優しい眼「優しい眼」
ある日の夕暮れ時。
セブンスヘブンでティファと談笑している時だった。
久しぶりに顔を見せた相棒を見てアタシは絶句した。
あまりに似つかわしくない"それ"を抱いたヴィンセントが現れたからだ。
「ちょ、どしたのそれっ!?」
「・・・いや、辺境の地を進んでいた時に見かけたんだが…」
「だからって絶対アンタ世話できる人間じゃないでしょ、どこかに預けようと思わなかったの⁉︎」
仲間達(・・ユフィ、それは流石に言い過ぎじゃ)
「私もそう思ったんだが・・・、預けるにも辺鄙な所で見つけたもので、ここに連れてくる他浮かばなかった。」
「でも、その子がそこに置いてあったって事は、人が通る場所ではあるってことよね??」
1924