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    ankounabeuktk

    @ankounabeuktk

    あんこうです。オル相を投げて行く場所

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    ankounabeuktk

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    おみさんとのプロット交換で提出したお題「残り香」のプロットです。


    素敵に仕上げていただいた本文はこちら〜!
    https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=20737619

    残り香(プロット)【オル相】『残り香』

    寮生活中、オールマイトが出張で一週間雄英を離れることに。
    数日前、オールマイトが寮内でスキンシップを取ってきたことを強く注意した手前もあり、相澤は出張の事実を告げられても「そうですか」とそっけない返答になってしまう。
    オールマイトがいない数日を何事もなく、だけど少し物足りなく感じながら過ごしていた相澤は、そばにいてもあんなに頻繁に送られてきていたメッセージがぱったりと止んでいることに気が付いた。
    強く言いすぎたこと自体は悪いと思っていても、寮の中でそういうことはしないという取り決めを守らなかったのもオールマイトで。
    好きだよ相澤くんと微笑んで囁かれ髪を撫でて唇で触れる仕草を思い出しては上がる体温と正気を保てない自分をまだ受け入れられるほどにもなっていない。
    それでも、思わぬオールマイトの欠落に耐えられなくなった相澤は貰った合鍵でオールマイトの部屋へそっと忍んだ。
    明かりもつけず真っ直ぐベッドに向かい、倒れ込んで呼吸をする。これが安らぎだと感じるくらいにはこの匂いに慣らされている。
    「……ハァ」
    せめて帰ってくる前に言い過ぎたと謝るべきか。
    迷う相澤の耳に、ガチャガチャと鍵を開ける音が聞こえた。オートロックだからドアが閉まった瞬間にまた鍵がかかったことは正常なのだが、問題は「誰が開けようとしているか」だ。
    オールマイトの帰寮予定は明日のはず。
    相澤はベッドから飛び起き、簡易キッチンの隙間に隠れる。
    ドアを開けて入って来たのはオールマイト本人だ。纏う気配は穏やかでもなければ剣呑でもない。
    (オールマイトさんに気付かれずに部屋を出られるか?)
    あんなに怒った手前、まさか不在時に部屋に忍んでベッドで匂いを嗅いでましたと言えるわけがない。
    相澤が冷や汗を掻きながらなんとか脱出のための算段を練っていると、キッチンの前を通り過ぎ部屋の中まで歩いて鞄を置いたオールマイトは言った。
    「相澤くん?いるんだろ?」
    (は)
    「かくれんぼは得意だぜ。見つけて欲しいかい?」
    オールマイトの声に遊びはない。
    「……」
    相澤は観念して立ち上がる。
    素直に降参した相澤にオールマイトはいい子だと微笑んだ。
    「……何でわかったんですか」
    「君の匂いがしたからさ」
    勝手に部屋に入ったことを謝罪する相澤にオールマイトはそんなこと気にしなくて良いのに、と答える。雰囲気は和らいだのに近寄ることは許されない圧を感じ、先日のことをどう謝るべきか言葉を詰まらせる相澤の肩をオールマイトが掴んでくるりと背を向けさせる。
    「さ。お帰りはあちらだ」
    「オールマイトさん」
    「なあに」
    「……この前は言い過ぎました。すみません」
    「魅力的な君を前にすると自重ができない私の問題さ。さあお休み」
    「怒ってますよね」
    「怒ってはいないよ。これでも、一週間ぶりの君の匂いに結構理性がぐらついているのさ。だからあまり煽らないでくれよ」
    ドアの前。
    開けて出ればいつもと同じ夜。
    相澤は動けない。
    偉そうなことを言ったくせに触れられた肩から全身に飛び火する熱と、その先を求める欲。
    「約束を違える気はありません」
    「うん。君はそれでいい」
    「……」
    「形骸化を恐れるなら、全部私のせいにすれば良い。君のその迷いすら愛おしいのだから」
    ドアノブを回せない相澤が苦渋の決断で振り返り、苦悩を包み込む気のオールマイトがそっと身を屈める。
    「禁じられた方が燃え上がるものだろう?」
    したり顔で寄せられる唇に反論できる手持ちの札がなく、相澤は消極的な同意に黙って目を閉じた。
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    ankounabeuktk

    DONEお肉さんとやっさんさんのピストロパロの感想文です。
    慣例打破【オル相ピストロパロ】 人の口ん中を散々に舐め回した舌がゆっくりと引き抜かれる。その海のような色をした目は俺を見ているようでいて、きっと自分の世界に入っている。
     テイスティングとはよく言ったもんだ。この人は俺にディープなキスをしてるつもりはないんだろう。俺の口の中に残ってるワインの風味を納得がいくまで探っているだけだ。
     酔った勢いで唇を触れ合わせて伝えた方法は向上心の塊のような人のお眼鏡に適ったらしい。再び求められれば断る理由はどこにもなかった。濡れた唇を重ねて微かに残る香りを味わうだけだったのに、最初に舌を差し込んだのは向こうからだった。
     あの時は求めていた手応えが得られなかったのか難しい顔をして眉が寄せられていたから、風味がわかりにくかったのだなと思った。入って来た舌は上右頬の内側と歯の間からゆっくりと左端まで動いた後、そのまま下に移って反対へ戻って行く。その後、気を散らすまいと身動きを止めた俺の上下の歯の間から奥へ滑り込んで来る。真ん中に平たく寝転んでいる俺の舌を一周、猫の挨拶みたいにさらりと流して舌は離れた。
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    コロネ

    MOURNINGカイン誕生日おめでとう〜🎉🎉🎉

    と思って書き始めたんですけど、なんか違ったので供養します。
    ※付き合ってません。

    メインストの距離感バグってる2人を見て、周りに勘違いされてることあるんじゃないかと思って。
    ただの仲間です。 その日のオーエンは機嫌が良かった。
     ミスラは用事があるらしく外出中。オズと双子は任務へ。朝から遭遇したブラッドリーのことはいじめることができて、ついでにくしゃみでどこかに飛んで行った。クロエは新しい服が完成したと着せてくれた。彼は絡むと厄介だが、作るものは嫌いじゃない。新しい服を身につけた今日のオーエンは全てが思い通りと言っても過言ではない日だった。
     あとはネロに甘いものを作らせるか、それともカインに奢らせるか。最初は前者にしようと思ったが、ネロの気配がキッチンになかったため、後者にすることにした。カインは中庭で鍛錬をしているだろう。
     赤ちゃんの騎士様は今日もシノとレノックスと一緒に鍛錬をしていた。弱い奴らはご苦労だなと思いながら、姿を消した状態でカインの近くに降り立った。剣を振るうカインは悪くない。甘いものの方が大事だが、こうして眺めているのもやぶさかではないと思う。汗水垂らしながら剣を振るうカインを間近で眺めながら、ひと段落するのを待った。普段だったら邪魔するが、今日のオーエンは機嫌がいいのだ。カインのやりたいことをやらせてやってもいいと思えるくらいに。赤ちゃんにはそういうのも重要だとどこかで聞いたことがある。
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