僅對你執著·番外·Afterglow在紫狐去了韓國的幾個月後，KSP聽從了米姬的建議，收拾行李飛去韓國，準備迎接紫狐的發情期。
米姬預測的時間還是很準確的，紫狐接到落地的KSP幾小時後，發情期洶湧激烈，來得毫無保留。

而認清了心意的KSP，完全超出紫狐的預想，沒有讓她休息的時間，連做到一半她從發情期裡稍微清醒，想爬去床頭喝水，也被對方攬住腰拉回來挺進，整個人瞬間又軟成一灘水。
然後她直接成結了。

再度醒來的時候是夜半，Seki懷疑自己是不是穿越到哪裡去打了一仗才回來。疼痛是小事，身上青紫相間的印記讓她臉上染上紅暈，可是回想起那與愛人緊密結合的感覺——那種毀天滅地、無法無天的快感，Seki翻身，把臉頰埋在枕頭裡偷笑起來。

女人敲打鍵盤的聲音從旁邊傳來，應該是在聯絡廠商事情，她敲打鍵盤的聲音並不連續，Seki又躺了一會才慢悠悠的起床，走到衣櫃前時私心大起，從裡面取出一件與她身材並不相襯的T恤穿上。

Ａの肖像　第一章（続き２）　ふたりは当て所なく続く廊下を歩いていく。
　どこともしれない不可思議な場所ではあるが美術館であることだけは確かである。飾られた絵画や彫刻が動き、こちらをじっと眺めたりと不穏な動きをする以外は。
　薄暗い照明と最小限の装飾。人間は駆藤と与一だけだけのはずが、うるさいくらいに人の気配がする。
　美術館とは基本的に飾られた美術品に視線を向けるために通路や装飾に気を遣っている。人がいても気にならないことよう工夫されていることの多い印象であるが、この場所は人がふたり以外存在しないにも関わらず落ち着かない騒がしさだった。
　そんな中をふたりは周囲を警戒しながら並んで歩く。
　ドアを潜ってたどり着いたさきは、エントランスのようになっており、壁にそれぞれ男女の絵が飾ってあった。その絵の前には肘から先だけの手が、何かを求めるように指を開いた状態で床から突き出ていた。

翠雨の節十二日、君と過ごす幸せ「ただいま、ユーリス…寝るならベッドで寝ようよ。風邪ひくよ。」
ベレスを待ちながらソファで読書をしていたら、どうやら寝落ちしていたらしい。
折角俺の名前を呼んでくれる機会だというのに、勿体ないことをした。
「いや、あんたを待ってたんだ。」
「ここのところ、仕事が詰まってて、遅くなるから先に寝てていいのに。」
「いやいやいや、そういうわけにはいかねえだろ。あんたが頑張ってるのに…いや、そもそも頑張り過ぎじゃねえか、あんた。」
「うーんそうかな？」
「そうだって。」
この一週間くらい、ベレスが寝室に入ってくるのは日付が変わるころ。正直そこまで働き詰めで心配になってくる。いくら大司教とはいえ、頑張り過ぎだ。
最初のうちはこういう日もあるかと一人で寝る夜を何日か送ったこともあるが、少しばかり、自分のことをおろそかにし過ぎだ、彼女は。というわけで、彼女を待つようになった。
「何がしたいのかは知らねえけど、自分を大事にしてくれ。」
「わかった、努力する…」
今日のところは、彼女が折れたわけだが、そんな上手いこと事が運ぶわけもなく、また数日俺は同じような目に遭ったのだった。