フリアメの「願い」についてフリードとアメジオはとある町でのデートに楽しんでいた。暑い夏の夜なので、街中はにぎやかだった。
「人が多いな」と述べてアメジオ。
「当然だ」フリードは微笑んだ。
「当然?」アメジオはフリードの言葉の意味が分からなかった。
「知らないの?今日は七夕だぞ。簡単に言えるとは… 人が神様に願い事を短冊で書いて、葉竹に飾っているの祭りだ。まぁ、それ以外の伝説もあるけどね。」
アメジオはちょっとだけ聴いたことがあったと思い出した。「なるほど。そういうことは知ってたけど、祭りの名前は初めて聴いた。」
「参加することが… なかったのか?」とフリードは尋ねた。
「いや、そんなのは暇がないだから。」
エクスプローラズとしてアメジオは、祭りみたいなものを参加することが一度もないんだ。
「じゃあ、やってみろ!」
「ちょー」
フリードは突然にアメジオの手を握って、町の神社に引っ張り出した。
神社にはまた人が少なかいので、人込みは苦手なタイプのアメジオはちょっと安心していた。
そしてフリードはそれぞれの短冊を買ったと、葉竹にいる場所へ行ってた。たどり着いたあと、アメジオに筆を手渡した。
「ここに願い事を書いてしようね」フリードはまた微笑んだ。
「願い事…か」
アメジオは願い事・叶えたい事が一つも望んでなかった。エクスプローラズはギベオン様のための存在だから、自分の欲望はとっくに押しつぶしていた。
「アメジオ?」フリートの声ではっと我に返った。
「俺は… 書きたいことがない。」
「・・・おい。」フリードはため息をつくった。「人は誰でも一つや二つの欲しいものがあるだろう?シンプルでもいいぞ。「プリンを食べたい」とか「お金が欲しい」とかたくさんな願いが書いてある。深なくても大丈夫じゃん」
「シンプルな自分で叶えろ。神様に頼まれたらもったいないんだ。」
「・・・」
フリードは何も言えずに、自分の願いを書いていて、そして葉竹に飾っていた。
アメジオの短柵はまだ白だった。
「おい。」
「何だ?」
フリードは困った顔をした。「何も考えないのなら、俺たちの関係について願いを書いたらどうだ?」
そうだ。フリードとの恋人関係にあった。でも、その関係の場合はもう欲しかったものはよく叶えた。
「もうお前としたいことはした。」と尋ねたアメジオ。
「そういう意味じゃねぇよ」フリードは顔を曇らした。「俺とずっと一緒にしたくないの?永遠にそばにいたくない?」
ずっと?永遠?アメジオはそんなことには信じてなかった。人生にはずっととか永遠とかものはまったくないと思った。
「神様は叶えないことを願ったら失礼だと思う。」アメジオは真面目な声で言った。
「ほんとに何も考えないのか?」フリードはなんかちょっと切ないな顔をした。
「・・・」
もちろん、アメジオはフリードと一緒にいたかった。でもそれは自分で決めることと思った。神様に願いのなら、大きいなものを頼んだらほうがいいと思った。
フリードに「神様なんて信じてない」となぜか言いたくなかった。
「まぁ… 無理をするな。」とフリードは言った。「考えないのならしかたねぇ。でも考え過ぎこともうやめたほうがいいぞ」
アメジオの欲しいもの。願い事。自分だけの心の中の欲望。
小さい頃からそんなものは抑えられていた。一番大事なことはギベオン様の願いだった。ギベオン様の欲しいものや気持ちは最優先だった。
でも
アメジオは人間だった。少しだけでも人間は願い事があった。アメジオも同じだった。
どんなに否定したかったにしても、今でも欲しいものがたくさんあった。簡単なものも神様にも叶えないことも。
「お?やっと何か書いちゃった?」フリードはニコニコしていた。「やっぱりお前にも願い事があるじゃん!」
書き終わったアメジオはため息をつくった。「うるさい」
「へへ~ じゃあ、ほら、俺の短柵の隣に飾って!」フリードはアメジオの手を掴んで、そして一緒にアメジオの短柵を飾っていた。
フリードは「何を書いたの?」と聞いてなかった。
そのあと、デートの続きは神社の売店にひやかしながら歩いてみた。
フリードもアメジオも知らなかったけど、それぞれの願ったことは同じだった。
こ
れ
か
ら
も
ア フ
メ リ
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オ ド
は
俺
の
こ
と
が
好
き
だ
と
思
い
ま
す
よ
う
に
。