レオドン前提の混色可愛い
ミケランジェロは兄弟の中で一番小さいけれど、決して軽いわけじゃない。
「マイキー……重い…」
背負った装備の更に上に覆い被さる末っ子のせいで手元が揺れる。
レオと喧嘩したからドニーといる!と、いきなり飛び込んできたミケランジェロがコアラよろしく離れなくなって小一時間程。
放り出そうとしても駄々こねるし、変な労力かけたくないのでそのままにしておいたがいい加減背中の負荷が大きい。
どうせ喧嘩の内容もくだらないことなんだろうし興味もない。
それに、ドナテロはどうやら当て馬らしいので変に首突っ込むのも嫌だった。
「そんなこと言わないでよ、こんなに可愛い弟がずっと一緒にいてあげるって言ってるんだよ?」
言葉にしてはいない筈なのにミケランジェロはドナテロの両頬を掴むと強引に上を向かせた。
満面の笑みを浮かべる姿にそんな言葉を言われれば、何かを言い返すのも億劫だ。
「第一なんで僕のところなの、ラファエロのとこでもいいんじゃない?」
過保護極まってるラファエロならきっと構い倒してくれるだろう。
それが若干鬱陶しいと思っているであろうことは知っているからちょっとした嫌味のつもりだった。
しかし首を振るミケランジェロの態度、どうやら消去法というわけではなさそうだ。
「レオにはこれが一番効くんだよ」
頬を寄せると生暖かい生物の感触は、正直あんまり好きじゃない。
でもミケランジェロのそれは柔らかくて、美味しそうな匂いがして、振り払う程ではないと思ってしまうのだ、不思議なことに。
「な、なんで??あと、ちょっと苦しい」
しかし一層強く力を込めたミケランジェロの腕は、思ったより首にキマっててちょっと呼吸が、しんどい。
「まぁまぁ、レオが謝ってくるまで協力してよ。見返りはディナー後に焼き立てウーピーパイをひとつ追加。どう?」
でもその提案を良く考えてみた。
「悪くないね」
こうして、片方は意図がわからないまでもひとつの同盟が結成されたのだ。
ミケレオのあの悪友感が大好きだし、ナルシの癖にあんま自覚ないドナちゃんはきっといる
レオが折れるより先に長男がとってもしょぼしょぼしそう