兎ディルガイバニーネタ進歩「なぁ、ディルック……そろそろこの鎖を大剣で壊して欲しいんだが……」
「ガイア、自分が何をしているかわかっているのか?」
地の底を唸るような声が部屋に響き、ビクリと震えるガイア。何をしているかは義兄に問い返したいところなのだが……騎士団の要、頼れる庶務長、孫を預けても心配ないーーそう言われるくらいに信頼も実力もある男は今ーー
逆バニーで義兄の前でベットに放り出されていた。
遡ること数時間前
「(……なんともまぁ悪趣味なところで取引するもんだ……アンバーやジンに関わらせなくて正解だ)」
ファデュイとモンドの一部の組織が接触を図ったかもしれないという情報を聞きつけたガイアはその巧みな情報網で会合の場所まで突き止めた。
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