地下の靴下
MEMO「マルシィ/幸せの花束を」からオルピニャです。切ない彼らも好きですがやっぱり心の底から幸せになって欲しいです。
オルピニャはリクエストない限り、めいっぱい愛し愛される彼らを描いていきたいです。
地下の靴下
DONEあかりさんと推しカプ交換絵チャしました🫶私の大好きなオルピニャのオルくんをあかりさん、ピニャくんを私、あかりさんの大好きなジニピニャのジニ先生を私、ピニャくんをあかりさんが書きました!
とても楽しかったです☺️
またやりたい! 2
らいげつ
INFO「SWEET MIXTURE」通販→https://kknt.booth.pm/items/5458544
4/13 フリアメwebオンリー「フリまいてあまいアメ」新刊
A5/64P/全年齢 ¥600
フリアメの描き下ろし漫画5本とweb再録をまとめた本です。
色々なシチュを詰め込みました。
webオンリー開催に合わせて【4/13 10時】から頒布します。
よろしくお願いします。 8
kudouhikaru
PAST140文字で書くお題ったーhttps://shindanmaker.com/375517さんからお題をお借りしました。
君の気配 黒薔薇の飾り枠が刺繍された深い緋色のハンカチ。思えばかつて、これと似たような物をサカキが持っていた。シルバーが自分で選び取った物なのに、気付けば父が選びそうな小物ばかりが集まっていく。どこかで、父の気配を感じていたいのか。
シルバーはため息を吐いて、ハンカチをポケットに押し込んだ。
(了)
149シルバーはため息を吐いて、ハンカチをポケットに押し込んだ。
(了)
kudouhikaru
DONE140文字SSのお題ったーhttps://shindanmaker.com/587150さんからお題をお借りしました。フシギダネがパートナーの世界線のレッドさんなレサカです。
冒頭の短歌も書いたので実質2話書いた。
どこにもいかないで吾の元へ 帰りますよう 祈りつつ おまじないにと 蛙を託す
詠み人知らず
くい、と呼び止めるように上衣の裾を背後から引っ張られた。サカキの気を引こうと幼い頃、シルバーもそうしていたなと思い出し、振り返るとそこにはレッドが居た。
「ん」
メッソン柄のマスキングテープが、斜めに貼られた包み紙を、彼はサカキの胸元に突き出した。ぐいぐいと押し付けてくる様子から察するに、サカキに渡す物らしい。相変わらず、肝心な時には言葉数の少ない男だと、サカキはそれを受け取った。サカキが受け取ったので、レッドの顔つきがようやく柔らぐ。
「何なんだ、これは」
マスキングテープをゆっくりと剥がしながら、サカキは彼に訊いた。包み紙を筒状にして中身を確かめると、ポリゴンフォン用の根付けらしい。蓮の葉にメッソンがちょこんと腰掛けているチャームがあしらわれていた。
1282詠み人知らず
くい、と呼び止めるように上衣の裾を背後から引っ張られた。サカキの気を引こうと幼い頃、シルバーもそうしていたなと思い出し、振り返るとそこにはレッドが居た。
「ん」
メッソン柄のマスキングテープが、斜めに貼られた包み紙を、彼はサカキの胸元に突き出した。ぐいぐいと押し付けてくる様子から察するに、サカキに渡す物らしい。相変わらず、肝心な時には言葉数の少ない男だと、サカキはそれを受け取った。サカキが受け取ったので、レッドの顔つきがようやく柔らぐ。
「何なんだ、これは」
マスキングテープをゆっくりと剥がしながら、サカキは彼に訊いた。包み紙を筒状にして中身を確かめると、ポリゴンフォン用の根付けらしい。蓮の葉にメッソンがちょこんと腰掛けているチャームがあしらわれていた。
とにかくどエロいけんじ
MOURNING別に浮気なんかじゃないけど、勘違いされてしまうような場面を見られたペパーと、見てしまったハルトのお仕置セックスの供養です。もうこれはどう進んでいいのかが分からなくて詰みました…。
ハッコウシティのホテル街。そこで見たのは、知らない男に腰を抱かれた恋人だった。
瞬間で沸き上がる血を僕は収める方法を知らない。
荒くなる呼吸音と戦慄く手は、さながら獣だった。
けれど街のど真ん中のここで怒号を飛ばすのはあまりにもガキくさくて。
今じゃあない。けど早く。
上書きしなきゃ。
「あれ、ハルトもう帰ってたのか!遅くなってごめんな!…てか、電気つけろよな」
僕が家に着いた15分後ぐらいに、恋人であるペパーは帰ってきた。さっきまで知らない人と歩いていた癖に。
「オレもう夕飯食ってきちまったけどさ。ハルトの分は用意してあるから、待たずにレンジでチンすれば良かったのに」
「いい。要らない」
「……え?」
僕の晩御飯をレンジに入れていたペパーに構わず、背後から思いきり腰を掴む。
1462瞬間で沸き上がる血を僕は収める方法を知らない。
荒くなる呼吸音と戦慄く手は、さながら獣だった。
けれど街のど真ん中のここで怒号を飛ばすのはあまりにもガキくさくて。
今じゃあない。けど早く。
上書きしなきゃ。
「あれ、ハルトもう帰ってたのか!遅くなってごめんな!…てか、電気つけろよな」
僕が家に着いた15分後ぐらいに、恋人であるペパーは帰ってきた。さっきまで知らない人と歩いていた癖に。
「オレもう夕飯食ってきちまったけどさ。ハルトの分は用意してあるから、待たずにレンジでチンすれば良かったのに」
「いい。要らない」
「……え?」
僕の晩御飯をレンジに入れていたペパーに構わず、背後から思いきり腰を掴む。
kudouhikaru
DONESSリハビリ兼ねたパシオいつもの長編っぽいレサカ。お題は気が向いたら書くったーさんからお借りしました。
https://shindanmaker.com/255750
0から100まで全部君 最近、パシオが騒がしい。
パシオで事件が起きると、大人達から頼られ、駆り出されているのは新米トレーナーのケイだ。そんな様子を、かつての自分を見るように懐かしく眺め、レッドは帽子を深く被り直した。
「流石に、この件にサカキは絡んでないんじゃないか?」
帽子のツバの下で、辺りを警戒するレッドの視線に気付いたのは、幼馴染みのグリーンだ。
「うん、でも」
レッドは頭を振って、言葉を続ける。
「パシオで起きる事件の中心は、いつもサカキだから」
ああそうかよ、と呆れたようにグリーンが肩を竦めた。お熱いこって、という呟きは、聞かなかったことにして。
(了)
286パシオで事件が起きると、大人達から頼られ、駆り出されているのは新米トレーナーのケイだ。そんな様子を、かつての自分を見るように懐かしく眺め、レッドは帽子を深く被り直した。
「流石に、この件にサカキは絡んでないんじゃないか?」
帽子のツバの下で、辺りを警戒するレッドの視線に気付いたのは、幼馴染みのグリーンだ。
「うん、でも」
レッドは頭を振って、言葉を続ける。
「パシオで起きる事件の中心は、いつもサカキだから」
ああそうかよ、と呆れたようにグリーンが肩を竦めた。お熱いこって、という呟きは、聞かなかったことにして。
(了)