ドキドキ☆1日マジロ体験ジョンと俺の秘密の外食デート中「ジョンはなんでそんなにドラ公が好きなの?そりゃ悪いやつじゃないのは俺もわかるけど、享楽主義のアイツといると厄介事に巻き込まれたりも多いだろ?」と前々から気になっていた疑問をぶつけてみた。
するとジョンは暫く考えたあと「ロナルドくんもマジロ体験してみると良いヌ!そしたら分かるヌ!」と以前じーさんから貰ったという【1日だけマジロにナレール薬】を差し出した。
ドラ公の事よりもどちらかと言えばマジロになってジョンと遊びたい!という下心から、俺はその薬を飲んでメキャキャになりながらも何とか大きめのマジロに変身した。
マジロ化した俺を友だちマジロとして家に連れて帰るジョン。
ドラ公は全く疑うことなく俺を迎え入れた。
(ちなみに本物の俺「ロナルド」は泊りがけの退治だと伝えておいた)
控えめに言ってもマジロ生活は最高でした。
ドラルクに抱かれながら腹毛をこしょこしょ擽られるとたまらない気持ちになるし、良い匂いがするし。ちょくちょくキ、キ…ちゅーしてくるし!
いや別におじさんの接吻なんてキモいだけだけど!
食事中は聖母か?ってくらい優しい眼差しで見つめられ、口元についた食べかすを拭われる。
そして一緒に風呂にも入った。
アイツの裸体なんて見慣れてたはずなのに何故かドキドキしてしまって直視できず大変だった。
風呂から出たら全身を優しく手入れもされた。
身体中に何だか高そうなクリームを擦り込まれ、背中もピカピカに磨かれた。
アイツの細い指と赤い爪にクラクラした。
最後はドラルクの腕に抱かれて眠った。
少し冷たいアイツの体温と線香みたいな香り、無垢な寝顔と寝息に晒され中々寝付けなかった。
次の日元に戻った俺に「どうだった?ロナルドくん。ヌンのドラルク様は世界一可愛いでしょう?」と言うジョンに俺は悔しくも頷いてしまった。
不覚にも俺は一晩で心奪われてしまったのだ!