村人A @villager_fenval 只今、ディスガイア4の執事閣下にどハマり中。小説やら色々流します。 ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji POIPOI 25
村人A☆quiet followDONE執事閣下で、初のR-18創作に手を出しました。がっっつりセッしてますが、多分そんなにエrくはない。初めてのR-18ということで生暖かい目で見てやってくださいませ。展開が急に始まるので注意。 Age verification Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow 村人APASTキスの日小説加筆修正版!!キスする場所に意味があるというものを見つけて書いたものです!口付ける場所の、その意味は5月23日。 仕事で共に来たフェンリッヒとエミーゼルは、目の前で色めき立っていた者たちが目に入る。 「今日ってキスの日よね!!」 「まぁ、そうなんですの?初めて聞きましたわ」 「おねえさまは乙女のイベントには詳しいデスね!」 きゃあきゃあと響く三人娘の会話を、たまたま耳に挟んでしまう。 エミーゼルは少し眉間に皺を寄せて、軽くため息混じりに口を開く。 「またなんか言ってる…どこから来るんだ、その情報」 「知らん。どうでもいい」 「あ、フェンリっちとエミーゼルじゃん!ふたりが一緒って珍しいね」 ふたりに気付いたフーカが手を振る。 面倒臭いのに絡まれた、とフェンリッヒは苛立ちを隠すことなく舌打ちをした。 当然、そんなのに臆するフーカではない。 2838 村人APASTpixivに載せた小説の再掲です。CPという感じの描写はめちゃくちゃ薄め。ほぼ無味レベル。これ執事閣下?閣下執事?よくわからないのでCPタグはなし。個人的には+のイメージ。リッヒが心を許すのは生涯閣下ひとりなんだろうな、と思いつつ書いたお話しでした。心を許す証執務の間の休憩。 珍しく出ていった従者を待ちながら、ヴァルバトーゼは本を読んでいた。 今の仲間たちには天然な部分が色濃く見えているだろうが、元々彼は頭もよく、知識欲もある。以前も本を読んでいたら、「ヴァルっちって本とか読むの!?」と言われたのは記憶に新しい。 だが本を読み始めて一刻程。 「…遅い」 出ていったフェンリッヒは、10分ほどで戻ると言っていた。 なのに遅すぎる。そう気付くと本を読んでなどいられなくなり、ヴァルバトーゼはそっと本を閉じた。 「何かあったか…?いや、あいつに限ってそれはないか」 そこらの悪魔に絡まれたとて、そう簡単にやられる男ではない。 信頼があるからこそ思うことだが、一度心に浮かんできたものは消えない。 4258 村人ADONE8番出口パロです。迷い込んだフェンリッヒは最後の“異変”を振り切ることが出来るのか…?かなり強引ですが、これも彼らっぽいかなぁ、と。信じるは、偶像か意志か「……なんだ、ここは」 白いタイルが続き、薄暗い妙な通路。 いつの間にか見覚えのない場所に立っていたフェンリッヒは、怪訝そうに顔を顰めた。 (夢でも見ているのか…?……そういえば、ここに来る前、オレは何を…?) 記憶の全てがあやふや。 痛む頭を押さえて視線を前に向けると、そこには張り紙があった。 「『8番出口』…だと?」 紙に書いてあったのは、ここは『8番出口』と呼ばれる場所らしく、出るためには異変を感じた瞬間に引き返すこと。 そして8番出口に辿り着けた者だけが出られるらしい。 「くだらん…幻術の類か…?…どっちにしろ、進んでいくしかないのか」 幻術などへの耐性は、フェンリッヒは全くない。無理矢理破ることも出来ず、出るためには現状従って出るしかない。 3152 村人ADONEバレンタインヴァルアル小説今回はディスガイアRPGのイベント後の話ですので、イベスト読んでない人はネタバレに注意です!これくらいの距離感が好き。ずっと、隣で。魔界学園。それは、悪魔たちが通う学校。といっても、マトモな悪魔が学校に毎日通う訳が無い。 学校にキチンと通う者は不良、休んだり好き勝手するのは優等生。 そんな学園であったゴタゴタ。『超魔熱血恋愛細胞MK2』を巡る事件が幕を閉じ、静かになった学園の屋上で、並んで座る影があった。 沈黙が包むふたりの合間を、風が縫う。 「…いつまで、その格好をしているつもりだ?」 「あら、いけませんか?わたくしの生前はこんな服装を着る機会がありませんでしたし、新鮮ですもの。もう少しくら、ね?」 ふふ、とイタズラっぽく笑い、眼鏡の奥の目を細めるアルティナに、ヴァルバトーゼはなんとも言えぬ表情を返した。 今ふたりは、並んで座りながらチョコを食べていた。それはアルティナが持ってきた件のチョコではない、また別のものだ。 2132 村人ADONEクリスマス暴シス小説。アルティナちゃんの純真さにペースを乱される暴君様が大好き。聖夜の逢瀬雪が降り、辺りを白く染めていく。 ツンと凍える空気は、息を吐けば靄のように広がる。 既に足を踏み出せば、ザク、と音がするくらいに雪が積もっていて、そこに真新しい足跡がついていた。 黒い装束についた雪を手で払い、紅の瞳が闇夜の中で動く。 (…今夜は人間共の気配を感じぬな) 目的の場所は明かりがついていて、光が漏れていた。 力を入れると、ギギ…と音を立てて開く。 「あら、吸血鬼さん。今日は遅かったのね」 「……何をしておるのだ?」 いつもより煌びやかな教会の中。 そこに現れたのは、“暴君”と謳われる吸血鬼、ヴァルバトーゼ。 笑顔を向けるシスター、アルティナは彼を招き入れる。 「今日はクリスマスですわ」 「クリスマス…?なんだ、それは」 2576 村人ADONE両想いだと分かるふたりの話が見たくて書きました。多分、心の奥の気持ちを言えるのは閣下の方だと思う。仕舞い込んだ、この想いは暴君ヴァルバトーゼと月光の牙フェンリッヒ。 そのふたりがいつの間にか手を組み、更には主従関係までも結んでいた。 魔界でも震撼されたその出来事は、いつしか過去のことにされていった。 主のヴァルバトーゼが魔力を失ったという噂が流れたからだ。 最初は血眼になってその首を獲ってやろうと、捜していた悪魔たちも、姿が見えなければ次から次へと興味をなくしていく。 ふたりの結んだ覚悟の下、共に地獄へ堕ちたことなど誰も知らぬまま。 そんな魔界での栄光も、すでに数百年前になった頃。 現在、ふたりは閑職でもあるプリニー教育係となって暮らしていた。 多忙ながらも日々確実に邁進している。そう思っていたのは、どうやら主の方だけだったようで。 2718 recommended works いさおDOODLE剣閣下もいいけど、槍閣下もいいよ!! いさおDOODLERPG楽しみ!主従そろえて旅立つぞ~! last_of_QEDDONEしがない愛マニアである私が原作の奥に想い描いた、ディスガイア4、風祭フーカと父親の話です。銀の弾は怪物を殺せるか?【銀の弾など必要ない】白衣が揺れる。頭をかいてデスクに向かうそのくたびれた男に私は恐る恐る声を掛ける。「パパ、お家なのにお仕事?」男はこちらを振り返りもしない。研究で忙しいのだろうか。それとも、私の声が届いていないのだろうか。父親の丸まった背中をじっと見つめる。十数秒後、その背がこわごわと伸び、首だけがわずかにこちらを向く。「すまん、何か言ったか?」この人はいつもそうだ。母が亡くなってから研究、研究、研究……。母が生きていた頃の記憶はあまりないから、最初からこんな感じだったのかもしれないけれど。それでも幼い娘の呼び掛けにきちんと応じないなんて、やはり父親としてどうかしている。「別に……」明らかに不満げな私の声に、ようやく彼は腰を上げた。「いつもすまんな。仕事が大詰めなんだ」パパのお仕事はいつも大詰めじゃない、そう言いたいのをぐっと堪え、代わりに別の問いを投げかける。「いつになったらフーカと遊んでくれる?」ハハハ、と眉を下げて笑う父は少し疲れているように見えた。すまんなあ、と小さく呟き床に胡座をかく。すまん、それがこの人の口癖だった。よう 3321 last_of_QEDMOURNING世の中に執事閣下 フェンヴァル ディスガイアの二次創作が増えて欲しい。できればえっちなやつが増えて欲しい。よろしくお願いします。【それは躾か嗜みか】この飢えはなんだ、渇きはなんだ。どんな魔神を倒しても、どんな報酬を手にしても、何かが足りない。長らくそんな風に感じてきた。傭兵として魔界全土を彷徨ったのは、この途方も無い飢餓感を埋めてくれる何かを無意識に捜し求めていたためかもしれないと、今となっては思う。そんな記憶の残滓を振り払って、柔い肉に歯を立てる。食い千切って胃に収めることはなくとも、不思議と腹が膨れて行く。飲み込んだ訳でもないのに、聞こえる水音がこの喉を潤して行く。あの頃とは違う、確かに満たされて行く感覚にこれは現実だろうかと重い瞼を上げる。そこには俺に組み敷かれるあられもない姿の主人がいて、何処か安堵する。ああ、これは夢泡沫ではなかったと、その存在を確かめるように重ねた手を強く結んだ。「も……駄目だフェンリッヒ、おかしく、なる……」「ええ、おかしくなってください、閣下」甘く囁く低音に、ビクンと跳ねて主人は精を吐き出した。肩で息をするその人の唇は乾いている。乾きを舌で舐めてやり、そのまま噛み付くように唇を重ねた。吐精したばかりの下半身に再び指を這わせると、ただそれだけで熱っぽ 4007 last_of_QEDDONE魔界の転生システムについて。執事閣下🐺🦇はじめまして、私の想い人。はじめましてを何度でも【はじめましてを何度でも】 転生。悪魔がより強大な力を得ることを目的として、代々魔界に伝わる禁忌術。現代となってはそのシステムは仔細解明され、下級悪魔ですら当然のように享受し、利用することの出来る術式となっている。最早確立されたこの仕組みを疑う者は魔界広しといえど、いないだろう。 しかし、どんなシステムにも瑕疵(バグ)は付き物。転生して、本当にまた"自分として生まれ変われるか"……そんな不安が時折よぎると言ったら、貴方は笑うだろうか。 此処は魔界、暗黒議会前。間も無く議会は閉会となり、重々しい扉が開くその時を迎えようとしている。曲がりなりにも暗黒議会を通すのだ。友好的だった議員の裏切り等の一定の不確定要素はあれど、力で捻じ伏せることがない限り、議会による決定は絶対。再び同じ者として転生出来ることは頭では分かっている、分かっているのだが。 2432 last_of_QEDBLANK七夕はいつも雨。ヴァルアルの小話。星の在処【星の在処】 「給料(イワシ)倍増」 「世界征服」 「立派なラスボスになりたいデス」 「父上のような魔界大統領になる」 「いい加減主人が血を飲みますように」 色とりどりの短冊がはためく今日。世に言う七夕であるが、魔界から星に祈ってはならぬという決まりはない。それどころか、一流の悪魔ともなれば星魔法を使いこなすのだから、むしろ星の廻りとこの地は縁深いと言えるかもしれない。 短冊の飾りとして指先で小さな星を作る傍ら、「一流の悪魔」へと話し掛ける。 「吸血鬼さんはどんなお願い事を?」 「大の悪魔(おとな)が今更願掛けするような夢など持ち合わせていると思うか」 お前を恐怖に陥れる……それは己の力で叶えれば良いだけの話だしな。なに、すぐに叶えてみせるさ。そう男が笑えば、こちらもつられてはにかんだ。 640 last_of_QEDDONE8/25フェンリッヒ🐺誕生日おめでとう🎉🎂誕生日のお祝い、その起源を君は知っているかい?825【825】 「フェンリっち! 誕生日おめでとー!」 「デス!」 「……何処から聞きつけて来た」 キラキラとした瞳の少女二人と苦い顔の狼男。此処は魔界の果て、地獄。しかしその様相は常とは少し違っていた。拠点はささやかながら飾り付けられ、掲示板には「Happy birthday フェンリっち」の文字。クラッカーが鳴り、中央テーブルには毒々しいホールケーキとティーカップ、数え切れぬほどの蝋燭が準備されている。 「人間は昔からこの手のものが好きだな。まさか現代ではキンダーフェストが成人にまで広がっているのか?」 「キンダーフェスト?」 「2000歳を超えた大人が、それも"悪魔"の俺が祝福されるなど、片腹痛い」 1650 last_of_QEDDOODLER18 執事閣下🐺🦇【甘く、酸っぱく、癖になる】人間界のお祭りに学ぶつもりが、ホテルでソープランドみたいなプレイをしてしまうどうしようもない話。甘く、酸っぱく、癖になる【甘く、酸っぱく、癖になる】 ベルベットのマントをはためかせ、吸血鬼は高らかに宣言した。その良く通る声に誰も彼もが息を呑み、振り返る。 ……と言っても、聴衆の大半はプリニーであるのだが。 「お前たちの尽力に感謝する! 甲斐あってイワシ夏祭りの準備もいよいよ大詰めだ! そこで……仕上げとして人間界の夏祭りを偵察しに行くこととした!」 彼奴らは楽しむ才能に長けているからな、行けば今構想しているイワシ夏祭りに足りないものが見つかるやもしれん。プリニーたちに語り掛ける閣下はうきうきと愉しげだ。 一方、俺はと言えば。主人から発された「人間界」の一言で脳内にトラウマが蘇る。肌が粟立つ。「いってらっしゃいませッス〜」だの「お土産よろしくッス!」だのと呑気なプリニーたちが酷く恨めしい。そも、罪人の癖に閣下に対して馴れ馴れし過ぎるだろう。土産を強請ったプリニーは後でみっちり再教育だ。 7095 last_of_QEDDOODLE【10/4】ヴァルバトーゼ閣下🦇お誕生日おめでとうございます!仲間たちが見たのはルージュの魔法か、それとも。104【104】 人間の一生は短い。百回も歳を重ねれば、その生涯は終焉を迎える。そして魂は転生し、再び廻る。 一方、悪魔の一生もそう長くはない。いや、人間と比較すれば寿命そのものは圧倒的に長いはずであるのだが、無秩序混沌を極める魔界においてはうっかり殺されたり、死んでしまうことは珍しくない。暗黒まんじゅうを喉に詰まらせ死んでしまうなんていうのが良い例だ。 悪魔と言えど一年でも二年でも長く生存するというのはやはりめでたいことではある。それだけの強さを持っているか……魔界で生き残る上で最重要とも言える悪運を持っていることの証明に他ならないのだから。 それ故に、小さい子どもよりむしろ、大人になってからこそ盛大に誕生日パーティーを開く悪魔が魔界には一定数いる。付き合いのある各界魔王たちを豪奢な誕生会にてもてなし、「祝いの品」を贈らせる。贈答品や態度が気に食わなければ首を刎ねるか刎ねられるかの決闘が繰り広げられ……言わば己が力の誇示のため、魔界の大人たちのお誕生会は絢爛豪華に催されるのだ。 3272