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    D_m_k_s

    MOURNING使わなくなった遺書です。
     前略 お世話になった皆様へ。
     私、加藤美穂は令和4年6月1日をもって自分を殺すことを決めました。5月10日、病院にて診断書をもらった日に覚悟を決め、この3週間の休みの間お世話になった方へのあいさつをしようと思いました。家族をはじめ、小中高で出会った友人に挨拶をして回りました。死ぬということについては話してはいませんでしたが、どれも私の中で素敵な思い出になりました。この場にて感謝いたします。ありがとうございました。
     自分を殺める理由と致しまして、まず第一に家族との不仲が原因です。
     おそらく、母は母なりに私を愛してくれたのでしょうが、私にはそれが苦痛でしかなく、母に束縛されているような気持になりました。中学2年から発症した鬱を黙っていたのはそのためです。母は精神疾患についてあまり理解がありませんでした。そんな母に相談することもできず、私はストレスで胃に穴が開きました。その当時の私にはそんな知識もなく、ただお腹を下してるだけかと思いましたが、日中は立っているのも無理で、座ってもいられず、毎日保健室のお世話になっておりました。当時の保険医の方に「何時間寝ているの」「ご飯は食べてるか」を聞かれましたが、その当時不眠症も患っており、2時間睡眠で、胃痛が収まらないこと、食事をとると吐き戻すこと、お腹を下すことがあり、ジュースやお茶、スープなど固形物を避けて摂取していました。そのことを素直に保険医に話したところ心配してくださったのを覚えています。
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    モデルのマイクちゃん×物理教師の相澤の話です。
    四季とごはんネタ。
    ふたりごはん秋夜22時半。
    それほど大きくない通りのそれほど綺麗でもない、こじんまりとした中華料理屋の暖簾を二人の男がくぐる。
    「いらっしゃいませ~。あら、こんばんは」
    「ども」
    「まだ時間大丈夫?」
    「大丈夫よ。あと10分待ってお兄さんたちが来なかったら閉めようと思ってたとこだけど」
    うふふ、と笑いながら女将さんは油で少しべたつくカウンター席を年季の入った布巾で拭き続ける。

    仕事が早く終わった日は二人そろってこの店に来るのが日課になっていた。
    同棲して早三年。引っ越してきた頃は今より忙しくなかったこともあり、二人でよく近所の飲食店を開拓していた。ちょっと小洒落たイタリアン、大人気ラーメン屋、少しお高めな焼肉屋などなど。色々と食べ歩いた末に落ち着いたのが、ここの中華料理屋だった。かなり年季の入った見た目で、隣の新しくできたラーメン屋と見比べると一瞬入るのを躊躇してしまう。しかし、逆に言えばそれでもこの地で長年店を構えることができるのというのは、それだけ美味いということであり、自分たちのようにこの店を気に入って足繁く通う客がいるということなのだろう。
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