はっぴー飯P「マジュニアくん好きです!付き合ってください!」
今日も悟飯は右手を差し出し、目の前に現れる。
「断る。」
今日も俺の答えは同じだ。
※ ※ ※ ※ ※
朝8時10分。一時間目の授業前。必ず孫悟飯は現れ、俺に告白をしてくる。それを俺はなんの感情もなく断る。
毎日毎日同じことの繰り返しでもういい加減辟易している。孫悟飯もあんなくだらない冗談を言い続けてよく飽きないものだ。
「そんなあ…今日もダメですかあ…」
孫悟飯は甘ったれた子犬のような面をして見つめてくる。
俺様はそんな顔になど屈することなく向こうを向いてやる。
「…フン…!」
「!あは…また明日もきますね!」
俺に断られたにも関わらず満足げな顔をして孫悟飯は去っていく。
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