マ ツ
PAST昔書いた小話原文ママ。リマスター発売前に漫画にしたいけどできなさそう。悲しい。END後ロイドについてあのとき、砕けたミトスの輝石が俺のエクスフィアに吸収されていくのが見えた。
そしたら急に身体が軽くなって、「今なら飛べる」ってなんの躊躇いもなく思ったんだ。
きっと、ミトスが俺の背中を押してくれたんだ、俺はそう思ってる。
「久しぶりね、ユアン」
「リフィルか」
新たな世界樹、ユグドラシルがこの地に根付いて数十年の時が経った。
世界樹の発芽という世界規模の事象。
その立役者の一人であったリフィルは、久方ぶりに世界樹の下を訪れていた。
「珍しいな。お前はあまり、ここへは来ないだろう」
「あら、用がなければ来るなと言ったのはあなたよ?」
「私は控えろ、と言ったんだ」
世界樹の存在が知られれば、悪用される可能性もある。
それを危惧して、世界樹誕生の後守り人となったユアンは、その事実を知る者たちにあまり近寄らないよう釘を刺していた。
2066そしたら急に身体が軽くなって、「今なら飛べる」ってなんの躊躇いもなく思ったんだ。
きっと、ミトスが俺の背中を押してくれたんだ、俺はそう思ってる。
「久しぶりね、ユアン」
「リフィルか」
新たな世界樹、ユグドラシルがこの地に根付いて数十年の時が経った。
世界樹の発芽という世界規模の事象。
その立役者の一人であったリフィルは、久方ぶりに世界樹の下を訪れていた。
「珍しいな。お前はあまり、ここへは来ないだろう」
「あら、用がなければ来るなと言ったのはあなたよ?」
「私は控えろ、と言ったんだ」
世界樹の存在が知られれば、悪用される可能性もある。
それを危惧して、世界樹誕生の後守り人となったユアンは、その事実を知る者たちにあまり近寄らないよう釘を刺していた。
mizuki170120
DONEアライズ。新しいグラフィックも最高に綺麗で、
新しいチャットも仲間との会話が楽しすぎて、
BGMもカッコ良くて、
戦闘も協力技が楽しくて、
さいっこうに楽しんだテイルズ オブアライズ。
大好きになりました。
響月柚子
INFOこんな感じのオールキャラSS本が、表紙さえできれば出ます!!金欠①
「……ガルドが無い」
ぼそり、と誰かが呟いた。
ベルベットは俯きがちだった顔を上げる。誰だ、そんなわかりきったことを言ったのは。
残念ながら、旅というのはあらゆる意味でお金がかかる。突然始まったベルベットたちの旅は、当然持ち合わせなどほとんどない。
──故に、いつもギリギリである。
「……ロクロウ。今ガルドのことを言ったのは、アンタ?」
ギロリ、と音が出そうなほど強く睨みつければ、ロクロウは両手を上げて降参のポーズをする。
「悪い悪い。だが、金がないのは事実だろう? なぁ、ライフィセット」
「……お金、ない」
話を振られたライフィセットは、表情を変えずにぽそりと呟き頷いた。
「……」
事実は事実であり、それ以上でもそれ以下でもない。ベルベットははぁあ、と大きなため息をはくと、さてどうしたものかと考えを巡らせる。
1216「……ガルドが無い」
ぼそり、と誰かが呟いた。
ベルベットは俯きがちだった顔を上げる。誰だ、そんなわかりきったことを言ったのは。
残念ながら、旅というのはあらゆる意味でお金がかかる。突然始まったベルベットたちの旅は、当然持ち合わせなどほとんどない。
──故に、いつもギリギリである。
「……ロクロウ。今ガルドのことを言ったのは、アンタ?」
ギロリ、と音が出そうなほど強く睨みつければ、ロクロウは両手を上げて降参のポーズをする。
「悪い悪い。だが、金がないのは事実だろう? なぁ、ライフィセット」
「……お金、ない」
話を振られたライフィセットは、表情を変えずにぽそりと呟き頷いた。
「……」
事実は事実であり、それ以上でもそれ以下でもない。ベルベットははぁあ、と大きなため息をはくと、さてどうしたものかと考えを巡らせる。
響月柚子
SPUR MEオールキャラ本進捗こんな感じの脈絡のないSSが続くんだけど需要ある???
これ面白い…? 金欠①
「……ガルドが無い」
ぼそり、と誰かが呟いた。
ベルベットは俯きがちだった顔を上げる。誰だ、そんなわかりきったことを言ったのは。
残念ながら、旅というのはあらゆる意味でお金がかかる。突然始まったベルベットたちの旅は、当然持ち合わせなどほとんどない。
──故に、いつもギリギリである。
「……ロクロウ。今ガルドのことを言ったのは、アンタ?」
ギロリ、と音が出そうなほど強く睨みつければ、ロクロウは両手を上げて降参のポーズをする。
「悪い悪い。だが、金がないのは事実だろう? なぁ、ライフィセット」
「……お金、ない」
話を振られたライフィセットは、表情を変えずにぽそりと呟き頷いた。
「……」
事実は事実であり、それ以上でもそれ以下でもない。ベルベットははぁあ、と大きなため息をはくと、さてどうしたものかと考えを巡らせる。
479「……ガルドが無い」
ぼそり、と誰かが呟いた。
ベルベットは俯きがちだった顔を上げる。誰だ、そんなわかりきったことを言ったのは。
残念ながら、旅というのはあらゆる意味でお金がかかる。突然始まったベルベットたちの旅は、当然持ち合わせなどほとんどない。
──故に、いつもギリギリである。
「……ロクロウ。今ガルドのことを言ったのは、アンタ?」
ギロリ、と音が出そうなほど強く睨みつければ、ロクロウは両手を上げて降参のポーズをする。
「悪い悪い。だが、金がないのは事実だろう? なぁ、ライフィセット」
「……お金、ない」
話を振られたライフィセットは、表情を変えずにぽそりと呟き頷いた。
「……」
事実は事実であり、それ以上でもそれ以下でもない。ベルベットははぁあ、と大きなため息をはくと、さてどうしたものかと考えを巡らせる。