魔導学校女子組「お化粧」
魔導学校での放課後。教室に1人、ピンクの巻き毛の女の子が鏡を見ている。
ラフィーナ「うふふふっ…♪」
リデル『あの…ら、ラフィーナさん…?』
「ん?あらリデルさんじゃない」
『あっ…あの、鏡を見て、何をしてるんですか…?』
「何って顔のチェックよ、レディは顔が一番の決め手ですもの、しっかり整えていかないと、ですわ」
『お顔、ですか?そう言えば、ラフィーナさん、いつもよりお顔の雰囲気が違うような…』
「まぁ!リデルさんに分かってもらえるだなんて!わたくし、『お化粧』を少し変えているんですの」
『お化粧…?ですか?』
「ええ、リップを少し明るめの色にしてみたんですの、どうかしら」
『へ〜…わ、私はお化粧した事ないから、よく分かりませんが、かわいいと、思います…』
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