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    ケイト

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    ケイト

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    五七の小話
    以前名刺メーカーであげたものに少し加筆しました。七のおでこにチューする五かわい〜の気持ちを形にしました。

    #五七
    Gonana

     いつもきっちりとセットされているキラキラのブロンドが乱れてしまったときは五条悟の出番である。まず手櫛でざっと大きくかき上げてから細かいところは指先で優しく整える。髪を触られる感覚が気持ち良いのか、七海は目を閉じてされるがままだ。高専にいるのに、その表情の柔らかさとまだ少し隙のある髪型にふたりきりで過ごすときの七海を見たような気がして嬉しくなる。まあ、バッチリ決まったお馴染みの髪型が完成して見た目は一級呪術師七海建人に戻ったとしても僕の自慢の恋人であることに変わりはないのだけれど。心の中で仕上げと称して、無防備に晒されたおでこにキスをする。わざとかわいい音を立ててからくちびるを離すと、ブロンドに負けず劣らずキラキラのエメラルドがこっちを見ていた。うん、目を閉じて僕に全部委ねてくれるときもたまらなく嬉しいけど、やっぱりこの瞳に僕を映してくれるときがいちばん幸せ。
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    Replies from the creator

    ケイト

    DONE同名の曲の雰囲気が自分の思う五七すぎて書きなぐったまとまりのない完全に自己満足の短文です。
    五七は静かな激情を湛えているふたりだなと感じていて。ふたりとも大人で聡明な人物だから自分たちの状況も行く末も見えていて、その上でお互いを慈しみながら今を過ごしていたのかなって思って。でもそうやって悔いのないように過ごしてきたつもりでもやっぱりそのときが来ると苦しいだろうなあ。
    五七に狂わされる毎日です。
    三文小説海風が気持ちいい。隣を見ると以前より少しくすんだ金髪の男が、風で乱れた前髪を整えている。
    「あ〜優秀な後進をたくさん育てておいてよかったなあ。優秀な元生徒たちのおかげで心置きなく毎日ダラダラできるってもんだよ。きっと最強じゃなくなった僕のことなんかみんな忘れちゃってるね。」
    「あなたもおじさんになりましたもんね。」
    虎杖くんたちに会っても気づいてもらえないかもしれませんね、と七海が笑っている。
    「ひどーい!そんなことないでしょ!だって髪の色は生まれたときからずっと白で変わんないでしょ?イケメンなのもずっとだし?年とっても一発でGLGな五条悟だって分かるでしょ!」
    「そうでしたね。あなたはいつまでたっても子どもですもんね。きっと気づいてもらえますよ。」
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