ってしまいそうな龍馬だったがその頭の下に柔らかなものが滑り込んでくるものだから思わず龍馬は顔を上げた。
「お、お竜さん!?な、何して…!」
「膝枕だ。リョーマは膝枕が好きだろう?」
「いや、あれは、ええと…」
まさかバレていたとは思わずしどろもどろになり視線を彷徨わせる。
「いいからほら」
中々膝に頭を乗せない龍馬に痺れを切らしたお竜は強引に自身の膝の上に乗せた。
「リョーマ、疲れてるんだろう?お竜さんが特別に膝枕をしてやるからよく寝ろ」
「お竜さん…」
善意でしてくれていることが分かるからこそ龍馬は顔を赤くさせ、それを隠すように帽子で隠した。
433そう言って龍馬はソファーに身を投げ、身体を沈めた。
「お疲れ様だな、リョーマ」
「うぅん…」
今にも眠ってしまいそうな龍馬だったがその頭の下に柔らかなものが滑り込んでくるものだから思わず龍馬は顔を上げた。
「お、お竜さん!?な、何して…!」
「膝枕だ。リョーマは膝枕が好きだろう?」
「いや、あれは、ええと…」
まさかバレていたとは思わずしどろもどろになり視線を彷徨わせる。
「いいからほら」
中々膝に頭を乗せない龍馬に痺れを切らしたお竜は強引に自身の膝の上に乗せた。
「リョーマ、疲れてるんだろう?お竜さんが特別に膝枕をしてやるからよく寝ろ」
「お竜さん…」
善意でしてくれていることが分かるからこそ龍馬は顔を赤くさせ、それを隠すように帽子で隠した。
pagupagu14
DONE”あざ”だから仕方がない/武市夫妻+龍竜(Fate)龍馬と武市夫妻に関するある逸話からのお話です。竜馬がゆく、全然Fateの龍馬さんぽくないのにめちゃくちゃ重ねてしまうのが謎なんですよね~
”あざ”だから仕方がない 武市瑞山とその妻、富子が召喚された。藤丸は喜び、生前繋がりのあったものたちはそれはもう喜んだ。
「武市さん!それに富子さんも久しぶりだね」
涼しい顔をして言う龍馬に富子は驚いたように目を丸くさせた。
「まあ、まあ、まあ、あの龍馬さんが立派になって落ち着かれたものですね」
棘のある言い方にお竜はむっとさせるがそれを気にせず言葉を続けた。
「龍馬さん、うちの塀の心地はいかがでしたか?」
途端、龍馬の顔はかぁ~っと真っ赤に染まる。
「なっ……なな……富子さん…何、言いゆうがかえ!そ、そんなん…」
「若気の至り、ですか?」
「え……あ、う……そうではのうて!」
「じゃあ、なんだと言うんです?ああ、ぼかさず言って差し上げましょうか?あなたが――」
1361「武市さん!それに富子さんも久しぶりだね」
涼しい顔をして言う龍馬に富子は驚いたように目を丸くさせた。
「まあ、まあ、まあ、あの龍馬さんが立派になって落ち着かれたものですね」
棘のある言い方にお竜はむっとさせるがそれを気にせず言葉を続けた。
「龍馬さん、うちの塀の心地はいかがでしたか?」
途端、龍馬の顔はかぁ~っと真っ赤に染まる。
「なっ……なな……富子さん…何、言いゆうがかえ!そ、そんなん…」
「若気の至り、ですか?」
「え……あ、う……そうではのうて!」
「じゃあ、なんだと言うんです?ああ、ぼかさず言って差し上げましょうか?あなたが――」