わるい子のあそび きもちええことしようってツム兄が笑ってたのも、なにも怖くないからってサム兄が笑ってたのも、覚えてる。その後に軋んだベッドの鳴き声も、全て。
熱い身体の中に、慣れ親しんだ異物が出入りする。はぁっと湿っぽい吐息を漏らして、日向は身体を震わせた。大きな声を出す訳にはいかない場所で懸命に喘ぎ声を堪える日向を嘲笑うかのように、背後からの突き上げが激しくなる。
「やっ、ァ、だめっ、ツム兄……! あっ、あ!」
「翔陽くん、あんま大きい声だしたら誰か来てまうで?」
「だっ、だってぇ、んッ、や! ぁ、サム兄ちゃん、口塞いでっ、あっ」
「ええよ、喉まで全部塞いだるからな」
そそり立つペニスを口元に宛てがわれ、日向は何も抵抗せず常の通りそれを口に含んだ。
このイケナイ遊びがもう何度目かなんて、日向にも侑にも治にも分からない。