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    105@海自艦擬人化

    @sanpomichi105

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    105@海自艦擬人化

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    エアブーありがとうございました!
    置いていたペーパーの解説部分を残しておきます。

    #擬人化
    Humanization
    ##紹介
    ##3_affection

    "あき"の話と設定のようなもの・あきは3人兄弟の末っ子、兄2人が生まれてから30年近く経った後に生まれたので、キャラクターの感覚的には親子や祖父孫とでも呼ぶ方が近いですね。入れ替わりで引退していてもおかしくない年数差なので、可愛がられています(幻覚)。
    ・彼らの人としての見た目年齢は命名時点での7歳くらいから徐々に成長し、竣工する頃に18歳くらい、その後は人間ベースで加齢させてます。艦の寿命がおおむね40年弱、自衛官の方の定年が55歳なので、うちの擬人化たちは新卒から定年までとひとつの艦に勤める生き字引のような存在でしょうか。ふねも設計された時代で古い・新しいがありますが、システム周りは随時更新されるので、考え方は見た目年齢より若いんじゃないかなと思います。
    ・あき達兄弟は艦そのものが(海自の中で)大きい方ではないので成人男性としては小柄な体格にしています。また、戦闘艦(護衛艦)ではなく裏方仕事をする子なので非力です。速力も出ませんが、長距離走は得意なタイプですね。揺れに強い子なので体幹は強そうです。
    ・艦艇の仕事内容に対応してそれぞれ名前が付きますが、この艦は音響測定艦(略号:AOS)と言います。海中の音を拾うのが主な仕事です。なので擬人化の際、一般の人に比べて耳が良いという解釈をしています。声のみならず足音等で個人特定出来るタイプの良さ。成長するにつれて馴染みますが、生まれてすぐは聴覚過敏気味かなと。

    最後になりましたが、ここまでご覧いただきありがとうございました。ふわっとしていた設定をまとめるいい機会で楽しかったです。見学不可の艦ということもあり、解像度がまだまだ荒く勉強途中の状態ですが…。
    落ち着いて旅行へ行けるようになりましたら、実物をご覧になってみてください。個人的な推しポイントはお腹の丸みです。そして、建造元(三井E&S)が作成した動画がとても素晴らしいのでこちらもぜひ!Twitterにリンク貼っとくので…! (5/9)
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    Replies from the creator

    105@海自艦擬人化

    DOODLEかもめ(新幹線)とやはぎ(艦)。セルフクロスオーバーみたいなものです。
    新米の冒険 駅から続く電車通りから外れて海沿いの遊歩道を軽く駆け抜け、公園の端まで来るとそこから人々が憩う様子をふわふわと潮風を浴びながら眺める。この景色は元々は海から見る予定であったけれども、あいにく天候の折り合いが悪くて叶わなかった。それ自体はいまも残念に思っているものの、こうして別の機会にでも自ら赴けるあたり、人の身に意識を宿したことのありがたさを感じる。まだ慣れていないのもあってしばしばバランスを崩してしまうけれど。本体の性質のせいかこの身体でも走るのは好きだ。でもたまにはゆっくり歩くのも良いな、と遊ぶ幼い子供の笑い声や木々のざわめきを耳にしつつ元来た道を戻るべく振り返る。
    「こんにちは!」
     いつからいたのか、視界の手を伸ばせば触れられる距離に子供が立っていて、思わずびくっと身体が跳ねた。やや緊張した面持ちで声を掛けてきた子供は背格好からしてまだ小児料金が適用される年頃に見える。驚いて真っ白になった頭でもそれだけは真っ先に過ってちょっと可笑しくなった。落ち着いて思考を巡らせる。確か出掛ける前に先輩からは「人からは見えないのだから、もし迷ったら呼びなさいね」と言って携帯を持たせてくれたのだけれど。中には見える人もいる、ということなのでしょうか。こんなことなら対策を聞いておくんだったと内心はあたふたとしながら何を言うべきかを考える。
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    105@海自艦擬人化

    DONE祝・118進水日!10周年おめでとう~!
    雨上がりの記憶 不意に目を覚ます。直前まで夢でもみていたのか一瞬、ここはどこだっけと頭をよぎった。薄暗い中で視線を巡らせて、艦の馴染んだベッドであることを確認する。枕元に置いているデジタルの腕時計を手探りで掴み、顔の前でかざすと時刻は〇五二九を示していた。付近のベッドではまだぐっすりと眠っている者が大半のらしく、機械の作動音が低く響いているのを除けばしんと静まっている。
     もう一〇年前、か。
     寝起きの少しぼんやりした頭で今日だなぁと思い出す。時刻と並んで表示されていた日付は八月二二日。かつて海へと滑り降りた日だ。当日朝は普段と違う様子に緊張していたのか、単に暑くて寝苦しかったか、もしくは夢見でも悪かったのか。起きてしばらくの間ぐずぐずと泣いて、立ち会いのしらゆきさんを困らせたような記憶が朧気に残っている。ただ、さすがのベテランと言うべきか、彼の気性ゆえか、あれこれと世話を焼かれている内にすっかり機嫌が治っていだから不思議なものだ。僕では同じように出来ないだろうと思う。艤装中に〝ふゆづき〟の舞鶴配備を知ってからは生まれ故郷とのことでしばらくご無沙汰だけど、と注を入れながらも馴染みの店をいくつか教えてくれたりもした。就役後に訪れると既に閉めているところも多くあったけれど、続いているところの中には自分も気に入って、通っているところもある。出港中ですぐには叶わないけれど帰ったら久しぶりに買いに行くのを楽しみにしていようと思う。
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