しちみ
DONE富がシンパパ?です。名前のついた富の子供がいますがK富です。也宮譲もいます。妊娠逃亡物を目指したはずが何でこうなった。 長らく顔を見せなかった富永から遊びに行く、と診療所に連絡があったのは突然のことだった。喜んで荷物持ちと出迎えを志願したのは一也と宮坂だ。一日数本しかないバスが到着し、懐かしい顔が手を振りつつステップから降りてくる。相変わらずの童顔であまり変わりないようだが、今までの富永と違う部分が一つ。富永の胸元にぶら下がってバタバタと動く生き物を見つけて一也と宮坂は挨拶より何より先に絶叫した。
「「誰なんですか?その子は?!」」
「おい、結婚したなら連絡ぐらいしろ。」
「いえ、してません。所謂シングルファーザーってやつですね。」
「…医者の癖に何と迂闊な。」
「いやはや面目ない。で、うちの太一はどこに行きましたか?」
3815「「誰なんですか?その子は?!」」
「おい、結婚したなら連絡ぐらいしろ。」
「いえ、してません。所謂シングルファーザーってやつですね。」
「…医者の癖に何と迂闊な。」
「いやはや面目ない。で、うちの太一はどこに行きましたか?」
okumaneko3
DOODLE前描いたちょっとしたやつ(1枚目)のお兄ちゃんの豆知識の出典元、みたいな。背後注意。「脱がせる余裕なく色々致したい余裕のない攻めが好き」侍なのでまっぱではないのでセーフ(アウト) 2
hasaka_k
DONEK+富+也 当代Kと次世代Kがけんデュエルたで戦います。レフェリー村井氏。(K富畑で生産されています)これも吸死ネタPass/例の数字
何枚もの写真は、診察室のデスクの引出しに大切にしまわれている。 2959
megalo_m
DONE #あなたの文か絵のワンシーンを私の絵で描くタグで描かせていただいたワンシーンです。
元の素敵小説はこちら↓
The falling-out of lovers is a renewing of love https://privatter.net/p/10087999 2
くるしま
MOURNINGK→富。短い。 宿として時々訪れる、東京にある慣れたビジネスホテルの一室。
マントと上着をハンガーにかけて、時計を見る。まだ日付が変わるにはいくらかある。眠るには早いが、あてもなく外出するには少々遅い。
そしてまだ、同室の男が戻ってきていない。
今回、上京する用件は二つあった。昼間の予定は二人とも共通で、村から転院していった患者の様子を確認すること。
夜は別の用事で、一人は大垣に頼まれた会食に。富永は、大学の同期同士の結婚祝いに参加する予定だった。式は遠方だから参加できない者も多く、同期が集まる飲み会が祝いの場になるという。
富永は嬉しそうに出掛けて行った。何時になるかは分からない、と言いながら。
あの調子ならば遅くなりそうだが、とはいえ、帰っては来るだろう。
2399マントと上着をハンガーにかけて、時計を見る。まだ日付が変わるにはいくらかある。眠るには早いが、あてもなく外出するには少々遅い。
そしてまだ、同室の男が戻ってきていない。
今回、上京する用件は二つあった。昼間の予定は二人とも共通で、村から転院していった患者の様子を確認すること。
夜は別の用事で、一人は大垣に頼まれた会食に。富永は、大学の同期同士の結婚祝いに参加する予定だった。式は遠方だから参加できない者も多く、同期が集まる飲み会が祝いの場になるという。
富永は嬉しそうに出掛けて行った。何時になるかは分からない、と言いながら。
あの調子ならば遅くなりそうだが、とはいえ、帰っては来るだろう。
こいけ
DONEふわふわ人外婚姻譚K富前回の続き これにておしまい
どうやら空気を読みすぎたのかもしれない Kが突然の神様宣言をしてから一週間、診療所は平和な日々が続いていた。あんなに忙しすぎてなにがなんやらわからなくなった三日間もどこか懐かしく感じる。二度と経験したくはないけど。
「富永、俺は明日の往診の準備をしてくる」
「はーい、了解です」
平和だ。医者が暇なのはいいことだ。なんとなくカルテを整理しながら、Kの神様宣言について考えていた。Kにしては珍しい冗談だったので印象が強かったのだ。神様によるとここは祠らしくて、それにしてはずいぶん生活感のある祠だなあ。しかもでかいし。中に家電が置いてある祠なんて日本中探してもここにしかないんじゃないか。あってたまるか。
Kが神様なら麻上さんは巫女だろうか。村井さんは狛犬とか?犬耳と尻尾のついた村井さんを想像して思わず笑いが漏れた。需要が無さすぎる。村井さんは神主だな。神様に仕える人だし。巫女服姿の麻上さんも似合うだろうけど、彼女にはやっぱりナース服が似合う。これは口に出したら例えその気がなくともセクハラになりそうなので決して言わないでおくが。一也くんこそ狛犬が似合いそうだ。でも一族的な考え方をすると彼もまた神様側なんだろうなとも思う。そこまで考えて、じゃあ俺はなんだろうと考えた。いや俺は人間なんだけど。なんなら全員人間なんだけど。
3216「富永、俺は明日の往診の準備をしてくる」
「はーい、了解です」
平和だ。医者が暇なのはいいことだ。なんとなくカルテを整理しながら、Kの神様宣言について考えていた。Kにしては珍しい冗談だったので印象が強かったのだ。神様によるとここは祠らしくて、それにしてはずいぶん生活感のある祠だなあ。しかもでかいし。中に家電が置いてある祠なんて日本中探してもここにしかないんじゃないか。あってたまるか。
Kが神様なら麻上さんは巫女だろうか。村井さんは狛犬とか?犬耳と尻尾のついた村井さんを想像して思わず笑いが漏れた。需要が無さすぎる。村井さんは神主だな。神様に仕える人だし。巫女服姿の麻上さんも似合うだろうけど、彼女にはやっぱりナース服が似合う。これは口に出したら例えその気がなくともセクハラになりそうなので決して言わないでおくが。一也くんこそ狛犬が似合いそうだ。でも一族的な考え方をすると彼もまた神様側なんだろうなとも思う。そこまで考えて、じゃあ俺はなんだろうと考えた。いや俺は人間なんだけど。なんなら全員人間なんだけど。
夕碕叶
MOURNING倫理観ゼロな人先生と、そんな人先生でも愛そうとして病んじゃった富と、富を放っておけなくて彼の人生の面倒を見ることを決めた氷先生の昼ドラです※男性妊娠あり
※人先生の倫理観ゼロ
※人先生×モブ要素あり
※氷富に見える要素あり(Not恋愛感情)
☆5/20 加筆修正しました
☆5/20 加筆・誤字脱字修正しました 18548
こいけ
DONEふわふわ人外婚姻譚K富いわゆる明るい人外のやつ
いや仮に本当だったとしたら三徹の相手にする話ではなくない? その日、というかここ数日はもうめちゃくちゃにはちゃめちゃに忙しくて忙しくて、もうわけがわからない程度には忙しい日だった。今が昼なんだか夜なんだか、寝たんだか寝てないんだか、飯もいつ食べたのか、そもそも食べたのか、とりあえずもうなにがなんやらわからないくらい忙しかった。ようやく一息ついた、というか座れたのは数日ぶりだった。ような気がする。医者の不養生という言葉が思い浮かんだが、人の命がかかってたんだし仕方のないことだし毎日こんなことしてるわけでもないし、と誰に対しての言い訳なのかもわからないまま思考がぐるぐるする。
今にも寝てしまいたいのに脳は妙に興奮状態のままで、俺は診療所の診察台に座ってぐったりしていた。
2017今にも寝てしまいたいのに脳は妙に興奮状態のままで、俺は診療所の診察台に座ってぐったりしていた。