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    kanosaya

    @kanosaya

    支部にあげにくいものをなげます。空ディルから入部したのですがディル空先に転がり落ちたのですみません。空ディルの空くんとディル空の空くんは別個体で、空ディルのディルックさんとディル空の旦那は別個体です。

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    kanosaya

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    身内で盛り上がっていた現パロの自分担当部分
    (空ディル夫婦とディル空)
    支部のそれぞれを現パロに持ってきた感じ。

    高校進学で家庭の事情でお世話になる先を探していた嫁空ちゃん(ディル空の空くん)が同性だと思っていたディルックさん(ディル空の旦那)のところにお世話になって一悶着あってくっついたけど、ディルックさんと同じ顔をしたらお姉さんに『高校卒業までは我慢しなさい』と言われた二人という設定

    #ディル空
    dillSky
    #女体化
    feminization

    空くんの18歳の誕生日にディルックさんに抱かれて、それ以降は何もなく、卒業までは一緒に寝るだけの2人『何が欲しい?』
    そう、ディルックさんに聞かれたのでぼくは素直に答えた。
    形ばかりの夫婦だからせめて抱いて欲しいーまさかそんな事を言うと思ってたなかったのかディルックさんは本当に驚いた顔をしたけれど、ぼくの気持ちをわかってくれたのか引き寄せてくれた。
    誰にも教えていないけれど、ぼくの旦那さんはディルックさんだ。
    色々あって、既成事実も何もないのにディルックさんはぼくと籍を入れてくれた。ディルックさんが指にはめている指輪と同じものをぼくは持っているけれど、指にははめられなくてこっそりと忍ばせている。まだ早いから『本当にぼくがちゃんも奥さんになった時に指にはめてね』と言ったら微笑んで小さく頷かれた。ちなみにディルックさんの指にはまっている指輪はぼくが頼まれてはめた。見た目の印象を裏切る少し節張ったぼくよりはるかに大きな手をつかまえて、ゆっくりととおした。2人きりの誰もいない不思議な時で、ディルックさんが少し嬉しそうだったのを覚えている。


    目を覚ますと赤い髪が視界に入った。
    そんなぬいぐるみ持ってたかなとか思いながらもぞもぞと寝返りを打ち、違和感にぼくは目を覚ました。ぼくはディルックさんの腕の中で寝てたみたいで、おまけに何も着ていない。驚いてベッドから落ちかけたところを横から伸ばされた手に入れ助けられた。
    「危ないから…」
    「ディルックさん?」
    「おはよう空」
    「お…おはよう」
    「身体は大丈夫かい?」
    「からだ…あ」
    ぼくは慌ててふとんにもぐる。
    見間違いでなければぼくの身体はすっぽんぽんで、おまけにところどころ赤い痕がある…これってつまりアレだよね?え?
    ぼくが勢い余って布団を引っ張ってしまったせいでディルックさんがちゃんと下を履いているのが見えた。よかった。
    「あの…ディルックさん?」
    「なんだい?」
    ずるりと落ちかけたところを引き寄せられる、ぼくは昨夜を思い出す。
    そしてディルックさんの顔を至近距離でみて声にならなかった。
    『空…』
    『いた…』
    『やめておくかい?』
    『いやだよ…ディルックさんもっと』
    泣きながらももっととせがむぼくの額にディルックさんが唇を落とした。初めて抱かれるぼくの身体は一度も受け入れたことはない。もっと勢いでどうにかなるのかと思っていたけれど、体の事を考えたらそれはダメだとコンコンと諭された。ディルックさんにならされ柔らかくされたぼくの身体はそれでも処女だったので最初は痛かった。それでも段々と痛みに勝るものがぼくの身体を支配していった。ただびっくりしたのはこんなに綺麗な顔なのにこんなに美人なのに意外とディルックさんは脱いだら男性だったことだ。もちろん鍛えているのは知っていたからそれなりとは思っていたけれど、あまりの差に驚いてしまった。
    痛みがなくなる頃にはぼくの中をディルックさんが動いていて、濡れた音が恥ずかしくて泣きたかった。気持ちいいからだよと言われても、初めてのことでぼくにわかるはずもなくて。コンドーム越しの熱にぼくは何度も甘い声をあげた。こんな風に自分がなるなんて思いもよらなかった。
    『君の中はあついね』
    『やだ…』
    ディルックさんがいるからだよと言いたいけど言えるはずもない。お腹の奥が熱に飢えていて誰かの熱をあんなにもを求めてしまうなんて最初はわからなかった。

    「空?」
    「うわ、あわ」
    「ほら危ないよ」
    引き寄せられ、ぼくはディルックさんの胸に顔を押し付ける羽目になった。信じられない。自分から言い出したとはいえ顔を見るのが恥ずかしいし、何も着ていないのも恥ずかしい。かと言って、このままもだもだしている場合でもない。
    ディルックさんの胸から顔をあげ、ぼくはその綺麗で大好きな顔を見る。
    「ねえディルックさん」
    「なんだい?」
    「ぼく、おかしくなかった?」
    「なにがかな?」
    「ディルックさんに抱かれたけどおかしくなかった?」
    「可愛かったよ」
    「もう!そうじゃなくて」
    「何も僕は君を抱けて満足したとでも言えば良いのかな?」
    「お粗末さまでした」
    「ほら、君こそ大丈夫かい?」
    「大丈夫だよ…多分」
    だってまだ起きたばかりだ。ぼくには壊滅的に経験値が低い。たまに学校で気怠そうに「あーだるい、昨日むりした」とか言ってる子いるけど、無理も何もぼくはキャパオーバーだよ。すでに寝起きの顔を見て恥ずかしさのあまり大変なことになってしまっている。
    「ねえディルックさん」
    「なんだい?」
    「ぼく、本当にディルックさんのおくさんでいいの?」
    「君以外考えられないけれど…」
    「リードしたりご奉仕したり何もできないよ?」
    ぼくの返事にディルックさんが盛大にむせた。
    「き、君たちの年頃はそんな話を学校でするのかい?」
    「しないけど、聞こえてくるの」
    「彼氏に揉んでもらったら大きくなったとか」
    「君も揉まれたい口なのかい?」 
    「そりゃあもう少し大きい方が…ってディルックさん」
    「わかったよ。余計なことは言わないから」
    それよりとディルックさんか口を開いた。
    「今日は一日、僕も休みをとっているんだ。君とのんびり過ごしても良いかな」
    「本当に?」
    「本当だよ。2人でのんびりこのままダラダラ過ごしても良いし、出かけても良い。君がこの間見たいと言っていた映画を見ても良いし…」
    「じゃあ、甘いもの食べたい」
    「君、甘いものは控えるって言ってたんじゃないのかい?」
    「一緒に行ってみたいお店があったんだ!いつも忙しそうだからって我慢してたんだけど…良い?」
    「良いよ。帰りに明日の朝ごはんも買ったら良いし」
    「すごい、これってデートだね」
    「そうか…言われてみればそうだね」
    「神子様に言わないと」
    「八重さんに?」
    「うん、ディルックさんとお出かけしたいけどなかなか予定が合わないんだよって言ってたら一緒に行こうって行ってくれてたんだ」
    八重さんはぼくとディルックさんの共通の知り合いで、なにかと気にかけてくれる。
    たまに面白がることもあって、そもそもぼくとディルックさんが一緒に住むことになったのもぼくたちがお互いの性別を誤解していることを知っていながら訂正しなかった八重さんとウェンティのせいだ。
    まぁ、それがあったから今があると言えばあるから強くは言えないけど。
    『童、何かあれば言うのじゃぞ』といつも何かあるたびに言ってくれる。
    「成程……彼女の一番のお気に入りだからね。これはまたそのうち何か言われそうだ」
    「え?何が」
    「何もないよ。他にも何かあるなら言ってくれれば出かけよう」
    「うん」
    頷くとぼくはディルックさんにぎゅうっとしがみついた。

    ⭐︎⭐︎
    ディル空で書いている二人で、八重神子さんとウェンティはその話に出てくる二人です。嫁の空くんは前世の記憶はありませんが、旦那と八重神子とウェンティはあります…。
    なかみのないはなし
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    kanosaya

    MEMO身内で盛り上がっていた現パロの自分担当部分
    (空ディル夫婦とディル空)
    支部のそれぞれを現パロに持ってきた感じ。

    高校進学で家庭の事情でお世話になる先を探していた嫁空ちゃん(ディル空の空くん)が同性だと思っていたディルックさん(ディル空の旦那)のところにお世話になって一悶着あってくっついたけど、ディルックさんと同じ顔をしたらお姉さんに『高校卒業までは我慢しなさい』と言われた二人という設定
    空くんの18歳の誕生日にディルックさんに抱かれて、それ以降は何もなく、卒業までは一緒に寝るだけの2人『何が欲しい?』
    そう、ディルックさんに聞かれたのでぼくは素直に答えた。
    形ばかりの夫婦だからせめて抱いて欲しいーまさかそんな事を言うと思ってたなかったのかディルックさんは本当に驚いた顔をしたけれど、ぼくの気持ちをわかってくれたのか引き寄せてくれた。
    誰にも教えていないけれど、ぼくの旦那さんはディルックさんだ。
    色々あって、既成事実も何もないのにディルックさんはぼくと籍を入れてくれた。ディルックさんが指にはめている指輪と同じものをぼくは持っているけれど、指にははめられなくてこっそりと忍ばせている。まだ早いから『本当にぼくがちゃんも奥さんになった時に指にはめてね』と言ったら微笑んで小さく頷かれた。ちなみにディルックさんの指にはまっている指輪はぼくが頼まれてはめた。見た目の印象を裏切る少し節張ったぼくよりはるかに大きな手をつかまえて、ゆっくりととおした。2人きりの誰もいない不思議な時で、ディルックさんが少し嬉しそうだったのを覚えている。
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