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    向矢ディレク

    @shieldirejksotp 鈍足更新のポケにじ専用垢 原型も擬もok 主に盾のパーティ中心に、好き勝手に若干騒々しくやっていければいいな

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    向矢ディレク

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    NO.487 中性 ズィーゲル 大罪人を投獄する反転監獄の長 物音に敏感で、厳格に罪人を監視している 無表情だが、感情が一切無いわけではない ただ笑った顔だけは誰も見た事がない

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    ##ディラル伝説・幻

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    まっつん

    MOURNINGメーア(★ゲンガー♂)のネタ供養
    文章もポイできるなんてすごいよポイピク、ほんとに感謝
    出会い


     グリンリーパが部下たちに呼ばれて駆けつけてみれば、小さな少年が墓の前で蹲っていた。痛んだ色素の薄い頭髪が、彼を捨て子であるかのように印象付ける。しかし少年は魂が形を成した、所謂モノノケの類であることをグリンリーパは予感した。この世界に迷い込んだ「行き場のない魂」を反転世界へ送り込むかどうか判断する役割を担ったグリンリーパには、こうした人の形を成した魂であっても、それがどういった都合で生まれたものなのか把握することができた。
     この少年は、どうやら別世界にあった複数の「ネコと子ども」の魂が突然変異によって融合し、形を成したもののようである。双方が結びつく要因となったのは他人に対する強い憎悪であり、少年の形となった現在もその憎悪が彼の心に渦巻いている可能性は十分なようだった。部下の一員として迎え入れるか、その感情を消化しなければ、この少年は反転世界に送らざるを得なくなってしまうだろう。
    「少年、顔を上げなさい」
     グリンリーパがそう告げれば、少年が膝に埋めていた顔を僅かに上げる。猫のような鋭い眼差しが、グリンリーパを射るように見つめた。
    「ここがどこか分かりますか? 私はこの 5793