tkoib
DOODLE※光フィーチャー2スト1話ネタバレ有※事前。R15くらいの友創ショートショートです。
没にしようか思ったくらいのくだらない妄想『大人』話。
耐えきれなくなったら削除します笑
『大人』の話同室の住人が不在の日だけに訪れる、特別な恋人との時間。
友也はベッドで上着を脱ぐ創を見つめながら、ぼんやりとあることを思い出していた。
でもそれはふいに思い浮かんだくだらない下世話な考えで、これから待っている目が眩むような時間を待つこの場には、全くそぐわない。
その想いを友也はすぐに捨て去り切り替えようとしたが、友也の表情の変化に目敏い創は、すぐにその心情の波に気付いた。
「何か考え事ですか?」
これから待ちに待った互いの熱だけに溺れるだけの時間が待っているのに……そう言わんばかりに頬を伝う指先に、友也はドキリと胸を高鳴らせる。
でもこんな大事な時に他所事を考えていた自分も悪い。友也は、正直に今思った事を声にした。
1240友也はベッドで上着を脱ぐ創を見つめながら、ぼんやりとあることを思い出していた。
でもそれはふいに思い浮かんだくだらない下世話な考えで、これから待っている目が眩むような時間を待つこの場には、全くそぐわない。
その想いを友也はすぐに捨て去り切り替えようとしたが、友也の表情の変化に目敏い創は、すぐにその心情の波に気付いた。
「何か考え事ですか?」
これから待ちに待った互いの熱だけに溺れるだけの時間が待っているのに……そう言わんばかりに頬を伝う指先に、友也はドキリと胸を高鳴らせる。
でもこんな大事な時に他所事を考えていた自分も悪い。友也は、正直に今思った事を声にした。
tkoib
DONE #友創まんなかバースデー2022今年もお祭りだ~!企画ありがとうございます!
去年の「アオハル」の続きです。
アオハルの裏側「はい! 今日も始まりましたRa*bitsちゃんねる、今回はおれ、仁兎 なずなと~」
「ダッシュダーッシュで登場だぜ! 天満光がお届けするんだぜ~!」
『Ra*bitsちゃんねる』と大きく印刷された水色のTシャツを着ている二人のトークは、いつも通りの挨拶から始まる。
「ふふ、相変わらず光ちんは元気だな! でも今日は少し大人しめにするんだぞ、だって今日は……」
「ここにお邪魔してるんだぜっ」
二人がすっとカメラ前から横によけると、そこには『Ra*bits 真白友也 紫之創 様』と印刷された紙が貼られた扉が現れた。二人は嬉しそうにその文字を指さしながら、にこにこと微笑む。
「ここはなんと、Ra*bitsのリーダー友ちんと創ちんが出演するスポーツ飲料CM『ピュアな恋心』編、第二弾CMの撮影現場!」
3181「ダッシュダーッシュで登場だぜ! 天満光がお届けするんだぜ~!」
『Ra*bitsちゃんねる』と大きく印刷された水色のTシャツを着ている二人のトークは、いつも通りの挨拶から始まる。
「ふふ、相変わらず光ちんは元気だな! でも今日は少し大人しめにするんだぞ、だって今日は……」
「ここにお邪魔してるんだぜっ」
二人がすっとカメラ前から横によけると、そこには『Ra*bits 真白友也 紫之創 様』と印刷された紙が貼られた扉が現れた。二人は嬉しそうにその文字を指さしながら、にこにこと微笑む。
「ここはなんと、Ra*bitsのリーダー友ちんと創ちんが出演するスポーツ飲料CM『ピュアな恋心』編、第二弾CMの撮影現場!」
tkoib
SPUR ME5/4の新刊の冒頭部分ブラックバニーから1年!ということで、創くんが記憶喪失になる話を書いてます~
冒頭のちょこっとだけなんでかなり短いです
ワンダーランドのその先に△月×日
に~ちゃんからのアドバイスで、今日から日記を書くことにした。と言っても毎日書くのは多分難しい……学年も変わって、Ra*bitsのリーダーにもなったばかりだし。
でもに~ちゃんは書ける余裕がある日に、メモする程度でも構わないって言ってた。忙しい時期が続くようなら休んでもいい、と。
それくらいの緩いペースなら続けられるかもしれない。インタビューとかではRa*bitsの活動を振り返って語る機会もあるし、そういうのにも役立つかも。
自分なりのペースでこの日記は続けていこう。
そんな文面から始まったノートを、机に向かう友也はぱらぱらとめくっていく。春、個人活動が増えてなかなかメンバー皆で会えなかった頃のMDMライブの時期、そして待望のに~ちゃん復帰ライブのポップンパーティー。間にあったドラマティカのレッスンや活動内容、そして先日のアンダーランドのライブ。光の記憶がなくなるという事件が起こり、バタバタと忙しなく準備をした日々は記憶に新しい。
1850に~ちゃんからのアドバイスで、今日から日記を書くことにした。と言っても毎日書くのは多分難しい……学年も変わって、Ra*bitsのリーダーにもなったばかりだし。
でもに~ちゃんは書ける余裕がある日に、メモする程度でも構わないって言ってた。忙しい時期が続くようなら休んでもいい、と。
それくらいの緩いペースなら続けられるかもしれない。インタビューとかではRa*bitsの活動を振り返って語る機会もあるし、そういうのにも役立つかも。
自分なりのペースでこの日記は続けていこう。
そんな文面から始まったノートを、机に向かう友也はぱらぱらとめくっていく。春、個人活動が増えてなかなかメンバー皆で会えなかった頃のMDMライブの時期、そして待望のに~ちゃん復帰ライブのポップンパーティー。間にあったドラマティカのレッスンや活動内容、そして先日のアンダーランドのライブ。光の記憶がなくなるという事件が起こり、バタバタと忙しなく準備をした日々は記憶に新しい。
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DOODLE友創 没にするか迷い中のお題ネタ「創、たまには遠回りしてみないか?」
それは、夢ノ咲学院から星奏館へと向かう学校帰りの道程でのこと。授業が終わると一旦寮へと戻り着替えてからESへ向かう、そのいつもどおりの流れに沿って二人で歩き出した時、友也はそう創へ切り出した。
「遠回り、ですか?」
「うん、今日はESに行ってもお互いサークルの活動もない日だろ。光もに~ちゃんもそれぞれ用事があるみたいでユニット練習もできなさそうだし……ほら、天気もいいしさ!たまには二人で、制服のままどこか遊びに行くのもどうかな、と思って……」
友也は遠回りの理由をまるで台詞のように語りながらも、内心はドキドキと鼓動を上げていた。それはこれが、恋人への超久々のデートの誘いだからだ。
668それは、夢ノ咲学院から星奏館へと向かう学校帰りの道程でのこと。授業が終わると一旦寮へと戻り着替えてからESへ向かう、そのいつもどおりの流れに沿って二人で歩き出した時、友也はそう創へ切り出した。
「遠回り、ですか?」
「うん、今日はESに行ってもお互いサークルの活動もない日だろ。光もに~ちゃんもそれぞれ用事があるみたいでユニット練習もできなさそうだし……ほら、天気もいいしさ!たまには二人で、制服のままどこか遊びに行くのもどうかな、と思って……」
友也は遠回りの理由をまるで台詞のように語りながらも、内心はドキドキと鼓動を上げていた。それはこれが、恋人への超久々のデートの誘いだからだ。