新ドナレオ前提リバップルです
「お前意外と意地が悪いよな」
部屋に戻るなりくぐもった声が聞こえた。
枕に半分顔を埋めたままのレオナルドの傍に腰かけると、見上げる恨みがましい目の下は膨らんで少し腫れているようにも見える。
「そう?その割には気持ちよさそうにしてたけど」
「一方的過ぎる」
「その言葉一昨日の自分に言ってやりなよ」
持ってきた水のペットボトルを振ると、起き上がったレオナルドは素直に受け取った。
それなりに回数はこなしたつもりだったけどレオナルドは既に動けるくらいに回復したらしい。
動け無さそうなレオナルドに代わり同じく動かない身体に鞭打って部屋を移動し手早く本当の意味で寝る準備を整えたドナテロの方がダメージが多いようにすら思う。
痕跡を残したままの自分の部屋を明日片付けなければと思うと正直気が重い。
「僕はレオよりずっと体力がないからね。ちゃんと満足してもらえるように探求しているだけなんだけど」
口元は水分補給に忙しいみたいなので代わりに頬に唇を寄せる。
少し前のこと、それなりに回数こなしたと思ったのに物足りないらしいレオナルドに散々上に乗って搾り取られた。
それからドナテロは自分が上になる時は準備を怠らないようにしている。
以前色々持ち込もうとした(自作だから安全なのに)怒涛の勢いで怒られたので、セックスの時に使えそうなあれこれは持ち込めない。
だからいつも見様見真似でつけた手腕ででレオナルドが泣いて懇願するまで射精させて、そうしてようやく挿入して慎ましやかに、なんていかに献身的だって話だ。
少しは労って欲しいものだと溜息をついたところで、首裏を掴まれ引っ張られた。
ベッドに沈んでいたとは思えない力でベッドに沈むと、合わさった唇から冷たい水が流れ込んでくる。
合わさった唇の熱さとの喉元を通る生ぬるさが実にアンバランス。
「今の俺を見る気はないのか?」
泣き腫らした瞼の中に沈む眼光の鋭さがアンバランスで、背筋を通り抜けるのは寒気なのか、熱量なのかわからない。
未来の自分に嫉妬してることきっと本人は気付いてないんだろう。
「…とんだ殺し文句だね」
気だるい身体がもう少し動けたのならその場で押し倒しても構わないくらいだった。
きっとレオナルドもそう望んでいたと思うのだが、あいにくドナテロの右手は既に疲労で痙攣しかけてるくらいには疲労度が濃い。
「……ドニー、明日から修練増やそう」
その言葉には答えずにドナテロは部屋の電気を消した。
不満げな顔を隠せば夜の時間はもう終わりだ。
DLの時は本番入る前に前戯で5回くらいイカせないとこっちが死ぬ、ってドナちゃんが言ってました