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    やのはら

    @yano_hara

    やのはら。
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    やのはら

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    蓮鳳会ルート 中盤くらい首領救出戦
    前の話と繋がる予定だけど前の話はまだできてません ははは

    蓮鳳会ルート 首領救出戦▶全ルート共通

    奕辰
    「分かっている罠にハマりに行くとは、さすがは首領と言ったところか…」

    燗流
    「首領、楽しそうでしたね。あの程度の相手に負けることはないと思いますが」

    家乐
    「うーん、でもねぇ。罠の罠の罠〜とかがないとも限らないし。様子は見に行った方がいいと思うなぁ。」

    「…てか、フツーは首領が一人で行くのがおかしいんだけどね。こういうのってトップが出てっちゃダメじゃない?」

    明明
    「なぁに、家乐くん。首領のやることに文句でもあるの?」

    家乐
    「あー、なんでもないデース。(出たよ、首領過激派…)」

    奕辰
    「…ひとまず、各々一人使える人間でも連れて首領の様子を見に行くか。危なそうであれば助ければいいし、問題なければ放っておけばいい。…放っておいてもいい気がするが」

    家乐
    「エ、幹部全員行くんですか?それはちょっとコッチが手薄になりません?」

    明明
    「華鈴さんにお留守番頼んだら大丈夫だよ。それに、長期で居なくなるわけでもないし」

    奕辰
    「まぁ、1日もあれば済む。移動含めてな」

    燗流
    (…華鈴さんってよくよく考えたら蓮鳳会の構成員ではないはずだが…まぁ首領がいいならいいのか。)

    明明
    「それに…弱い子が行っても、首領の助けにはならないでしょ?」

    家乐
    「アハハ!言うねぇ、明明サンも。それもそっか」

    奕辰
    「では、用意でき次第直ぐに出発するぞ。首領が全てを片付けて帰ってくる前に。」

    *●●本拠地 付近*

    燗流
    「…人が多いですね。構成員全員出張っているのか…?」

    奕辰
    「この辺りからなら様子が伺えるはずだが…」

    明明
    「…いた、首領!あそこ!」

    ――心悦が敵陣の真ん中にいるのが見える。
    囲まれているようだ…

    家乐
    「アララ…状況最悪、ってヤツ?」

    燗流
    「どうしますか、奕辰先輩。俺たち全員で行ってもいいですが…」

    奕辰
    「いや…首領はある程度一人でも戦える。…半分は首領の元へ、もう半分は向こうの戦力を削れ」

    明明
    「はい!承知しました!」

    家乐
    「じゃあ振り分けは…」

    ▶奕辰、明明ルートの場合は心悦の元へ行くことになる
    ▶家乐、燗流ルートの場合は敵の戦力を削りに行くことになる

    燗流
    「…では、また後で」

    奕辰
    「――行くぞ、貴様ら」

    ▶奕辰/明明ルート共通

    奕辰
    「首領は…クソ、案外遠いな」

    明明
    「なるべく急ぎましょう!いくら首領でもあの人数相手に一人じゃ無茶です!」

    →二手に分かれて行きませんか?

    奕辰
    「…そうだな、片方でも着くのが早い方がいいだろう」

    「よし、貴様らはそっちから。僕らはあっちから向かう」

    明明
    「はい!よし、行こう!」

    奕辰
    「行くぞ、遅れるな」

    →はい!

    *●●本拠地 本陣*

    ●●構成員
    「ははは!蓮鳳会の首領直々に乗り込んでくるとは、随分威勢がいいじゃねぇか!」

    「この人数相手に、勝つつもりで来たのか?ははは!馬鹿もいいところだぜ!」

    心悦
    「…おいおい、俺もナメられたもんだなぁ?」

    「俺は全部勝つつもりで来てるぜ。お前らに負けるつもりなんて微塵もねぇ。傷一つでもつけてみな。」

    ●●構成員
    「ナメやがって…おいお前ら!こいつで遊んでやれ!」

    「俺たちが受けた屈辱、絶対に返せ!」

    心悦
    「くくっ、遊ばれるのはどっちか、まだ分かってねぇみたいだな。」

    「――来な。"遊んでやる"ぜ、お前ら」

    ▶戦闘:●●構成員
    編成条件:心悦のみ
    勝利条件:8ターン経過

    心悦
    「俺に勝とうなんて、10年…100年?」

    「――いや、お前らには一生無理だな。大人しく負けな。」

    ▶勝利:8ターン経過

    心悦
    「はははははは!どうした、そんなものか?」

    「怖気付いてもうかかっても来れないか?」

    「――その程度かよ」

    ▶奕辰ルート
    *●●本拠地 本陣*

    奕辰
    「――首領!」

    →間に合った!
    →加勢に来ました!

    心悦
    「あれ?小奕、来たの?」

    奕辰
    「来たの?じゃない、この馬鹿!本当に一人で乗り込んでいくヤツがいるか!」

    「立場を考えろ、立場を!」

    心悦
    「うへぇ、お説教は後でいいって。ちょうどいい、コイツら全部ぶっ殺して帰ろうぜ」

    「聞きたいこと、聞けたしな。もう用はねぇ」

    奕辰
    「…家乐と燗流が戦力の分散に当たっている。明明もいるぞ」

    心悦
    「はは、俺一人のために手厚いねぇ」

    奕辰
    「そういう立場の人間なんだ、いい加減自覚しろ」

    心悦
    「はいはい。さて…」

    「――蓮鳳会の者共に告ぐ!」

    「目の前の敵は殺せ!以上!」

    「…で、いいか?」

    奕辰
    「あぁ、及第点だな」

    心悦
    「及第点かよ!?」

    →二人とも、前!

    奕辰
    「――見えている。」

    心悦
    「はははっ!お前らが来てくれてより遊びやすくなったなぁ、少奕!」

    ▶戦闘:●●構成員
    編成条件:奕辰・心悦・主人公(プレイヤー)のみ
    勝利条件:●●構成員の全滅

    心悦
    「行くぞお前ら!」

    奕辰
    「フン、言われなくとも」

    →任せてください!
    →やれるだけやります!

    心悦
    「期待してるゼ、○○♡」

    ▶3ターン経過

    明明
    「首領!申し訳ありません、遅くなりました!」

    心悦
    「お、明明もご到着か。援護頼むぜ♡」

    明明
    「はいっ!仰せのままに!」

    ※戦闘に明明、蓮鳳会構成員1人が加勢する

    ▶勝利:●●構成員の全滅

    心悦
    「フッ。だから言ったのによ。」

    奕辰
    「やれやれ…世話の焼ける…」

    明明
    「首領はお一人でも大丈夫だったと思いますが、早く片付くに越したことはないですもんね!」

    ▶明明ルート

    *●●本拠地 本陣*

    明明
    「――首領!」

    →間に合った!
    →加勢に来ました!

    心悦
    「あれ?明明、来たの?」

    明明
    「首領、良かった…!心配だったんです、お一人で向かってしまったと聞いて…!」

    「首領ならお一人でも充分かと思いましたが、それでも…この人数相手だと疲れてしまうかと…」

    心悦
    「ははは!疲れちゃいねぇが、腑抜けばっかりで遊び足りねぇくらいか」

    「それに、聞きたいことは聞けた。もう用はねぇ」

    明明
    「…家乐くんと燗流くんが向こうの戦力を削ってくれてます。奕辰さんももうすぐこちらに着くかと」

    心悦
    「はは、俺一人のために手厚いねぇ」

    明明
    「当たり前です。首領のためですもの」

    心悦
    「くくっ、いい部下に恵まれたもんだ。さて…」

    「――蓮鳳会の者共に告ぐ!」

    「目の前の敵は殺せ!以上!」

    「…で、いいか?」

    明明
    「はい、最高です!流石首領!」

    心悦
    「そうだろ〜?よし、やんぞ!」

    ▶戦闘:●●構成員
    編成条件:明明・心悦・主人公(プレイヤー)のみ
    勝利条件:●●構成員の全滅

    心悦
    「行くぞお前ら!」

    明明
    「はい、首領!」

    →任せてください!
    →やれるだけやります!

    心悦
    「期待してるゼ、○○♡」

    ▶3ターン経過

    奕辰
    「…無事だな?」

    心悦
    「お、小奕もご到着か。援護頼むぜ♡」

    奕辰
    「僕が来なくてもなんとかなったんじゃないか?」

    「…まぁいい、さっさとコイツらを殺すぞ」

    ※戦闘に奕辰、蓮鳳会構成員1人が加勢する

    ▶勝利:●●構成員の全滅

    心悦
    「フッ。だから言ったのによ。」

    奕辰
    「やれやれ…世話の焼ける…」

    明明
    「首領はお一人でも大丈夫だったと思いますが、早く片付くに越したことはないですもんね!」

    ▶奕辰/明明ルート共通

    心悦
    「やー、楽しかった!」

    奕辰
    「………………………」

    →(すごく何か言いたそうだ…)
    →(呆れてる…)

    明明
    「あの人数相手に堂々とした立ち回り…はぁ、心悦様、素敵…」

    奕辰
    「あぁ、コイツらといると頭が痛くなってくる…」

    心悦
    「そう言うなって。大方片付いたし、家乐と燗流の方も助けに行ってやるか?」

    奕辰
    「その必要はないだろう。敵を片付けたらこちらに来るはずだ」

    明明
    「燗流くんと家乐くん、どこまで敵を引きつけに行っちゃったんでしょう。全く見当たらないけど…」

    奕辰
    「…………はぁ。アイツらもそうバカな犬じゃない、放っておいても飼い主の元に帰ってくるさ」

    明明
    (…燗流くんと家乐くんのことをサラッと犬呼ばわりした…)

    (…あ、でも首領の犬になれるの…いいかも…)

    ――ひとまず危機は去った。
    家乐と燗流の帰りを待つとしよう…


    ▶家乐/燗流ルート共通

    家乐
    「いやぁ、数が多いねー。そりゃそうか、向こうも必死なんだもんねー。」

    燗流
    「前線は任せてください」

    家乐
    「うんうん、ヨロシクー。じゃ、突っ込んでくのは燗流クンに任せるとして」

    「私は燗流クンに続くよ。後ろから援護してあげる〜」

    燗流
    「助かります。…どっちが多く倒せるか勝負でもします?」

    家乐
    「あーソレイイね〜!一人目も〜らいっ!」

    燗流
    「あ!ズルですよ、今のはカウント無しです」

    家乐
    「こういうのって早い者勝ちでしょ〜?ハイ、もう一人!」

    →あの…敵が
    →囲まれてますけど…

    燗流
    「――あぁ、問題ない。"わざと"囲まれるようにした」

    家乐
    「その方が暴れやすいもんね。てことで、君もいってらっしゃ〜い♡」

    →え!?
    →私も!?

    ▶戦闘:●●構成員
    編成条件:燗流・家乐・主人公(プレイヤー)
    勝利条件:●●構成員の全滅

    燗流
    「負けませんよ、家乐先輩」

    家乐
    「ハイハイ、今のとこ私の方が勝ってるけど?」

    燗流
    「さっきのカウントは無しですからね!」

    ▶勝利:●●構成員の全滅(※家乐の攻撃で勝利時)

    家乐
    「ハイ!私の勝ち〜!燗流クン残念だったね〜、僅差で私の勝ち〜!」

    燗流
    「流石家乐先輩…俺が殺しそびれた敵を仕留めてカウントするとは効率がいい…」

    家乐
    「それ褒めてんの?貶してんの?」

    燗流
    「褒めてますよ」

    家乐
    「ホントかよ…」

    ▶勝利:●●構成員の全滅(※燗流の攻撃で勝利時)

    燗流
    「っし!これで俺の勝ちですね、先輩!」

    家乐
    「あーあー、負けちゃった。燗流クンってホントこういう倒すだけの単純な任務に向いてるよね〜」

    燗流
    「ふっ、ありがとうございます」

    家乐
    「いや褒めてねぇし!嫌味言ったんだけど!」

    ▶家乐/燗流ルート共通

    家乐
    「あー楽しかった。残ってるヤツもういないよね?」

    燗流
    「はい。一人残らず。首領のところにいるヤツらで最後でしょう」

    家乐
    「じゃ、私たちも首領のところに行こっか。向こうも終わってるかな〜」

    燗流
    「そうですね、奕辰先輩方ならもう済んでいるかと。残りがいても俺が斬り伏せます」

    家乐
    「ははっ、頼もしー。絶対終わってるよもう」

    ――敵の全滅を確認した。
    首領の元へ向かおう。

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    Replies from the creator

    やのはら

    MOURNING心悦と明明が初めて会った時の話。めちゃ途中で終わるけど 完成するか分からないので供養も兼ねて
    明明と心悦の出会いの話(途中で終わります)――日、――――金品を目的とした強盗が発生し――
    父親、母親、長男の遺体を、偶然出掛けていた長女が発見――心因的なショックが強く――近隣住民から改めて通報が――犯人は未だ逃走中――目撃証言を集め――回復次第、第一発見者であり唯一の生き残りである長女から話を――


    差し出された写真に映る、幸せそうに笑う家族。そのうちの一人である褐色肌の少女を施設長は「この子です」と指さした。

    「ふーん、この子が明明?」
    「はい。…ですが、その…事件のショックが強すぎるのか、何も話してくれなくて。かろうじて筆談なら…」

    名前や年齢、書類上分かること以上のものは知らないのです、と施設長は首を振る。

    一家強盗殺人事件、唯一の生き残り。それが、この家族写真に映る少女――明明だった。家族の変わり果てた姿を一番に見てしまったらしい彼女は、事件後保護されてからずっとこの調子だと話には聞いている。俺が援助しているここの孤児院に引き取られたのはたまたまだったが、今回援助の件で電話した際、明明のことを聞き興味を持って施設まで足を運んだ。時折様子を見に来てはいるが、個人的な目的を持ってここへ来たのは初めてだった。
    2051

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