クラドセラキの夢(東棟)
PROGRESS240509 とあるゲームで主人公と相棒のキャラクターを、眠そうな学者と半竜の男風に作って遊んでいる。ゲームの性質上主人公はあまり映らないので残念だけど、デフォルトの目鼻を組み合わせているのに顔の作画がかなり私っぽいので、動いてるの見るとすごく楽しい。背景グラフィックも綺麗。ちなみに相棒は「恋人に限りなく近い友人」として動くので普通にBLしてくれるよ無課金故のペアルック😂 4
趣味テクト
DONE綾時とモブ女子。女子に名前がついているが意味はなにもない。このファル主【https://poipiku.com/9777319/10190123.html】から続いている。
実質ピンクのワニ概念。 3955
クラドセラキの夢(東棟)
DOODLE2024.3.18-19 手を動かしてなさ過ぎたのでリハビリに。全員初めて描いたんですけど、三次元絵は楽しい。描き手によって注目する(=良いと思うポイント)が違うのが面白いよね。しかし不思議なのが、自分で描いても何かあんまり……萌えない。絵柄はこれでいいんだけど 2
クラドセラキの夢(東棟)
TRAINING2024.2.10-2.15 ポーマニやってみたけど全然集中できないとりあえず時間制限なしで模写→お手本をレイヤーにして重ねる→どれだけズレてるかチェック→ズレ修正して肉付け(マンガ絵変換)みたいなのをしてみた 体の形をとるより服着せる方が訳わからん
ちなみにポーズのチョイスは、30秒ドローイングモードとか言うので自動で出てきたものを描きました。お尻と背中が苦手なので練習になる 4
ニウカ
MEMO沙代さんと呉服屋(モブ)それぞれの土俵で戦う村の女たち
彼女を正面から見据えたとき、背後に続く道の険しさを感じたのだ。
呪縛 清らかな真冬の雪解け水に肩まで浸かり、丁寧に髪をとかすお姿は霊的な荘厳さに満ち溢れていた。
思わず吐息とともに「まるで天女さまだわ」とうっとりつぶやくと、裸体を隠して身を縮め「どなた?」と仰る。蚊の鳴くような怯え声に慌てて「ご無礼をお許しください。『染井屋(ソメイヤ)』のトメと申します」と正直に答えた。
ややあって「まあ! いつもお着物を仕立ててくださる?」と明朗におたずねになり、私は大層驚く。
「はい、そうです。まさかご存知だったとは」
「貴女のお母様から聞いておりました。わたくしと年の変わらない娘がいると」
少しお時間をくださいな、といいながら唐突に立ち上がるので、私は咄嗟に顔を背けた。一糸纏わぬ生白く麗しいお体をこの卑しい両目に入れるなど、同じ女であっても大罪だ。彼女のすべては由緒正しき我々の師、龍賀の下にある。本来は当主の許可なく言葉を交えることすら許されない。こんな不躾な行いを村の者に見られたらと思うと、全身が震え上がってしまう。
2312思わず吐息とともに「まるで天女さまだわ」とうっとりつぶやくと、裸体を隠して身を縮め「どなた?」と仰る。蚊の鳴くような怯え声に慌てて「ご無礼をお許しください。『染井屋(ソメイヤ)』のトメと申します」と正直に答えた。
ややあって「まあ! いつもお着物を仕立ててくださる?」と明朗におたずねになり、私は大層驚く。
「はい、そうです。まさかご存知だったとは」
「貴女のお母様から聞いておりました。わたくしと年の変わらない娘がいると」
少しお時間をくださいな、といいながら唐突に立ち上がるので、私は咄嗟に顔を背けた。一糸纏わぬ生白く麗しいお体をこの卑しい両目に入れるなど、同じ女であっても大罪だ。彼女のすべては由緒正しき我々の師、龍賀の下にある。本来は当主の許可なく言葉を交えることすら許されない。こんな不躾な行いを村の者に見られたらと思うと、全身が震え上がってしまう。
ニウカ
MEMO水木と水木昭和十八年末 ニューブリテン島にて
バイエンで戦う先鋭部隊が、ついに最期の時を迎えるとの通達があった。
直ちにラバエルの兵士を整列させ「燦然と散る同志に敬礼を」と熱弁をふるう参謀殿に倣い、右手を恭しく持ち上げた水木の心内は「気の毒に」のひと言に尽きる。同情ではない。誇らしさでもない。明媚な白浜に体中の臓物を撒き散らして横たわる彼らを想い、ただ安らかであれと願いたいだけだ。どうかあたたかな南の陽光と幾億もの星の煌めきが、嘘偽りなき優しい場所へ彼らを導いてやってほしい。
水木の信念に日本国への大義はない。世情柄それを口にした途端、不敬罪であの世行きだが心は自由だ。ただ、態度には現れていたのか「おまえは欲のないタマ無しだな。隊旗が穢れる。俺たちの見えない後方で女の様に炊事でもやれ」と、若人でありながら前線を外された。正直ありがたい話である。自分は先陣を買って出るような気骨溢れる男の神格化に理解が示せない。だからこそ後方にて、少しでも犠牲者がでないようにと支援できるくらいで丁度いい。
1400直ちにラバエルの兵士を整列させ「燦然と散る同志に敬礼を」と熱弁をふるう参謀殿に倣い、右手を恭しく持ち上げた水木の心内は「気の毒に」のひと言に尽きる。同情ではない。誇らしさでもない。明媚な白浜に体中の臓物を撒き散らして横たわる彼らを想い、ただ安らかであれと願いたいだけだ。どうかあたたかな南の陽光と幾億もの星の煌めきが、嘘偽りなき優しい場所へ彼らを導いてやってほしい。
水木の信念に日本国への大義はない。世情柄それを口にした途端、不敬罪であの世行きだが心は自由だ。ただ、態度には現れていたのか「おまえは欲のないタマ無しだな。隊旗が穢れる。俺たちの見えない後方で女の様に炊事でもやれ」と、若人でありながら前線を外された。正直ありがたい話である。自分は先陣を買って出るような気骨溢れる男の神格化に理解が示せない。だからこそ後方にて、少しでも犠牲者がでないようにと支援できるくらいで丁度いい。