タイガーアイは生きている、とら武【宝石の国わからん人向けの説明が下手なんで、申し訳ない。雰囲気でおねしゃす】
・月人がかなりクズ(月人は宝石の面々を壊しに来る敵の事です。雑説明)
・みっちと真一郎くんが同じ宝石でどこか親近感抱いてる戦闘激強ダイヤ族のマィ。(ダイヤは硬いからとても強い(雑説明))
・みんな襲ってくる月人に立ち向かおうと頑張ってる世界
・キャラ達が宝石になってて、人じゃないから血も涙も流れることは無い。
そして破壊されても場合によっては普通に戻れる。しかし宝石のかけた欠片が見つからないと直せない。食事はしないが、夜は動きが鈍くなる。
・真一郎くんの粉砕理由がきつい
・死にはしないけど、半永眠みたいな状態になってる。
・とらぴの心と倫理観(?)が死んでる
・結構夜にもみんな動く
・宝石だから人じゃないけど、部位交換がある
・メリーメリーバッドエンド!ハッピーハロウィン〜!(地獄)
ーーーーーー
場地、とらぴ、真一郎の3人で対処にあたってたら月人が舐めプしまくってきて3人の武器取上げて囲った挙句、3人で殺し合いしろとか言い出した。1人殺せたら2人逃がすと言われて、真一郎くんが俺を壊せって言ってきた。2人とも嫌だって泣くんだけど時間が経つ事に月人からの当たりが強くなって3人とも壊されかねなかった。
止むを得ず叫びながらとらぴが真一郎くん壊すと、月人が笑いながら去ってく。
・月人の仕業じゃないその破壊に宝石の面々は唖然とした、場地から話を聞いて何があったが聞くが兄を壊されたマィは溜まったものじゃない。軽めに殴っただけで硬度のある腕は凶器、とらぴの頭を粉砕した。
その後くっつけたが半分くらい持っていかれてしまい目覚めない真一郎くん。
とらぴはくっつけた後に目を覚ましたがどこか呆然としている日々が続いていた。
しかしまた事件は起こる、少しずつとらぴが前のような反応取り戻し始めた頃、突如降ってきた矢を場地がふゅととらぴを庇った。
損傷が大きくて場所も海辺だった為、未だ見つからない欠片は多い。
意識はあり時折起きて話すこともあるが、大半が眠ってしまうようになったばじ。
もうとらぴは完全に壊れてしまった。単独行動が増えるようになった。
そんな時に新しくきたみっち、初々しいながらも明るくて人を惹きつける様はどこか真一郎くんと似ていたから。
みんな次第に集まって近くに寄っていく、マィも初めは遠目で見ていたけどお話するようになって大好きな笑顔と同じ輝きをみて笑うようになった。
そんなある日単独行動つづけてたとらぴが夜みっちと会う。会ったことない人だと近づいたみっち
「こんにちは、初めまして タケミチっていいます!」
「……」
酷く動揺していたとらぴだったが、みっちの顔を見て笑って言った。
「タケミチくんかぁ…よろしくね」
少し怖い雰囲気の人だなと思いつつその日はその場を去ったみっち
次の日の夜また外見てたらとらぴと会う
怖いなとおもったけど話してみるとそんなこと無かった
次の日昼にとらぴと会ったことをちふゆにいったら、「もうあいつとは会うな」と強く言われた。
理由を聞くが「あいつは壊れてんだもう」としか言われない。それ以上は聞けず大人しく夜の出歩きは減らした。
ある日昼に歩いていると通路でとらぴに会った。
久々だと思って「お久しぶりです」と声をかけるとその人は「うん、久しぶりタケミチくん、」と笑っていた。やっぱりそんなに怖い人じゃない気がする!とかちょろみっち。
話してるの見てたちふゅが、みっちの手を引いて連れてってしまう。
「関わるなっつったろ!」
「でも悪い人じゃ」「そういうので片付くレベルじゃねーんだよ!」
怒鳴るように言われおどろくみっち
「…悪い…」
それだけ言ってちふゅは戻っていった。
そのあとそれみてたマィが、みっちに一言だけ「一虎は気を付けろ。絶対に信用するなよ、部屋にも入れるな」と念入りに言った。
2人に言われ流石に頷くみっち。
その三日後に、部屋でマィと待ち合わせをしていたみっちはノック音がして扉を開けてしまう。そこにはとらぴがいた
「かず…とら、くん」
「こんばんは、タケミチくん。入れてくれないの?」
夜のせいか少し怖い雰囲気に扉の手を離してしまった。とらぴはそのまま部屋に入ってきて扉をしめる。後ずさったら尻もちついたみっちにとらぴはゆったり笑いながら近付いた。
そして覆い被さると口の部分をカツンと何度も合わせる。不思議な行動するなと思った矢先、その口に噛みつかれた。
「…!?まっって…!?かずと…」
言い終わるより先に頭の部分に細かな亀裂が走る。このままじゃ粉々になってしまうとどかそうともがくが、とらぴはそれ以上にみっちに全身を押し付けてきた。硬度の脆いみっちは全身に亀裂が入ってくのが分かってしまう。足も胴も抑えつけられた手も、そして噛みつかれた口を伝って頭もピキっと甲高い音がして、とうとう頭の半分がパリンと砕けてしまった目の塊がひとつ落ちてしまい視界は半分になる。
なんでこんなことするのか分からず、ようやく口を離したとらぴは、かけた視界には映されていなかった。
すると扉が開く音がしてガンッという鈍い音と自分に乗っていたそれが力なく倒れたのに気づく。
半分の視界の先にいたのは恐ろしい形相をしたマィだった。
その後治してもらったみっちだったが、片目がどうやら見つからない。やむなく探しまくるが部屋にもなかった。
とらぴについてはみな正直直すべきか悩んでいた、マィはほんとにブチ切れ状態で、このままにしておいた方が身のためだと言う。一応戻ったとしてもまた何するか分からない。
けどそれ見てたみっちが直してあげて欲しいと言うと、俺が監視しますから!と後につけ加えて
やむなく承諾した。その後何も喋らずぼーっとしたようなとらぴの手を引いてみっちはお花の眼帯を付けて散歩する。戦闘向きでは無いから待機だった。
ある日庭の水を見ていたら無言でパキッと音がした後にとらぴが自分の目を差し出してきた。
「えっ!?な、なに!?」
「…」
そのままみっちの眼帯をとると、目に当てはめようと押し込んでくる。存外行けるもので、試しにつけたら両目とも見えるようになったみっち。
「でも、一虎君が…」
そう言うとみっちが着けていた眼帯を自分に着けた。
帰ってきた面々がオッドアイのみっちを見て驚くが、「一虎君から貰った!」と言うと、マィがみっちをペちとたたいた。そしてその目をみっちから取り出そうとした所をみんなから止められる。
「…どういうつもりだてめぇ…」
「…」
一虎君は無言で背中を見せて歩いてしまった。
監視役の、俺もそれについて行く。みんなの視線は俺たちふたりをじっと見ていた。
「…おはようタケミチくん」
随分と久しぶりに一虎君の声を聞いたみっち。
喋れないと思っていたのに喋れるようになったんだね!と喜んで、散歩に出る。
みんなもカウンセリングの甲斐あったかー?と言っていた。
みっちからの眼帯を時折なでるとらぴの顔は少し幸せそうだった。
しかしそれをマィは酷く嫌悪感を向けて見つめていたのだった。
ある日マィがとらぴを呼び出す。
「その眼帯の下、どーなってんだ?」
「俺の目はタケミチくんにあげたからないよ」
「じゃあタケミっちの目はどこだ」
「…」
無理やり眼帯を取るとそこには、懐かしい自分の大好きな色の宝石があった。
一体どこに隠していたのか、怒りのあまり殴りかかろうとするマィ。
「タケミチくんの目、壊れるよ。」
マィの手は寸前で止まった。笑みを浮かべてとらぴは続けた。
「あとこの部位交換は言わない方がいいよ、きっとちふゅはばじに。はじは真一郎くんへ渡そうとするから。」
煽るような言葉は更にマィを怒らせる。しかしそこでとらぴ探しに来たみっちが現れた。
「ま、マィきーくん!?一虎君もけんかは…!」
「タケミチくん、眼帯をつけてもらってもいいかな?」
「あ、はい!」
そう言って2つ目の眼帯をとらぴにつけてあげるみっちに、マィは何も言えなかった。
「一虎を壊す」
朝になってマィが言った。その場を仕切る者が明確な言葉で告げたそれは面々を驚かせた。
この場にみっちととらぴはいない。
また散歩に出かけているのだろう。
昨日の今日で2人きりにさせていいはずがないと、あわてて2人を探しに出るマィ。
近辺にはおらず、そんな遠くに出るはずがないとみなも探すがいつもの場所には見かけない。
嫌な予感がしてさらに遠くまで探しに出かけると、そこに2人はいた。
その場所は真一郎くんが、壊された場所だった。
オッドアイのみっちは振り返りマィの名前を呼ぶ、
その隣で眼帯を外したとらぴが笑ってみっちに手を回していた。
何か起きてしまいそうな予感がして、直ぐに駆け寄ろうとするマィだったが2人の後ろに大きな黒が広がっていく。
月人の再来だった。
遠くから矢が飛んできてそれを防ぐマィ、2人に目を向けるとその2人には矢が飛んでいないことを確認してしまう。
まさかと思い、みっちの名前を呼ぶととらぴは月人と親しげに話していて、みっちは何も知らないような様子だった。
「タケミっち!!」
声に振り返るみっちは小さく「マイキーくん?」と呟いて、2人は桃色のモヤに包まれていく。
いつのまに取引をしたんだと、マィは絶望にくれた
駆けつけた面々が状況を分からずに惨状を見る。
すると、ちふゆが部屋からなにか見つけたというのだ。そこには2人分の文字で、書きなれたようなとらぴの謝罪の文と、書きなれてない下手なごめんなさい。というもじが書かれたものがあった。
その日以来、月人がこの場所を訪れることは無かった。
ーーー
救いは知らんけど、多分月人からの条件は
2人生贄をだせ
的なのだったと思う。
部位交換したことで、多分みっちの方にとらぴの記憶とか少しずつ流れてってたんだぜ、みたいな描写完全に忘れてた。。。あの日とらぴがみっち砕いたのはみっちに、自分の欠片取り込ませるためだったんすよね。だって自分もこんなことしたら誰かに破壊されるってとらぴわかってたから…
あとみっちの目なんすけど、とらぴあの日からずっと口の中に隠してたので喋れなかったよっていうね。