Recent Search
    Create an account to secretly follow the author.
    Sign Up, Sign In

    go2oretachi

    @go2oretachi

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 13

    go2oretachi

    ☆quiet follow

    トニコンにスエザワきたから思いつきで書き始めたものの、やること多すぎて途中になったグレピ

    #オズ
    oz.
    #グレピ
    grepyPerson

    続きはない………かも「おはよう」
    目を開けたら、隣に優しく微笑みながら見つめる顔があった
    「…ん…なに…?…いつから見てたわけ?」
    「少し前」
    嬉しそうに笑って、抱きしめた枕に頬を当てたまま…まだ俺を見てる
    「…寝てる顔も可愛いなぁって思って」
    「…悪趣味」
    背中を向けると驚いて頭を上げたのが分かった
    「なんでだよ!」
    「寝てる人間の顔をニヤニヤしながら見てるなんて最低最悪」
    振り向くと何か言いたげにしながら、言い返せないのか口を尖らせた
    そう思ったら何か思いついたのかニッと口の端が上がる
    「でも俺が見てるものの趣味はいいだろ?」
    「寝顔が?」
    「そうじゃなくて!」
    つまり"俺を見てる"コトは趣味がいいだろうと言いたいらしい
    「まぁそれは」
    「だよなぁ…なあ、まだいるだろ?」
    手を握って笑いながらそう聞いてくる
    「帰るよ…用事があるし」
    本当はないけど
    いつまでもここに居たら帰れなくなりそうだし…
    起き上がると真ん丸になった目が見上げてくる
    「えー?昨日、予定ないって言ってた」
    「え?…言ったっけ?」
    あれ…結構酔っ払ってたからポロッと言っちゃってたかな
    驚く俺を見て、ピーターは笑い出す
    「うん、言ってた言ってた…明日は休みだって」
    「…お前、やったな?」
    「くっ…ひひ…本当に用事がないんならいいだろ」
    俺の手を握って引き寄せて、頬をつけて微笑む
    「良くない…」
    「なぁ、もう少しいろよ」
    それが言いたいのに回りくどい
    「やだね、帰って着替えたい」
    「…着替えたら、また戻ってくるのか?」
    「そういうことじゃない」
    不満そうな顔は、また口を尖らせる
    「…アンタが、まだ足りないって言うなら考えてやってもいいけど」
    その言葉に握る手に力が入った
    「足りないっての…そういうつもりじゃなかったけど、それもいいかも」
    嬉しそうに笑うから、からかったつもりが逆に恥ずかしくなってきた…
    「じゃあ、どういうつもり?」
    「一緒に朝食を食べに行こう」







    Tap to full screen .Repost is prohibited
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    related works

    recommended works

    wasui_awira119

    DONE2022.1.23.Sun
    ピクスク開催北師弟Webオンリー
    HAPPY北師弟DAY

    開催おめでとうございます🎉

    スペース:氷 い5

    新作展示:八つ当たり【北師弟+アーサー】

    パスワードは会場リンク先にて公開中です
    良かったら感想ください!
    はぴして 北師弟+アーサー 新作展示『八つ当たり』「めずらしいのう」
    「めずらしいのう」
    「アーサーちゃんおこじゃの」
    「一体何があったのじゃ」
    「きっとフィガロがなにかしたんじゃよ」
    「わからないよ、オズちゃんかもよ」

     背後で好き勝手言っている声が聞こえる。外野は気楽でいいが当事者たちはそうもいかない。窓の外はどんどん曇ってくるし、アーサーの癇癪も治まる様子はない。本当に珍しいことだ。

    「アーサー」
    「いや!」
    「……まだ何も言っていない」
    「いやぁ!」
    「アーサー……」
    「うううう」

     本当の本当に珍しいのだ。アーサーは歳の割に聞き分けの良い子どもだった。そりゃあ、子どもらしくわんぱくなところもあるが、俺たちの話はよく聞き、あまりわがままを言わない子どもだった。
     そのよくできたアーサーが、地団太を踏んで、力いっぱい体いっぱいに癇癪を起している。オズはもうお手上げ状態で、完全に困ってしまっているようだ。
    1988