はづきの本音あとがき供養の意味で書き残しておきます。
本編書き始めた頃はオリキャラに名前付けずネームレスで進めようかと思い書いていたんですけど、無理を感じて名前を付けて最後まで書き切りました。
某ゲーム内キャラの誕生日祝いを挟み、3作目のその後の話で妊娠ネタ取り入れたのはかなりの勇気がありました……。だって、大正版14歳?15歳?の母を書いてるようなもん。主人公の月麦さんをそのような目に遭う設定にした作者も、心が綺麗ではありませぬ……笑
全年齢対象で書いたものなんで、むいと月麦のあの夜の性的な話はカットしてます。(真面目に書いてたらR15相当いってます……💦)
本編ではただ一緒に一夜を過ごしただけ…で終わってますが。それだけで終わるわけないよね!?ってはづきの欲が止まらず深掘りした結果がその後の話での回想シーンです。
言い方がよろしくないですが、まぐわったんだよ。まぐわったって何?それは、性行為……💦
夜に2人きりになるってそうなりえないと思った主人公の友人役、流花の考えは奇しくも当たってしまった……。流花はむい邸の世話役でもあるので双方の事はよくご存知。ご存知だから複雑でもあった。もしあの時…間に入れていたら、こんなことにはならなかった……って月麦に怒りの思いより、助けてやれなくて申し訳なかったという謝罪の思いが優先されるように書きました。
その後の話の前半部分は、むいに先立たれ1人になった月麦は何もかも分からず妊娠が発覚し心がボロボロで可哀想だという空気で通ってきました。手出した男に責任あるみたいな感じも出し、むいが悪者扱いにもなっていき、双方可哀想だなって思いながら書き続けました。
むいの印象を一変させたのが、月麦&流花の帰省シーンで登場した月麦の弟、海月の「お兄さんのようになりたい」という趣旨の発言。年が明けてもわずか11歳で叔父さんになるって大事件なくらいの出来事なのに、第一は姉を助けてあげたい一心で両親を説得したのは、はづきとしても心を打たれた場面かなと思います。
涙から立ち上がっていく……周りに支えてもらいながら乗り越えていく月麦の姿を、むいはきっと…絶対に天国から誇らしげに見守ってることでしょう。
生存IF版いずれは書きたい……。
いつになるかは、分かりませんが……。