hiromu_mix
DOODLE急に浮かんで衝動的に書いてしまったオル相。うっかりキスしたらめちゃくちゃ気持ちよくてやめられなくなった話。
(話の流れで、マイと相が罰ゲーム的にキスするシーンがあります)
キスの相性唇の、触れたところがぴりりと痺れた。
感電したようなそれは、心まで落ちていく途中にまるで雷にでも変わってしまったかのように、確かにオールマイトの心の中の、柔らかなところを打ち抜いていった。
『王様ゲーム、知ってます?』と問われ、オールマイトは、知ってはいるよ、と答えた。
「やったことはないけどね」
と続けてしまったのが、今思えば失敗の一つ目。
ヒーロー、かつ、ヒーロー名門校の教師という、世間的には聖職と思われるような職に従事していても、そこに居るのはみな欲も我もある一人の人間であることに変わりはない。そして酒なんか入った日にゃ、日ごろのストレスを晴らすようにはしゃいで乱れるのもこれは、人間なので仕方がないというもので。
7434感電したようなそれは、心まで落ちていく途中にまるで雷にでも変わってしまったかのように、確かにオールマイトの心の中の、柔らかなところを打ち抜いていった。
『王様ゲーム、知ってます?』と問われ、オールマイトは、知ってはいるよ、と答えた。
「やったことはないけどね」
と続けてしまったのが、今思えば失敗の一つ目。
ヒーロー、かつ、ヒーロー名門校の教師という、世間的には聖職と思われるような職に従事していても、そこに居るのはみな欲も我もある一人の人間であることに変わりはない。そして酒なんか入った日にゃ、日ごろのストレスを晴らすようにはしゃいで乱れるのもこれは、人間なので仕方がないというもので。
QOQhiyori33
DONETLにupしたプロット漫画。思いついたけど長編漫画は時間的に今無理だけど、幸せなオル相♡描きたかったの…MV風プロット漫画σ(^_^;)?かなぁ? ほぼセリフありません。右列から見てください^_^! 皆さんの妄想で…セリフが見えてきます(^◇^;) 5
はねた
TRAININGファ環とオル相前提、ファットさんとあいざわ先生きみは太陽 花の下で子どもが眠っている。くるりとまるまって、ちいさな頭をかたわらのひとの膝にのせている。
尖った耳、黒髪がさらさらと風になびく。ファットガムはベンチに両腕をまわし、こどもの眠りを妨げないようにしていた。
足音に気がついたか、その目がこちらに向けられる。その姿はずいぶんと痩せて、戦の激しさをものがたっていた。
「よお」
短いひとことにも西の風情がある。そういえば数日前、会議のために方々からヒーローが集まるという話を聞いていた。返事のかわりに相澤は片手をあげる。ベンチに歩み寄れば、金属の義足がかしゃりと鈍い音を立てた。
昼の陽射しがきらきらと、ファットガムの髪を金色に透かす。秋海棠の花が背後にあって、ベンチのなかばほどを覆っていた。戦況は厳しく、いつであれ予断を許さない、そのなかにあって、ファットガムと眠る子どもの姿はまるで一幅の絵のようだと、そう思ったけれどもそれを口にするのはやめておいた。
2670尖った耳、黒髪がさらさらと風になびく。ファットガムはベンチに両腕をまわし、こどもの眠りを妨げないようにしていた。
足音に気がついたか、その目がこちらに向けられる。その姿はずいぶんと痩せて、戦の激しさをものがたっていた。
「よお」
短いひとことにも西の風情がある。そういえば数日前、会議のために方々からヒーローが集まるという話を聞いていた。返事のかわりに相澤は片手をあげる。ベンチに歩み寄れば、金属の義足がかしゃりと鈍い音を立てた。
昼の陽射しがきらきらと、ファットガムの髪を金色に透かす。秋海棠の花が背後にあって、ベンチのなかばほどを覆っていた。戦況は厳しく、いつであれ予断を許さない、そのなかにあって、ファットガムと眠る子どもの姿はまるで一幅の絵のようだと、そう思ったけれどもそれを口にするのはやめておいた。
はねた
TRAININGファ環+オル相前提のようなそうでないような、ファットさんと相澤先生の話を書きました。相澤先生の足まわりが苦手な方はご注意下さい。
一景 陽は黒衣に馴染まないから、そこばかりが影となる。
相澤はベンチに腰かけている。木造りのそれはすこしささくれていて、その隙間を蟻が這ってゆく。
組んだ足のさき、金属がてらりと鈍く輝いた。靴はベンチの下にあって、脱ぎ捨てたまま転がっている。
義足の継ぎ目には熱が溜まり、うしなったはずの指先がきりきりと痛む。膝のあたりで痛覚をとどめることは最近になって覚えた。頭はしんとしたまま、どこかが痺れたようになる。
金属の足をベンチの上でぶらぶらとさせる。きょうは盛大だなとひとごとのように眺めている、と、どこかで遠く鐘の音がした。戦のさなかにありながら、そうしたところばかり学問の場らしさをとどめているのがおかしい。いまにも生徒たちがあちらこちらから現れてきそうな、けれどあたりは白日のうちに静かだった。
2212相澤はベンチに腰かけている。木造りのそれはすこしささくれていて、その隙間を蟻が這ってゆく。
組んだ足のさき、金属がてらりと鈍く輝いた。靴はベンチの下にあって、脱ぎ捨てたまま転がっている。
義足の継ぎ目には熱が溜まり、うしなったはずの指先がきりきりと痛む。膝のあたりで痛覚をとどめることは最近になって覚えた。頭はしんとしたまま、どこかが痺れたようになる。
金属の足をベンチの上でぶらぶらとさせる。きょうは盛大だなとひとごとのように眺めている、と、どこかで遠く鐘の音がした。戦のさなかにありながら、そうしたところばかり学問の場らしさをとどめているのがおかしい。いまにも生徒たちがあちらこちらから現れてきそうな、けれどあたりは白日のうちに静かだった。
はねた
TRAININGリハビリをする相澤先生と心配するオールマイトを書きました。恋と熱 外は暗い。
ガラス窓に映るのは自分の姿、その向こうに木々の輪郭がうっすらと浮かぶ。昼ともなれば庭の景色が患者の目を楽しませる、そこはいま闇に塗りこめられていた。
あまい人工的な匂いがあたりには満ちている。リハビリ器具や薬剤、床のワックスがいりまじった、そうしてどこかに饐えたひとの熱がある。
掃き清められたフローリングの床に、蛍光灯のあかりがまるく滲んでいた。
平行棒はリハビリテーションルームの隅にあった。
オレンジ色に塗られた棒をつたい、相澤はゆっくりと歩く。静かなあたりに義足の金具と床の触れ合うかしゃかしゃという音がする。
病衣の裾が足にまとわりつく。皮膚と金属の境目がどこなのか、痛みと薬のせいかいまだによくわからない。右足を踏みこめば、喉元に圧迫感のようなものがせりあがる。
2424ガラス窓に映るのは自分の姿、その向こうに木々の輪郭がうっすらと浮かぶ。昼ともなれば庭の景色が患者の目を楽しませる、そこはいま闇に塗りこめられていた。
あまい人工的な匂いがあたりには満ちている。リハビリ器具や薬剤、床のワックスがいりまじった、そうしてどこかに饐えたひとの熱がある。
掃き清められたフローリングの床に、蛍光灯のあかりがまるく滲んでいた。
平行棒はリハビリテーションルームの隅にあった。
オレンジ色に塗られた棒をつたい、相澤はゆっくりと歩く。静かなあたりに義足の金具と床の触れ合うかしゃかしゃという音がする。
病衣の裾が足にまとわりつく。皮膚と金属の境目がどこなのか、痛みと薬のせいかいまだによくわからない。右足を踏みこめば、喉元に圧迫感のようなものがせりあがる。
はねた
TRAINING両片思いからのオル相を書きました。はつ恋の 風が吹いて、空は青い。
なかば開いた窓から夏の匂いが忍びこむ。校舎に沿い生えた木々が、陽を透かして床に薄い光を溜める。
相澤は窓辺に背を預けている。
仮眠室でのことだった。雑然とした室内、中央に据えられたソファにはいま男がひとり腰かけている。ときおりずずとコーヒーを啜る音がした。おなじインスタントコーヒーでもナンバーワンヒーローが飲んでると様になるもんだと、それは口にしないで相澤もマグカップをかたむける。
テーブルの上には何通も、色とりどりの手紙が置かれている。一番上にある菫色の封筒の、筆跡が綺麗だなとそんなことをとりとめなく思った。ナンバーワンヒーローへのファンレターなら気合も入ろうというものかと、おそらくは年齢も住むところもそれぞれだろう差出人たちのことを考えた。
3968なかば開いた窓から夏の匂いが忍びこむ。校舎に沿い生えた木々が、陽を透かして床に薄い光を溜める。
相澤は窓辺に背を預けている。
仮眠室でのことだった。雑然とした室内、中央に据えられたソファにはいま男がひとり腰かけている。ときおりずずとコーヒーを啜る音がした。おなじインスタントコーヒーでもナンバーワンヒーローが飲んでると様になるもんだと、それは口にしないで相澤もマグカップをかたむける。
テーブルの上には何通も、色とりどりの手紙が置かれている。一番上にある菫色の封筒の、筆跡が綺麗だなとそんなことをとりとめなく思った。ナンバーワンヒーローへのファンレターなら気合も入ろうというものかと、おそらくは年齢も住むところもそれぞれだろう差出人たちのことを考えた。
はねた
DONETLでお見かけするオル相を書きました。うららかさんがすきです。
きみはいいこ「先生、わたしね」
少女の上履きのかかとがとんとんと廊下をはねる。ときおり少女のからだごとふわりと浮きあがって、それからゆっくりと着地する。
「なんもかんも、軽ーくなればいいとおもっとった。お父ちゃんの仕事も、お母ちゃんの仕事も、難しいことようわからんけど重たくならんで、みんな楽しくしあわせになれればいいなって」
開けはなたれた窓、夏の日差しが少女の姿も影も白くする。みんみんと蝉が鳴いていた。顎のあたりを汗が滑って、黒ずくめの服にぽつりと染みて消えていく。
だからこんなかな、と少女は笑う。やわらかな声音、うららかさは夏にあっても変わらない。
「だからこんな、ふわふわーってなるようになったんかな」
スカートの裾をひるがえし少女はふりかえる。
1936少女の上履きのかかとがとんとんと廊下をはねる。ときおり少女のからだごとふわりと浮きあがって、それからゆっくりと着地する。
「なんもかんも、軽ーくなればいいとおもっとった。お父ちゃんの仕事も、お母ちゃんの仕事も、難しいことようわからんけど重たくならんで、みんな楽しくしあわせになれればいいなって」
開けはなたれた窓、夏の日差しが少女の姿も影も白くする。みんみんと蝉が鳴いていた。顎のあたりを汗が滑って、黒ずくめの服にぽつりと染みて消えていく。
だからこんなかな、と少女は笑う。やわらかな声音、うららかさは夏にあっても変わらない。
「だからこんな、ふわふわーってなるようになったんかな」
スカートの裾をひるがえし少女はふりかえる。
the_guineapigs
INFO新刊サンプル 「食戟の消太」オル相、全年齢、B5、38P(ゲスト様含む)、500円
※素敵なゲスト様※
灰猫 様 (@xxxKainE)
千乃しき 様 (@sennorkgk)
「料理」をテーマにゲスト来ていただきました。最高でした。ありがとうございます!
7/23 LOVE SMASHは合理的に!
東1ホール オ14b 一酷者 にて配布予定
よろしくお願いします! 7
PSYCHE.
TRAINING🔞オル相🔞※オルマイはマッスルフォームというか若俊典。
ご都合個性とでも思って頂ければ。
雨の日の窓辺でお隣さんに見せつけるように
カーテン全開でラブラブ駅弁エッチしてて欲しい💣
窓細かく描くの面倒過ぎてただの四角www
脳内補完してくださいwww