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    karryand0

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    えんどうさんヘッドセットナイメイ感謝のワンライ
    ナイトくん
    https://twitter.com/end_o_and_0/status/1668993393148436484
    メイちゃん
    https://twitter.com/end_o_and_0/status/1669206592242458625

    #アンゼロ
    anzero

    クリアな音声で「メイさん、聞こえますか?」
    「はい、ナイトさん聞こえます」
    ナイトと一緒に過ごすようになって、メイもナイトと同じPCゲームを始めた。
    いつもはナイトの自宅で一緒にプレイしていたが、他の人がやっていると聞くヘッドセットで通話をしながら離れた拠点でのゲームプレイ、なるものをしてみたいとメイが興味を持ちだした。
    折よく、輸入雑貨卸で働く依頼人から事件解決のお礼として新作のヘッドセットのプレゼントを受けたところだった。
    ピンク色でつけ外し可能な動物の耳が何種類か付いていて、ナイトはとても自分では買わないデザインだったけど、メイが興味深そうに、楽しそうにしていたのが嬉しくて、お揃いになるようもう1セット買ってしまった。商売上手な依頼人さんだ。

    今日はそのヘッドセットを使って、遠隔プレイ初挑戦の日だ。
    「音量は大丈夫そうですか?」
    メイはハロー探偵事務所の自室にナイトのノートPCを持ち込んでいる。
    回線も含めて設定は問題ないはずだ。少し音量は大きめにしてある。
    「……大丈夫です」
    「? 何か気になることがあったら何でも言ってくださいね」
    ヘッドセットの拘りは見た目だけでなかったようで、音質もクリアで悪くない。
    「……あの」
    「はい?」
    「いつもよりナイトさんの声が近くで聞こえる感じがして、……ちょっとドキドキします」
    「え」
    「いいですね、このヘッドセット。お待たせしました。準備大丈夫です。始めましょう」
    「……………………」
    ちょっと会いに行っていいですかやっぱりうちに来ませんかというか今日ゲームやめませんか今から迎えに行っていいですか、と頭を駆け巡る欲望をどこまで口に出して良いものか悩んで、ナイトは自宅のPCデスクに肘をついて顔を覆って呻いた。
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