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    nou2ura

    @nou2ura

    (no profile)右爆大好き
    轟爆中心に右爆小説書きます。
    🔞あり女体化ありです。

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    nou2ura

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    轟爆
    ヒーロー轟×カフェの店員爆
    のパロです。
    働き詰めの轟、勧められて行ったカフェで爆と
    出会う。爆の優しさと優しい料理に轟は、惹かれる。
    轟爆恋人未満です。
    以前ツイアップした物に加筆し、右爆祭に展示したものです。
    自分的には、お気に入りの一作です。

    #右爆祭
    rightExplosionFestival
    #轟爆
    bombardment

    カフェマクロビティ今日で何連続勤務なのだろうか、その前に日にちや曜日の感覚するなくなってくる。
    毎日携帯栄養食と栄養ドリンクが友達だ、まともな飯を食ったのはいつだろうか…飯と言ってもコンビニのおにぎりぐらいだ大好きな冷たい蕎麦もお預け状態だ。
    流石のオレにも限界が来ていた。
    「ショートさん大丈夫ですか?顔色悪いですよ」
    依頼書を持ってきた事務の子が心配して声をかけてきた。心配するなら仕事を少し抑えて欲しいというのが本心だが…
    「あぁ…大丈夫だ…」
    残っていた栄養ドリンクを飲み干し依頼書を受け取る
    「毎日…栄養ドリンクばかりでは、流石のショートさんでも体を壊してしまいます…」
    「だが、飯食う時間も惜しいのさ…」
    「全く…事務所のみんな心配してます…働き過ぎだって」
    「そいわれても、ヴィランの被害やその他の依書は、この通りあとを立たないだろ…」
    「まぁ…それもそうですけど…」
    「自分の体は、自分でよくわかってるつもりだ、まぁまだ大丈夫だろう…」
    「はぁ…本当に無理しないで下さいね」
    「ありがとう…」
    書類を置いて出て行こうとすると
    「っあ!そうだ!この近くにカフェが出来たんです!ショートさんお昼まだですよね良かった気分転換に行ってみて下さい!」
    「オレは、蕎麦屋を教えてもらった方が嬉しいだが…」
    「まぁまぁそう言わずにはい!これ!そこのカフェ気になっててオープンしたときに入ってたチラシです!行ったら感想聞かせて下さい!」
    そいうと出て行ってしまった。

    「食は、体の資本…カフェマクロビティ」
    行かないとうるさいだろうと思い
    「しょうがない…」
    チラシに書いてあった地図を見ながらカフェを目指す以外に事務所の本当に近くだった。
    「こんなところにいつの間に…」
    木で出来た温かい感じのカフェだ
    カランと思いきってドアを開く
    「いらっしゃいませ…」
    女性が経営してるのかと想像したがオレと同じ位の男性だ。
    カウンター席座り
    「いらっしゃいませ…」
    水とメニューを渡される
    メニューには、それぞれ使われているもの効能などが簡単に書かれていた。
    「とりあえず…ランチ下さい…」
    「かしこまりました…」
    カウンターからキッチンの様子をボーと眺める
    あたり前だが手際がいいそして真剣に作る姿が綺麗だと何故か思った。
    しばらくするとランチが運ばれてくる
    玄米で作った、おにぎりに具のたくさん入った味噌汁、漬物とひじきの煮物だ。
    「いただきます…」
    味噌汁を一口…体の芯まで優しい味噌の味が染み渡り、体も温かくなってくる
    おにぎりを摘む…ほどよい硬さに握らていて食べやすい
    漬物もひじきもしょっぱ過ぎず丁度いい…
    体が優しさで包まれていく感覚だ。
    「おい…」
    夢中で食べていると声をかけられる
    客に「おい」はないと思うが「コレサービスだ」
    ポンと湯呑を渡される
    「ありがとう…」
    ジーと顔をみられ思わず「なんだ?」
    と聞くと
    「お前…顔色悪すぎ…」
    「まぁ…最近休みないからな…それに…」
    「ろくなもの食ってねぇだろ…」
    図星を付かれる…
    「オレは、食事を蔑ろにするヤツが嫌いだ…どうせ携帯栄養食か栄養ドリンクしか摂ってないだろ…あれは、その場限りだし効いてるっていう思い込みだけだ、糖も多いから取りすれば血糖値も高くなるぜ…」
    初対面しかも客にいきなり嫌いだは、ないと思うが心配してくれているのか…
    「これ、さっきも言ったようにサービスだ
    栄養ドリンクなんかよりも栄養になる」
    「ありがとう…」
    ゴクンと一口飲んでみる
    「甘酒?」
    「あぁ…米麹から作ってる甘酒には、免疫力効果がある疲れてる時にもいいだよ…」
    「そうなのか?」
    「お前がさっき食った玄米も腸内環境の改善もあるし、味噌汁は、生活習慣病の予防にもなる…仕事も大事だがでも、体が疲れてたり、弱ってたら出来るもんも出来なくなる…だから食事は、大事なんだよ…」
    オレは、ただ話を聞いていた

    「ごちそうさま…」
    「ありがとうございました…」
    フッと会計時名札を見る爆豪と書かれていた。
    「爆豪?」
    「あ?」
    客にあ?は、ないだろ…
    「また、来ていいか?」
    「あぁ…朝8時から15時までやってる…」
    「わかった、美味かった…」
    「……ありがとう…」
    少し照れたような顔が可愛いと何故か思った。

    事務所に帰るとさっそくどうでした?
    と聞かれ…「良かった…」
    だけ伝える後ろからそれじゃわからないですよ〜と声がしたがまだ山のように仕事が残っているため机に向う。
    また…行きて…そんな感情は、初めてだった。


    今日は、数日ぶりの休みだった、腹の虫で目覚める
    冷蔵庫は、案の定水しかなく空っぽ…「よし…」
    と着替部屋を後にする。


    カランとドアを開ける
    「いらっしゃいま…お前…」
    「約束通り来た…」
    オレは、カウンターに座り爆豪がお湯とメニューを持ってくる。
    「朝は白湯の方が体にいい、内蔵を温めて基礎代謝も上がる」
    「そうなのか…」
    「朝は、玄米のおむすびかお粥だ…」
    「じゃあお粥で…」
    オレは、出来るまでキッチンの爆豪を観察する
    爆豪は、作るときとても楽しそうな顔しているしばらくすると小さいな土鍋に入ったお粥が運ばれてくる
    「お待たせしました、今日は、たまご粥だ熱いから気をつけろよ…」
    「美味そうだ…」
    レンゲでお椀によそい一口
    「旨いな…優しい味する…」
    ほのかにだしの効いた優しい味だ。オレは、黙々と食べた…
    「ごちそうさま…」
    「ありがとうございます…あとこれ…」
    お茶を1杯渡される
    「三年番茶だ…」
    「三年番茶?」
    「体が温まるぞ…お前顔色まだ悪いから血行促進になる…」
    「ありがとう…」
    お互い限られた会話しかしないがそれでも忙しい日常のほんのひとときオレのゆったりとする空間になってることには、間違いなかった。

    いつも通り食べ終え会計をする
    「今日も、旨かったお粥というのもいいな」
    「体に優しいし朝は、もってこいだ…便秘や2日酔いで食欲がない時にもいい。」
    「爆豪は、凄いないろんなこと知ってて…」
    「べつに凄くねぇよ…好きでやってんだから…」
    「でも…凄いと思うぞ…」
    「そうかよ…まぁいつでも食いに来いやお前ほっとくとろくな物しか食べてなさそうだし。」
    「それは、言い返せない…でも、蕎麦は、ちゃん食べているぞ…」
    「蕎麦って…確かに体にはいいが、体を冷やすから冷え性は、食べすぎに注意だそれに消化に時間がかかるから胃が弱ってる時は、避けたほうがいいな…」
    「わかったありがとう…」
    本当にわかったのかよと顔される。
    釣を受け取りドアに手をかける
    「そうだ…オレは、お前じゃねぇ…轟焦凍だ
    じゃあまたな爆豪…」
    「爆豪勝己だ…」
    「勝己か…いい名前だな…」
    「そうかよ…」
    「じゃまたな勝己…」

    ドア閉まる瞬間見た勝己の顔は、真っ赤だった。
    名前呼んだだけなのに照れて面白いし奴だ…
    でも、勝己に会えるだけで嬉しいと思う自分がいる。別れたばかりなのにまた、会いたい。
    アイツの作ったものが食べたい、アイツと色な話がしたい。
    そんな風に人に興味を持つのは、初めてだった。
    凄くワクワクするでも、何故こんな気持ちになるのかオレは、まだ気づいてない。



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