「なんでかなぁ」
雑誌をペラペラめくりながら呟けば
ソファに座っている私の膝の上に乗って、今しがたまで首筋に唇を這わせていた退治人君は「はにが?」とキョトンとししつつ、視線を合わせてくる稚い姿に、笑いながら手の中にある雑誌を見せつければ、すべてを脱稿ハイになった頭脳でも察したらしく、顔をしかめた後で、また私の首筋に顔を埋めた。
「お前も、こんな俺がイイ?」
「ん~~~?」
その姿が余りにもかわいいから、ちょっとだけの悪戯心で答えを濁してみれば
今度はかぷかぷと首筋をあまがみしてきながら「そんな俺よりも、この俺のほうがずっと可愛いし、お前の好きな『愛で甲斐』だってあるだろ」なんて言うから
余りの可愛さに、喉が鳴った
※この後はドちゃの色々を舐めまわして寝落ちするロ君はいるし
「ええ!?ここで寝落ちしちゃうんだ~~~かわいい~~~」ってなるドちゃもいる(まぼろし~~~~~)