胸ならいつでも「あーーつかれた!疲れたよっと」
そう言って大袈裟にベッドに倒れ込む。
「こんな疲れた日には癒しがほしいよな。例えばマシュマロのように柔らかい肌ででっかい胸とか揉ませてくれねえかなぁだれか」
ベッドの上で願望をだらだらと喋っているポップ。
「胸ならそこにあるだろ」
同じ部屋にいるヒュンケルに指を差された先はポップの胸。
「なにが悲しくて自分の柔らかくもねえ胸揉むんだよ!」
「いや、そんなことはない。十分柔らかくなっているはずだ。掴み心地も手に吸い付くようになるように毎夜、懇切丁寧に揉…っ!?」
バンっという衝撃でそれ以上の言葉を止められたヒュンケルの顔には、まくらが投げつけられていた。
「なんか執拗に揉んでくるなっておもったら!」
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