◆プランニング
・見せたい表現やそのために必要なものをできる限り書き出す
・フレームの外や前後の流れも想定しておく
・書き出した内容からアングル/ショット/レンズなどの撮り方を選ぶ
・メインとして見せたい表現や要素を3つ程度に絞る
・見せたい表現や要素の序列を作る
・序列に対比などの面白さを加えられる要素を探す
◆配置やレイアウト
・見せたい表現のジャンルに合わせてアスペクト比を選択する
・オブジェクトの塊を大まかな層として前景/中景/遠景に分ける
・分けた層を黒/灰/白の大まかなシェイプに振り分ける
・見せたい表現からシェイプの形・並び・占有率などのバランスを考える
・シェイプに沿った視線誘導の流れを作る
・三分割法や黄金比などの比率に合わせて配置する
※1 フレーム自体もシェイプやラインとして含めて考えること
◆グレートーンの範囲の選択
・前中遠に分けた層をさらに3段階のトーンで分ける
◆カラーパレットの選択
・グレートーンを基にメインとなる3色程度を決める
・70/25/5%の割合を表現に合わせて選ぶ
・想定したライティングから色合いを3段階(3色)程度に分ける
※2 トーンパレットともに分けた層の範囲を超えないように
◆ライティング
・見せたい表現に合わせキー/フィル/バックライトなどを用いて照らし方を考える
・想定したライティングから必要な情報(照り返しやリムライトなど)をオブジェクトに足す
◆補足
・いずれの工程も分割を深くしていくことで絵の情報量が増す。絵柄や表現に合わせて調整できるともっといい
※1 キャラクター自体をフレームに見立てればキャラデザインにも応用できそう
※2 範囲を少し外す、もしくは足すことで絵の見所を強調できる