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    kazura12_R

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    2周年ガチャが出なすぎて心を癒すために書きたいところだけ書いたブラオスポメガバース

    サブスタンスの影響でポメラニアンになったオスカーの話「詳しい説明は省略するがオスカーがポメラニアンになった」
    「は?」
     何言ってんだこいつ?という予想通りのリアクションをしたアキラと、同じような顔で困惑しているウィルに腕の中の白くてふわふわとした生き物を見せ、もう一度真剣な表情で「オスカーがポメラニアンになった」と伝えた。

    「本当にオスカーさんなんですか?」
     目をキラキラさせたウィルが「ワン」以外口にすることが出来ない代わりに全力で頷くオスカーを膝に乗せ、その横で「俺にも抱っこさせろよ!」とアキラがうずうずした様子でオスカーの両手を握り上下に揺らしている。
    「おそらくサブスタンスの影響だと思うが、最近人間がポメラニアン化する現象が複数報告されている。ノヴァ博士によるととにかく甘やかしたり沢山撫でてあげれば元に戻れるそうだ」
    「甘やかす?薬とかねぇの?」
    「今はこれ以外の治療法がないそうだ」
    「そうなんですか……それじゃ俺たちでオスカーさんをいっぱい甘やかしますね!」
     アキラの膝に移動したオスカーがくぅん、と二人に向けて鳴いた。おそらく「すまない」とでも言っているのだろう。
    ──本音を言えば俺が甘やかしてやりたいところだが。
    「オスカー、すまないがまだ仕事が残っていてお前を甘やかしてやれない。俺が戻るまでウィルとアキラに可愛がってもらうんだぞ」
     ふわふわの頭を撫でてやると、オスカーはその手に頭を擦り寄せた。
    「二人とも、あとは頼んだ」


    ✳︎✳︎✳︎


     日付が変わる少し前、普段より早足で戻ってきたサウスセクターの部屋の前に着いたと同時に内側からドアが開いた。
    「お帰りなさい、ブラッドさん」
     オスカーを腕に抱いたウィルに出迎えられ、少々驚きつつ「ただいま」と返事を返す。
    「よく俺が帰ってきたことがわかったな」
    「オスカーさんがそわそわし始めたのでそうじゃないかと思って」
     それを肯定するかのように、オスカーがぱたぱたと尻尾を振った。全身を使って気持ちを伝えようとするオスカーの姿にブラッドの頬がゆるむ。
     普段も分かりやすいといえば分かりやすいが、犬になってもオスカーはオスカーだ。
    「オスカーさん、さっきまでソファーで寝てたのに急に起きてドアの前まで走って行ったんですよ。よっぽどブラッドさんに会いたかったんですね」
    「そうか……遅くなってすまなかったな。ウィルもこんな時間までオスカーといてくれて助かった。もう夜も遅い、あとは俺が」
     両手を広げウィルからオスカーを受け取ると、頭をブラッドの胸に押し付け尻尾も丸まってしまった。
    「ふっ、どうやらドアの前に駆け寄ってきたことをバラされたのが恥ずかしかったようだな」
    「あっ、すみませんオスカーさん!」
     腕の中にあるふわふわとした温もりを優しく抱きしめ、ブラッドは小さく笑った。
     まだ謝罪しようとするウィルにもう休むよう促し部屋に戻ると、自分のベッドにオスカーを下ろした。
     戸惑うようにくるくるとブラッドのベッドの上を歩き回るオスカーに「シャワーを浴びてくるからここで待っていてくれ」と言い残し急いで風呂に向かう。
     一日の疲れを癒したいところがが今日ばかりはそんなことをしている場合ではない。
     身体を綺麗にし部屋に戻ると、オスカーはブラッドのベッドの隅で丸まって眠っていた。自分のベッドにいてくれたことにほっと胸を撫で下ろし、起こさぬようそっと抱き上げ隣に寝かせると、スンスンと鼻先を動かし擦り寄ってきた。
     本人は気づいていないが、普段ベッドを共にすると深く寝入ったオスカーは無意識にブラッドに擦り寄ってくることがある。
     犬になっても全く同じ行動をとるオスカーの姿に微笑を浮かべ、自分よりも小さくなってしまった身体を抱き寄せた。
    「おやすみ、オスカー」


    end


    書きたいことだけ書いたので補足
    翌朝オスカーが目覚めたらブラッドさまの腕の中で目覚めて寝顔眺めてたらブラッドさまも起きて超いい笑顔で「おはよう」言われてあわあわしてたら元に戻った。
    けど全裸なのであとはまぁそうゆうことです。

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    すいぎんこ

    DONEブラオス小話。こしのさんの素敵イラストのネタをお借りしました。エリ雄本編とは違うような似たような、なんかふわっとした設定です。友情出演で、今回も🍺がいます。
    一発逆転ジャックポット(ブラオス)「ええと、普段の時給は16ドルです。でも今日はホールなので、もう少し高いとは思うのですが」
     大真面目に答えたオスカーの言葉に、男は珍しいマゼンダ色の瞳を大きく見開いた。その後ろからは馬鹿笑いと称して良い声量の笑い声。最近入ったという怠惰なディーラーの声を聞きながら、オスカーは困惑に眉を下げた。


     時は遡ること数時間前。いつも通りオスカーは己が勤めているカジノに出勤していた。オスカーが今身を置いているカジノは繁華街の路地を入ったところにある、まあ言ってしまえば「あまりよろしくない」類の店で、ブラックとグレーの間をギリギリ綱渡りしているような店だった。
     カジノとしても違法性が高く、バックにヤバい組織が絡んでいると黒い噂があるとかなんとか。それだけ知っていても、身寄りもないストリートチルドレン出身の青年を雇ってくれる貴重な店であるだけに文句は言えず、今日も彼はお仕着せのガードマンの制服に腕を通して配備位置に着こうと従業員通路を歩いていた。
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