「なんで急に？」
　突然のリオセスリからの言葉に目を丸くしたタルタリヤは、なんとか言葉を絞り出した。だって、突然だったからだ。

　タルタリヤは昨日、部下たちと飲んで騒いで、気分の良いままリオセスリとホテルで落ち合ってセックスをした。恋人ではないがお互いずるずると続いて、しかし割り切っていた関係……だったはずだ。
　
　情事終わりの気怠くも少しだけ浮ついた気分のなか、第一声が付き合おうなんて言い出したリオセスリに、目を丸くして冒頭の台詞、そしてすこし湿った疑心暗鬼の視線を向ける。
　「前々から考えていたことだ。ただ公子様に疑われるほどムードもないまま、たまたま今日言ってしまっただけさ」
　疑う視線は消えないどころか、何か物申したげな雰囲気まで醸し出すタルタリヤに、リオセスリは片手で頭を撫でるだけで、何も言わずに水を取りに部屋を出て行った。水なんてこのホテルには部屋に備え付けてあるのに、だ。

【もちもち】腹内一刻钟我这边还是觉得好尴尬啊！对不起但是为什么总是显示出来一部分文字呃呜呜呜呜呜我顶一下我的天呢好尴尬……



当灵异事件的起因不是灵体而是妖怪的时候，这件委托已经不在望持心灵相谈所的业务范围之内了。用来勉强拖住那妖怪的竹刀被卷入它的腹下折断，若不是剑持及时放弃武器恐怕现在他就在对方长条的身躯裹挟下窒息了。满地的符纸看似杂乱却形成了相当有效的拘束阵，然而在布阵完成后没过多久两人便一同被那巨大的虫型妖怪吞入了腹中。
准确来说，那妖怪其实是被法阵上的能量蛰痛了，恼羞成怒地朝着椎名张开了嘴，赤手空拳的剑持来不及反应，本想把对方推开，却误入了妖怪的捕食范围之内，两个人呜呜哇哇地惊声叫着，在妖怪合上嘴巴、外界的光线被完全遮蔽之后朝着深处落去。