イデ監(グレア)まず大前提グレアっていうのはDom/SubユニバースのDomが使える(?)殺気というか、圧、オーラ…みたいなものです。これを浴びるとSubちゃんは服従欲が抑えられなくなっちゃうんですよね、良くも悪くも。そしてグレアにもランク付けのような力差があるので、Dom同士でも他人のグレアにやられちゃったりするんですよ…それで自分のSubちゃんを守ったりね。
簡単な説明はさておき…書きたいとこだけ書いてます。多分清書すると思うのでいつかまた出てくる話しになりそうなんですけど、今後の展開をチラ見せということで……(前置き長くてすみません)
自分のSubに対して向ける怒りのグレア
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私が先輩からもらったネックレスを外した時だった。
「ねぇ……何してんの?」
「っ、ぁ、……あ、せんぱ…」
「それ、僕、外していいって言った?」
「ごめ、ごめなさ……っ」
強い怒りがこもったグレアに当てられて、膝がガクガクと震える。
「お、お風呂…は、入ろうと…おも、…っ」
身体が勝手にkneelして、先輩の足元にフラフラと座り込んでしまう。
「それ外さなくて大丈夫なやつって説明してなかったっけ?」
「っ、え、あ…っ」
「ま、どっちでもいいや。まだまだダイナミクスについて無知の君に教えてあげないといけないことがたくさんありますなぁ…。」
先輩が座り込んで、私に目線を合わせた。
「…お仕置きしてあげるから、おいで。」
「っ……は、はぃ…っ」
私の返事を聞いた先輩が立ち上がり、射抜くような視線で見下ろす。いつもの優しい瞳ではない、冷えきったイエローアンバーの光が私に突き刺さる。
くるりと向きを変えた先輩の背中を見つめながら、これからされることに恐怖と不安…少しの期待を募らせて私が固まっていると
「おいでって言ったんだけど、聞こえなかった?」
「ぁ、ぁ……っ、ごめん、なさいっ」
「謝罪は結構、早く来なよ。…僕をこれ以上怒らせないで。」
更に強まったグレアに私は、震える身体をどうにか奮い立たせて先輩の後ろを追った。
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他のDomに対して向ける牽制のグレア
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(先輩以外のコマンド…っ、絶対に従いたくない!!)
耐えようにも、もう限界で今にも床に膝が着きそうになっていた時…ビリビリッと身体を見知った圧が駆け巡った。
「僕のSubに何してんの……?」
「せ、先輩…っ」
「監氏大丈夫?…よく従わずに耐えてくれたね…」
あまりの強いグレアに意識が飛びそうになるが、褒め言葉と向けられた優しい目線に一気に私の心が満たされていく。
「もう、結構限界でしょ…君は寝てて?……僕は今からやることがあるから。」
先輩の優しいコマンドに私はゆっくりと瞳を閉じた。
「さて…僕のSubに手を出したんだ。それなりの覚悟はあるんだよね?」
あとで聞いた話しだけど、私の事を無理やり従わせようとしていた彼らは先輩の圧にやられてその場で失禁してぶっ倒れてしまったらしい。
「フヒヒッ哀れですなぁ…どう?無理やり従わされる気持ちww…一生そこで床でも舐めてろ雑魚。」
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これと前回に書いたうっかり出ちゃったグレア等…まだまだ色々ありますけど、なーんて美味しい設定なんでしょうかねぇ…