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    yamaikaumi

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    yamaikaumi

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    1人掛けのソファに座ってるイルミの上に乗ってキスをしたい。イルミの足に跨って寄りかかっている肩を軽く持って上からそっとキスしたい。唇じゃなくておでこにして少し不服そうなイルミをみたい。
    「なんで唇じゃないの」
    「私より下にいるイルミなんて珍しいから普段絶対にできないおでこにしてみたの、ダメかな」
    「へえ。じゃあ、次は唇にキスしてよ」
    私が上にいるのに下から高圧的なこと言われるんだ。イルミが「私から唇に」という要求は舌を絡めるディープキス前提だ。自分から唇にするのは恥ずかしくて少し待ってもらうことにした。1分ぐらいか悩んだ。やらなきゃ何されるかわからない恐怖が勝った。さよなら羞恥心。まだいてくれ。ゆっくりと顔を近づけ唇を押し付けて軽く浮かす。角度を変えてもう一度。啄むような拙いキス。そろそろ舌を入れないとイルミに頭掴まれて意識が遠のくようなキスをされてしまう。ちらりと片目を開けると吸い寄せるようなイルミの目にぶつかった。おずおずと口を開けて短い舌でイルミの口をこじあけた。
    「んあ、」
    イルミが声を出したことにドキッとした。わざとかもしれないけど色っぽい声に一瞬固まる。イルミの口を食らうように唇を押し付け舌を絡める。私の舌より長くて少し薄くてかたいけどしなるイルミの舌を堪能しようと一所懸命舌を動かす。息をすることを忘れてしまう。クラクラしてきた。離さなきゃ。イルミの舌の裏側を意地悪くなぞって口を離す。いつもの仕返しだ。受け取りやがれ。
    「んっ、ぁ……」
    さっきよりも色っぽくて感じているような喘ぎ声。珍しい。私の舌で感じてくれてることが嬉しい。息をいっぱいいっぱいに吸い荒い呼吸で肩を上下に揺らしながらイルミを見下ろす。離れた口からは混ざりあった唾液が1本蜘蛛の糸のようにイルミと私の口を繋いでいた。プツッとその糸が切れる様子をぼんやりと見ていた。
    「相変わらず下手くそだね。離す時のアレは良かったけど、舌の絡め方が単調過ぎる」
    そうやって口を開けばダメ出しをする。ボロクソに言ってるけどアレは良かったんだ。次があるなら……なんてそうしたら私からまたやらないといけない事に気付いてその考えを振り切る。そこまでいうならもうしてやらないと思いイルミの体から退こうとする。
    「動くな」
    短い言葉の命令に逆らえずピタッと止まる。顔を見ると不機嫌そうにこっちを見つめている。ブラックホールのような瞳に吸い込まれていると口角がふと弧を描いた。あ、まずい。この顔は何かされる。気付いた頃には遅く私の頭は大きな手に掴まれて引き寄せられる。不意の出来事に抵抗もできるわけなく、唇を食われる。私が上にいるのに頭を掴まれているため逃げられない。そして当たり前のように舌で唇をこじ開けてねじこんでくる。
    「ん、…っ、くぁ♡ ね、ぃぅ……ぃ…♡」
    甘い声が漏れていく。溶かされる。口内を舌で掻き回される。私の体なのにイルミに頭を掴まれているから離したくても離せない。そろそろ膝立ちもつかれてきた。首から下からどろりと溶けて落ちそうだ。ちらりと目を開けると真っ黒な瞳と目が合った。やっぱり目を開けてこっちを伺いながらキスしてるんだ。すると獲物をとらえたように目を細めヂュッと大きく音を立てて唇を吸われる。その音と刺激にビクリと体が跳ね力が抜けると唇を離されゆっくりと膝の上におろされた。
    「ふ、可愛い。キスだけでこんなになってるようなら続きできないよ」
    「……はぁっ、ふ、…う、うるはい…」
    「ここまでされても生意気言えるんだ。ここじゃ痛いからベッドに移動するよ」
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