東海道本線の独白俺が幹線？？？
って突然に計画を変えられて、今までのは何だったんだよ。
って思うけどそんなこと言ってられないし
上の人には文句はいえない。それに従おう。


.........で？俺が本線刀を？私鉄上がりの奴らに付与するのか？嘘だろ。
俺以上に上に振り回されてるやつらだぞ。
.........まぁ、国のものらしく、毅然とした態度で振舞わないとな。

.....嫌だなぁ千葉あたりのメンツとか襲ってかかってきそうだし、金持ちの甲武とかなんて顔するんだか。考えたくない。




｢歓迎する。｣と彼らを呼びつけ定型文をいう。
あぁ、本心だよ。ちゃんと本心だ。君たちの父が遺した跡、鉄道の子を責任もって残していきたい。国の繁栄させるためにも。



はぁ、本線刀を渡す度に何かしら言われなくても伝わる。言ってくるやつもいる。
悔しいか、腹立つか、憎い。だよなわかるさ。すきに喚けばいい。その辛み恨みは俺が背負う。もう仕方ない事だからな。

そして、その感情らは、俺のお上に言えない 気持ちの代弁のようで。

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山陽鉄道に斬られた。千葉のやつですら斬ってこなかったので油断していた。
『牙のひとつくらい胸に持って生きてたんだぜ？』
と言われたとき。俺は知らなかった。

俺は国生まれで後ろ盾がある。
あいつらは私鉄生まれだ。確かに、その身1つで闘ってきた。その分の思入れの違いは大きい。

俺にはあの言葉は重かった。あの重さをまとまるために強くならなければ。
俺が幹線なのは悔しいけどな、それを飲み込んで、
お上振り回された奴らと共に。井上さんの言った国家繁栄の礎になるんだから。