ドムサブ壮環 あらすじswitchである環は昔からdomの父に虐待されていた、dom状態で抵抗できるのが環だけだから母と妹を守るのに必死だった。switchは珍しくて危険だから人に何か聞かれたらnormalと答えなさいと母に言われる、そして母が亡くなる。
normalと偽って生きてきた環だが、今まで父以外のdomにsubの欲求を感じたことがなかった。
環は、subとしての欲求を満たされることは、大嫌いな父に支配されることに喜びを感じているようで思い出すだけで吐きそうになる程苦痛なことだった。
母や妹が目の前で暴行を受けると、環はdomへとswitchした。
しかしカースト的に上位に立つ父には歯が立たなかった。それでも唯一抵抗できる環が父に暴力を振るった。subである母と妹には絶対に手を出さなかった。
環は父を殴ったあと、吐き気や貧血、不眠に見舞われる。自分が父と同じように人に向かって手を出してしまった後悔と、subに対して絶対に支配するようなことをしないと決めているため欲求が満たされずに起こることだった。
妹が行方不明になり、環はアイドルになる。
オーディションに向かう途中、綺麗な顔をした、品の良さそうな男に出会った
手が触れた瞬間、静電気のような何かが環を貫き、環は自分の意思とは関係なしにその場へたり込むように跪いた。
すぐにわかった。こいつはdomだ。
父意外の人間に、本能的にsubにされるのははじめてのことだった。