アウル・ジーニアス他者に対する自身の嫉妬心を嫌い、他者から嫉妬されることを好む【嫉妬】。自他ともに認める天才であるが、頭脳と戦闘センスのみがずば抜けて優秀なのであり、その他のスキルは壊滅的(アウルは自身のセンスを疑っていない)。自分は恵まれた、幸福な人間であると思い続けている。救われる側ではなく、救う側であると信じている。
実は褒められるより、妬まれる方が好き。自身に向けられる感情の全てが好き。無関心でいられることが一番辛い。
家族が羨ましい。特に、幸せな家族が。
【アカデミー時代】
孤児院から出てすぐに戦闘の才能を開花・発揮し、アカデミーを飛び級する。身体能力が非常に高く、ありとあらゆる武器を使いこなしていたが、一撃が軽いことが難点であった。パワー不足。そしてそれは、彼がいくら鍛えても身につかないものであった。
【ルーキー時代】
メンターに対しても今と変わらない礼儀をわきまえない態度であった。能力を得てさらに超人的な身体能力となり、彼に不足していたパワーが身についた為にルーキーとは思えない活躍をみせる。
【関係性など】
トフィー・シュゼット
アウルの同室。アウルが一番心を許している相手であり、家族のように大事に思っている。トフィーの過去を詳しく知らない。トフィーの身の回りで起きた事件(シンシャのこと、フリージオのこと)などの概要は知っているが、当事者ではない。
彼が幻覚や悪夢に惑わされているとき、どれだけ辛そうにしていてもアウルは必ず「現実を見ろ」と言う。決して都合の良い言葉をかけない。
シベリア・ルーゼンハイト
アウルが「“ママ”クン」と呼び、よく世話を焼かれたり甘やかされたりしにいく相手。シベリアの方が歳下だがそんなことは関係なく、彼の人柄に惹かれてこのような行動をとっている。
ヒーローとして、先輩として接するときは「シベリアクン」と呼ぶ。その他真面目な話をする時も。
彼の過去や家の事情は知らないが、事情を知れば確実に経済的支援をするだろう。
アイザック・ローレンス
“音楽の天才”としてその能力を高く評価しており、音楽界だけでなくヒーローとしても活躍するアイザックに、どうしてヒーローをしているのだろうと疑問に思っていた。同時に、自分にはないその才能に嫉妬もしている。
ヒーローをしている理由と、彼に素敵な従弟がいることを知り、アイザックがそのことについて話す姿が好き。その関係性を羨ましく思うが、それを呪うことはなく、幸せが続くよう願っている。
カノン・コペルニキ
“探究の天才”としてその能力を高く評価している。論理的な思考力、知性、探究心……研究者であることに対しては「そりゃあそうだろうね!天職だ!」という気持ちだが、ヒーローもしていることにアイザック同様、疑問に思っている。