カリジャミ
kanata_naka
DONEソメプレ公開用に短いお話を書きました。ゆるふわなドムサブです。
声で伝えて 最近なんだか息苦しい。
朝から晩まで動き回って疲れが溜まっているせいだろうか。
先ほどまで開かれていた宴の片付けをしながらジャミルは考えていた。
ようやく終わりが見えてきた頃に寮生から声をかけられた。
「あ、副寮長。寮長が呼んでいましたよ。あとはやっておきますんで行ってください。」
「あぁ、ありがとう。それじゃあお願いするよ。」
最後の片付けを寮生に任せ、ジャミルはカリムの部屋へと向かった。
なんだ、何かあったのか…?
息苦しさが少し増す。
「ジャミル、Come。おいで。」
部屋の扉を開けたところでそう言われ、ジャミルは一瞬動きを止めた。
声は優しいはずなのにどこか強い波長を含んでいた。
ジャミルはピリッとした空気を感じたが、抗えないその声に誘われベッドに腰掛けているカリムの前へと足を運んだ。
1921朝から晩まで動き回って疲れが溜まっているせいだろうか。
先ほどまで開かれていた宴の片付けをしながらジャミルは考えていた。
ようやく終わりが見えてきた頃に寮生から声をかけられた。
「あ、副寮長。寮長が呼んでいましたよ。あとはやっておきますんで行ってください。」
「あぁ、ありがとう。それじゃあお願いするよ。」
最後の片付けを寮生に任せ、ジャミルはカリムの部屋へと向かった。
なんだ、何かあったのか…?
息苦しさが少し増す。
「ジャミル、Come。おいで。」
部屋の扉を開けたところでそう言われ、ジャミルは一瞬動きを止めた。
声は優しいはずなのにどこか強い波長を含んでいた。
ジャミルはピリッとした空気を感じたが、抗えないその声に誘われベッドに腰掛けているカリムの前へと足を運んだ。
you00051
INFO【カリジャミWebオンリー】BOOTHで販売してるハーバリウム風アクキーの
花言葉解説です。
カリジャミにズブズブなオンナが使ってるので
花言葉みて一緒にニタニタして頂けると嬉しいので、解説作っちゃいました!!
一緒にニタニタ妄想しちゃいましょ…🥴
アクキーの方はこちらで販売しております。
https://saki-taku.booth.pm/ 5
you00051
INFO【お品書き】【カリジャミWebオンリー】アクキーの方はこちらで販売しております。
ハーバリウム風スカラビアアクキー | 一限目_サキ https://saki-taku.booth.pm/items/3003159 #booth_ 2
kanata_naka
DONEカリジャミWEBオンリー用に書いたSSです。お題ガチャで引いたお題を元に書きました。
風の日 とある休日。今日はよく晴れていて雲も少ない。ただ、風が吹いている。外に置いているものが飛んでいきそうなくらいの強い風が。
「うわ、本当に風が強いな。オレのターバンも吹き飛んでいきそうだ。」
そう言いながらなっはっはという笑い声と共にカリムは寮の中庭にいた。
噴水の揺れる水面を見つめる瞳はワクワクとドキドキが混ざり合ったものだった。
「そう言うなら大人しく部屋に戻ってくれないか、カリム。」
眉間にしわを寄せてカリムの後ろに佇むジャミルの髪はびっくりするほど風になびいていた。
「だってさ、ジャミル!こんな風めったにないだろ?遊ばないともったいないじゃないか!!」
そういうカリムの側には絨毯が屈伸のような動きをして待機している。
1346「うわ、本当に風が強いな。オレのターバンも吹き飛んでいきそうだ。」
そう言いながらなっはっはという笑い声と共にカリムは寮の中庭にいた。
噴水の揺れる水面を見つめる瞳はワクワクとドキドキが混ざり合ったものだった。
「そう言うなら大人しく部屋に戻ってくれないか、カリム。」
眉間にしわを寄せてカリムの後ろに佇むジャミルの髪はびっくりするほど風になびいていた。
「だってさ、ジャミル!こんな風めったにないだろ?遊ばないともったいないじゃないか!!」
そういうカリムの側には絨毯が屈伸のような動きをして待機している。
aruteamoon
DONEキスの日。カリジャミでウブいやつ。多分付き合ってないし、夜伽もしてない時空の健全な幼なじみカリジャミ。無事にタイトルつきました(笑)口付けに愛は伝う
その日もいつも通りの晴天で、とくにこれといって風が強そうだという訳でもなく、休日の朝から早めに洗濯物を干そうかと考えながらキッチンに向かう廊下を歩いている時だった。
後ろから呼び止められる聞き慣れた声に平穏な朝は終わりを告げる。いつもなら起こしに行くまで寝ているくせに、何故休日に限ってこの男は早起きしてくるのか。
その理由は腕を引きながら連れて行かれた寮長室で、開口一番知らされる。
「なぁジャミル、今日は何の日か知ってるか?」
着崩れていた寮長服を整えてやっていると構わずカリムが話しかけてくる。
無意識に手を動かしながら頭の中で知りうる限りの記念日を検索したが思い当たらず首を捻っていると、カリムが今度はスマホを取り出した。
「なんだ?なにか大事な事でもあったか?俺が忘れる筈は無いと思うんだが」
「ああ、オレもジャミルもこう言うのあんまり知らないもんな!オレもこないだケイトに聞いて知ったんだけど…」
カリムは取り出したスマホをカメラモードに切り替えると、自撮りをするのか並んで此方に画面を向けた。
「なんだ?撮るなよ」
「実はケイトに頼まれてる写真があってさー 5320
aloemog
DOODLEカリジャミが街でアラジンに絡まれる落書きです(アリババくんもちょこっと)マギかくの数億年ぶりなので全然似てないですけど、1枚目の下と2枚目と3枚目の上が描きたかったのでよいことにします😌 3
case669
CAN’T MAKE欲望に素直に書いたカリジャミ♀と兄レオ♀前提の、パパ活してる黒ギャルJKレオ♀ジャミ♀ちゃんの話R18は無いけど倫理観と貞操観念が死んでるので自己責任でオナシャス…ほんとに…
なお続きのお仕置きセッが読みたくて書きました誰か続きを…続きをください…「32、181の76」
「オッサンの気分じゃない」
「26、178の66」
「華奢過ぎだろう、次」
「20……だけどホ別ですね却下で。……ええと23、187、82」
「写真は?」
「先輩、結構好きなタイプなんじゃないですか?」
ようやくスマホから顔を上げてこちらを向いたレオナに送られてきた写真の画面を見せるも、ちらと一目見ただけでパス、と告げて再び手元のスマホへとやる気なく視線が落ちていった。なんとなくそんな気はしていたが、実際に見ればジャミルだって溜め息の一つも吐きたくなる。
「……乗り気じゃないなら、今日は大人しくお兄さんの所に帰ったら良いんじゃないですか?」
すっかり氷が溶けて味の薄まってしまったカフェラテを一口飲み、ジャミルは頬杖をついた。目の前では氷しか残っていないグラスを片手にストローを噛みながらスマホを弄るレオナがううんと肯でも否でもない唸り声を上げている。
ああ、これはもう完全に今日は無しになるやつだ。そもそも最初の指定がゴツくて余裕ある男だった時点で薄々は察していたのだ。ジャミルがSNSに書き込んだ内容に今もなお次々にメッセージが送られている様を一瞥してからスマホの画 4015
すのこ
PROGRESS実はさっきまでばちくそに眠たくって仮眠をとったんですが、しっかり起きてた時と仮眠直前の差が激しすぎて描き直さんといかんレベルなのが最早面白すぎるので、差を見てって。※カリジャミで息をするように女体化してる本の一部です。女体化🦈ちゃんがお気に入りなのでついでに見てって。 2
jag09_d
DONEハムスターのカリジャミです🐹※交尾(?)します
(主観により構成されています)
※便宜上偏った表記をしています!
※種類性格には個体差があります!
※独断と偏見により一部過剰な表現をしています!
※ほんとうのいきものを飼うひとはしっかりほんとうの正しい知識を身につけてね! 4
case669
MEMO制服カリジャミスリムなラインのシャツとジャケット。今まで風通しの良い服に慣れてきた身には張り付くような布の不快感が付きまとう。おまけに首を締めるネクタイの息苦しさ。着慣れぬ制服を楽しめたのは初めて袖を通した日だけで、今では朝着替える時に一々溜め息が溢れてしまう。
「なあ、ジャミル。これ着なくちゃ駄目か?」
ジャミルよりものびのびと育てられたカリムにはもっと苦痛が大きいのだろう。ベストのボタンを留めていた筈の指先が汚物でも摘まむようにジャケットを持ち上げていた。
「アジームの跡取りは服もまともに着られないと謗られたくは無いだろう、諦めろ」
「まともな服なら他にもあるだろ?」
「入学早々目立つようなことはするなと言ってるんだ」
「でもジャミルだって困ってるんだろ?」
「お前一人守るくらいならなんとかなる」
「ジャミルも無事じゃなきゃ意味が無いって言ってるだろ!」
不服そうな顔をしてカリムが拗ねるが、正直ただただ面倒臭い。ジャミルはきっちりとネクタイを締めてジャケットのボタンまで留め終えたというのにカリムはまだ中途半端にベストを着る途中だった。
「とにかく、着替えろ。遅刻するぞ」
「なあ、この服だと俺が死 1046
case669
MEMO黒峰さんの猫じゃみちゃんの絵から書いたカリジャミにゃあ。と、ジャミルが鳴いた。
いつもひんやりとした眉毛をへにゃりと下げて、つり上がった目尻を垂れ下げて、いつもきりりと結ばれた唇をぱかりと大きく開けて、もう一度、にゃあ、と鳴いた。
「じゃっ……じゃみ、ジャミルが可愛い!!!」
カリムが思わず頬へと手を伸ばせば、避けるどころか自ら近付いてすりすりと頬擦りされた。更にはそのままカリムの足の上に我が物顔で乗り上がって座り、ちょん、と鼻先が触れあう。思ったよりも重くて足が痛い。けれど、今まで見たことも無いくらいに蕩けきったご満悦な顔をしているジャミルを見てしまっては文句なんて言えようも無かった。
「……ジャミル?」
「なあう」
名前を呼べばふにゃふにゃの笑顔でジャミルが答える。なあに?とでも言ってるような顔でこてりと首が傾き、ぴるぴると頭に生えた猫耳が震えていた。
ジャミルが可愛い。
いやいつもの姿だって十分可愛いのだけれど、それはそれとしてジャミルが可愛い。
感極まって思わず唇を重ねようと近付けるも、ぐいっと二つのぐーにした手で思い切り顔を押し退けられてしまった。
「ふなぁーあ」
やーだね、とでも言っている、ような。思わぬ抵抗を受けて 1203
case669
MEMO発掘した四章後の平和なカリジャミどんどんがちゃ。「カリム、朝!」
ばたん。
「ふぇ……?」
騒々しさに目を覚ましたカリムが漸く扉を見る頃には既に声の主はおらず、まるでずっと閉じられていたかのように静かな扉がそこにあった。
ふあと込み上げる欠伸を零しながらのそのそと身を起こす。以前ならば気付かぬうちにカリムの部屋に訪れ、そっと優しく揺り起こしてくれたジャミルはもう居ない。あと五分、なんて甘えれば仕方ないなと溜息一つで待ってくれたジャミルも、今にも眠気に引き摺られそうに船を漕ぐカリムを着せ替え人形のように身を委ねているだけで着替えまでさせてくれるジャミルも、熱々の目覚めのチャイを用意してくれるジャミルも居ない。
けれどそれが悲しいとは思わなかった。むしろ嫌いだと言いながらもなんだかんだこうして最低限の世話を焼いてくれるジャミルは優しいなあと頬が緩んでしまう。
本当はもうひと眠りしたい所だが、起こしてくれるジャミルが居なければきっと朝食も食べ損ねるし学校にも遅刻してしまう。以前、確り寝坊した時、慌てて駆け込んだ学校で見かけたジャミルの「ざまあみろ」と言わんばかりの冷え冷えとした笑顔はもう一度見たい気もするが、それよりも 3005