サボテンするまで帰れません〘サボテンするまで帰れません〙
気がついたら密室に類と居て、デカデカとお題と書かれた下にはサボテンするまで帰れませんの文字。そして34インチ位の液晶。
は?
は??
「サボテンってなんだろうね」
「わかんねー」
するとピーン⤴︎︎︎⤴︎︎ポーン⤵︎ ︎パーン⤴︎ ⤴︎⤴︎ポーン↓と、いう音と共に液晶に参考画像が表示される。
「組体操…?」
「だな。これやれば出れるんだよな?」
お互い顔を見合せると、類が靴を脱ぎだす。
「え、なんで靴脱ぐんだよ」
「あれやらなきゃいけないんだよ?僕上ね」
「へ?」
「ほら、早く」
言われるがまま司は足を広げ、中腰になると類が背を向け太ももに足を置き
「じゃあもう片方も行くよー、耐えてね」
「うぅぅぅ(既に限界)」
もう片方も太ももに足を置かれ、落ちないように類の足首を掴む司。
「♪(楽しい)」
「うぐぐぐ(何故こうなったのかわからない)」
ピンポンピンポーン(ガチャ)
「やー楽しかった♪」
「(疲れて言葉も出ない)」