新ミケレオ前提のMRDミケレオ前提のラフドンとマイキー
付き合いたてミケレオに巻き込まれRシリーズ
「ねぇねぇ突っ込まれるのってやっぱ最初は痛いの?」
なんでもない日の昼間、そんな平和は一瞬で破られた。
奥で盛大に吹き出しているラファエロを尻目に、ドナテロは呆れたように溜息を吐いた。
「マイキー、TPOって知ってる?」
「ティーンエイジパプリカオクトパス?」
そわそわとした様子で目を輝かせる姿は愛らしいものだし言動もまた素っ頓狂だ。
それだけならいつものことなのに、すっと真剣な顔になって口から出た内容は、振出に逆戻り。
「だって痛がらせたら可哀想じゃん」
あ、マイキーがトップなんだ、そっかあ。
まあでも、楽観的で行き当たりばったりの末っ子がそういった思考になるのは悪い事じゃないか、と言う方面で納得することにした。
元から優しい子であるし、大事にしてくれるならそれはそれで。
「ラフに聞きなよ」
でも、巻き込まれるのは嫌。
突然振られたラファエロは持っていたカップを叩きつける勢いで立ちあがった。
「ハァ!?おいドニー!」
「えぇーだってラフ乱暴だし参考にならなさそう」
「なんだとコラ!」
「だから反面教師にすればいいんだよ」
「確かに!流石ドナちゃん天才!!」
手を叩いて喜んでいたミケランジェロが輝いた表情でラファエロを見、それに気付いた彼が脱兎と逃げ出してくのが見えた。
後を追いかけていくミケランジェロを見届け、静かになった部屋でドナテロは作業に戻った。
その夜そんなに痛くしてたか、てラファエロがおずおずと聞いてきた。
自分の胸に聞いてみて欲しい。
あけすけなこと言ってても許されるのがマイキーの特権みたいなところあるし、こういう会話してて欲しさある
これをレオが預かり知らぬところでやってるのが良