ジュンブラ🦚🌟(前戯前)結婚式を終えた夜。
リビングで一緒に紅茶を飲みながら、どこかぼんやりとした顔で彼女が言った。
「なんか、夢みたいだね……」
「そうだね。ずっと一緒にいたいって思ってたけど、今日、本当に"夫婦"になったんだなって……」
コップを置いて、彼女の手をそっと取る。
指先を優しく撫でながら、静かに言葉を重ねた。
「ねえ、星ちゃん……ベッド、行こうか」
その声は低く、優しく、だけど確かな熱を含んでいて。
星がわずかに瞬きをしてから、ふわりと笑って頷いた。
「……うん」
星を抱きかかえてベッドへ行く。軽くて、細い。触れてしまえば折れてしまいそうだ。
そんな彼女を今日、初めて抱く。
付き合っていた時代、何度か手を出せそうな雰囲気にはなったが自由奔放な彼女にふわりとかわされていた。
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